サイバーセキュリティの世界で台頭するクラウドストライクという会社

サイバーセキュリティに関する世界の人々の関心が高まる中、クラウドストライクという会社が注目されています。2019年にNASDAQに上場したシリコンバレーのスタートアップ企業は何をする会社で、今後どのように展開するのでしょうか。クラウドストライクをご紹介します。

クラウドストライクという会社

クラウドストライク・ホールディングス(CrowdStrike Holdings)【CRWD】は、2011年にセキュリティソフト大手マカフィーのCTOを務めていたジョージ・カーツ氏と、同じくマカフィー出身のロシア人セキュリティエンジニアのドミトリ・アルペロビッチ氏、そしてシステムエンジニアのグレッグ・マーストン氏の三人が設立したスタートアップ企業です。

クラウドストライクは、マルウェアやメール攻撃などのサイバーアタックから企業を守るサイバーセキュリティプラットフォーム「ファルコン」を開発、クラウドベースで提供しています。また、サイバーアタックの脅威をあらかじめ察知する脅威ハンティングサービスなども提供しています。同社のプラットフォームは、北朝鮮によるソニーピクチャーズのサイバーアタック事件などでも使われ、サイバーセキュリティの世界では最高峰のプラットフォームのひとつとされています。

業績も好調、ユーザー数も増加

そんなクラウドストライクですが、業績も非常に好調です。2020年1月に発表された同社の2020年度決算によると、同期間中の売上高は4億8140万ドル(約505億4700万円)で、前年同期比で93%の増加となっています。売上高のほとんどが「ファルコン」のサブスクリプション売上で、その額4億3630万ドル(約458億1150万円)、前年から99%の大幅増加となっています。

一方、GAAP(米国一般会計基準)ベースでの営業収支は2840万ドル(約29億8200万円)の赤字ですが、キャッシュフローは6610万ドル(約69億4050万円)のプラスとなっています。期末時点での同社のキャッシュ保有残高は9億1210万ドル(約957億円)と潤沢です。

モジュール追加によりさらなる売上の増加も

なお、「ファルコン」では、ユーザーが必要な機能を必要な分だけ利用するモジュール形式でサービスを提供しているため、今後モジュールがさらに増えると同社により多くの売上をもたらす可能性があります。実際に、ユーザーによるモジュール利用は増加しており、ユーザーごとの売上単価が上昇しています。

サイバーセキュリティにおける脅威が高まるほど、クラウドストライクのビジネスチャンスが広まることから、同社のビジネスは今後相当に拡大する可能性があります。サイバーセキュリティの世界における申し子のようなクラウドストライクですが、今後の展開に大いに注目です。

(参照サイト)
https://www.macnica.net/crowdstrike/falconhost.html/
https://cutt.ly/HkiKlhD

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