ファストリー|すべてのクラウドと連携するエッジクラウドコンピュータを運営

[FSLY/NASDAQ]Fastly, Inc.
https://www.fastly.com
業種:ソフトウェア

目次

沿革・会社概要

ファストリー【FSLY】は2011年に設立された、米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置く、エッジクラウドプラットフォーム企業です。より高速でより信頼性の高いオンラインコンテンツを提供するために必要なコンテンツ配信ネットワーク(CDN)を運営しています。開発者が自分のものとして採用できる、信頼性の高いエッジクラウドプラットフォームを提供しています。

同社のサービスはGoogle Cloud Platformと連携し、コンテンツ配信、バックエンドワークロード、インフラストラクチャコスト及びスケーラビリティのためにユーザーのインフラストラクチャ及びアプリケーションロジックを拡張します。ほかに、ストリーミングメディアサービスやエッジクラウドプラットフォームなどを運営。小規模企業よりもむしろ最大規模で最も洗練された企業向けにサービスを提供しており、2020年には、米国で収益の約3分の2を生み出しています。

セグメント情報

◎Enterprise customers事業
売上(百万USD)
FY20  256
FY19  175
FY18  -

顧客企業に対して高速かつ安全、スケーラブルなオンライン体験を提供し、ユーザーの期待に応え続けるためのサポートをおこなっています。世界各地に配信拠点を設置しており、プログラマブルでアジャイルなソフトウェア開発をサポートするようにゼロから設計された強力なエッジクラウドプラットフォームを構築しています。このエッジクラウドプラットフォームにより、技術的イノベーションの加速、進化し続ける脅威への対策、そしてオンデマンドでのスケーラビリティを実現します。

◎Non-enterprise customers事業
売上(百万USD)
FY20  34
FY19  26
FY18  -

企業以外の顧客の売上です。

直近決算情報

《FY21Q3(7~9月)11月4日発表》
売上:8700万USD(約98億円) 前年同期比 22.8%
純利益:-5600万USD(約-63億円) 前年同期比 -0.48% 
ROE:-27.2%
ROA:-15.2%
PER:-倍
PBR:4.2倍
時価総額:4,221百万USD
(※PER、PBR、時価総額は12月3日株価より算出)

2021年第3四半期の収益は、前年同期比23%増の8,700万ドルでした。一方で、純利益は前年同期比で0.48減となっています。

CEOであるジョシュア・ビクスビー氏は、「今期に入って上位顧客からのトラフィックが戻ってきたことを報告でき、たいへんうれしく思っています。当社のグローバルエッジクラウドネットワークは、オンラインコンテンツの作成、保護、配信の未来になると信じています。また投資と実行を続けるなかで、開発者の獲得、セキュリティ製品の強化、企業顧客の採用の促進などを通じて、2025年までに10億ドルの収益を達成することに注力し、目標を実現するための明確なマイルストーンを設定しました。今後の四半期でさらに議論する新製品の強力なロードマップと組み合わせ、先々の行方については楽観的に考えています」と話しています。

今後の展望

同社のエッジクラウドプラットフォームは、開発者コミュニティにサービスを提供しているBrightcove、Shopify、Drupal、Magento、WIX、Adobe Portfolioなどの大手PaaSベンダーのバックエンドとして選ばれています。これらのパートナーが顧客基盤を拡大するにつれ、同社もパートナーと共に成長し、潜在的に顧客になる可能性のある開発者との接点を提供していくことが期待できます。同社はこれまで、口コミと優れた製品の提供に基づいて成長してきました。しかし、次の成長ステージに向けて、ブランドとデジタルマーケティングの取り組みを大幅に増やし、様々な業種の開発者とビジネスの意思決定者をターゲットにしたキャンペーンを実行していく予定です。また、それに応じて積極的にネットワークの規模を拡大していくことも検討しています。

また、同社はAzureやAWSなどのパブリッククラウドにとらわれないという点でもメリットがあります。すべてのクラウドと連携し、異なるインフラ間のトラフィックをルーティングします。つまり、顧客は単一のプラットフォームですべてのネットワークを監視しながら、ユーザーが好きなクラウドベンダーと連携することができるのです。

まとめ:ファストリーの将来は明るい

今回はエッジクラウドプラットフォームの会社であるファストリーの状況を説明しました。ファストリーは投資妙味の高い会社なのでぜひ投資を検討してみてはいかがでしょうか?

もし個別銘柄に投資をするのが怖い場合、おすすめはGOファンドです。GOファンドは運用担当者の顔を見ることができ、少額からネットで簡単に投資ができます。安定感だけでなくパフォーマンスも良いファンドになりますので検討してみてはいかがでしょうか?

SBI証券なら業界最安水準の手数料!最低0ドル!

《参考》
https://jp.reuters.com/companies/FSLY.N
https://www.motleyfool.co.jp/archives/8887
https://beikoku-stock.com/2021/10/05/fsly-buying-opportunities/
https://strainer.jp/companies/14512

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

米国株ナビでは、米国株の最新トレンドやおすすめ証券会社に関する情報を毎日発信しています。
https://twitter.com/home

コメント

コメントする

目次