株価はテスラより割安?ローズタウン・モーターズとはどんな会社か?

昨年2020年8月、ローズタウン・モーターズがSPAC(特別買収目的会社)のダイアモンドピーク・ホールディングスと合併し、NASDAQにIPOを果たしました。創業からわずか1年のスタートアップ企業のIPOはアメリカの多くの投資家を驚かせましたが、このローズタウン・モーターズとはどんな会社なのでしょうか。

GMの閉鎖工場を譲り受けて創業

ローズタウン・モーターズ(Lordstown Motors)【RIDE】は、一言で言うとEVのピックアップトラックのメーカーです。ピックアップトラックとは、後部に解放式の荷台を備えた大型トラックで、アメリカ人とりわけ田舎に住むアメリカ人が大好きな車種です。ローズタウン・モーターズは、このピックアップトラックの電気自動車版を作っているのです。

なお、ローズタウン・モーターズの社名ですが、GMのセダン型乗用車「シボレー・クルーズ」を生産していたオハイオ州のGMローズタウン工場に由来しています。GMは、アメリカで三番目に大きいローズタウン工場でシボレー・クルーズを年に40万台生産していましたが、2019年に生産打ち切りが決定されてしまいます。それをローズタウン・モーターズの創業者が引き継ぎ、EVのピックアップトラック「エンデュアランス」を製造する計画を打ち上げたのです。

GMの施設をそのまま活用

ローズタウン・モーターズのスティーブ・バーンズCEOによると、ローズタウン・モーターズはGMのローズタウン工場時代に使われていた施設をほぼそのままの状態で活用し、「(テスラモーターズのように)工場がロボットで埋め尽くされている状態ではない」と説明しています。GMの施設をそのまま活用することで初期投資と製造コストを抑え、柔軟な価格設定を可能にしています。

ローズタウン・モーターズは、現在のところ「エンデュアランス」の価格を52,500ドル(551万円)としていますが、これはGMのピックアップトラック「ダッジラム」の71,790ドル(約754万円)よりも割安です。

株価もテスラモーターズより割安?

バーンズCEOは、ローズタウン・モーターズはこれまでに「エンデュアランス」の事前予約を5万台分受け付けたと発表しています。「エンデュアランス」は今年9月から出荷が開始され、2022年には年間60万台生産される予定です。

現在、テスラモーターズの株が高値で取引されていますが、ローズタウン・モーターズの株は、テスラモーターズの株よりも相応に割安で取引されているといっていいでしょう。「エンデュアランス」の出荷が始まり、期待されていた数字が現実のものとなれば、株価は大きく上昇する可能性があります。ローズタウン・モーターズには今後も注目です。

(参照サイト)
https://jp.reuters.com/article/us-lordstown-motors-future-idINKBN27W21M

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