米国株の連続増配銘柄を一挙紹介-毎年配当を上げている銘柄はどれ?-

米国株は日本株に比べて上昇期待が高く多くの方が投資をしています。

キャピタルゲインを狙っている方が多いかもしれませんが、米国株の中には毎年配当を上げている連続増配銘柄も人気です。

そこで今回は米国株の連続増配銘柄について紹介しますので参考にしてください。

目次

米国株の連続増配株とは

米国株は日本株に比べて配当が高いことで有名ですが、毎年配当を上げている株もあります。

そのような株を連続増配株といいます。連続増配株のメリットやデメリットについてわかりやすく説明をしますので参考にしてください。

連続増配株のメリットとデメリット

連続増配株のメリットは、毎年配当が上昇することでしょう。

キャピタルゲインに比べて、インカムゲインは地味な収入だと思われがちですが、安定して入ってくる収入であることから、近年、特に注目されています。

またデメリットについては連続増配株は人気が出る傾向にあるので株価が上昇してしまう可能性があることです。なかなか安値で買えないのはデメリットになるかもしれません。

連続増配株の選び方

連続増配株の主な選び方についてまとめました。主な選び方は4つです。

  • 配当利回りの高さを重視する
  • 業績の安定性を確認する
  • 株価の安定性を確認する
  • 長期的な成長性を見込めるかを確認する

連続増配株の主な選び方についてわかりやすく説明しますので参考にしてください。

配当利回りの高さを重視する

連続増配株を選ぶのであれば、配当利回りにはこだわりましょう。いくら増配を続けていても、もともとの配当利回りが低ければあまり意味がありません。また過去の上昇幅についてもしっかり確認するのが良いでしょう。

業績の安定性を確認する

業績の安定性も非常に重要です。そもそも連続して増配できる企業なので、業績に関しては安定しているケースが多いですが、中には無理をして増配している可能性もあります。容積の安定性については決算書でしっかり確認するようにしてください。

株価の安定性を確認する

株価の安定性についてもしっかり確認する必要があります。いくら配当が高くても株価が安定していなければ、大きな含み損を背負ってしまう可能性があるからです。

長期的な成長性を見込めるかを確認する

長期的な成長性を見込めるかどうかも確認するようにしましょう。いくら配当が高くても株価が下落してしまっては意味がないからです。

おすすめの米国株連続増配銘柄

おすすめの米国株連続増配銘柄についてまとめました。

ジョンソンエンドジョンソン:日用品、メーカーの雄

引用:ジョンソンエンドジョンソン

ジョンソンエンドジョンソンは59年連続で増配をしている企業です。ジョンソンエンドジョンソンの財務状況などについて見ていきましょう。

ジョンソンエンドジョンソンの財務状況

ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson)の財務状況をまとめました。

売上高:2020年度のジョンソン・エンド・ジョンソンの売上高は、822億ドルでした。これは前年比で約0.6%の減少となっています。

純利益:2020年度のジョンソン・エンド・ジョンソンの純利益は、171億ドルでした。これは前年比で約0.8%の減少となっています。

資産:2020年12月31日時点でのジョンソン・エンド・ジョンソンの総資産は、2465億ドルでした。これは前年比で約2.2%の増加となっています。

負債:2020年12月31日時点でのジョンソン・エンド・ジョンソンの総負債は、862億ドルでした。これは前年比で約6.4%の増加となっています。

現金・現金同等物:2020年12月31日時点でのジョンソン・エンド・ジョンソンの現金・現金同等物は、191億ドルでした。これは前年比で約10.6%の増加となっています。

総じて、ジョンソン・エンド・ジョンソンは、安定した財務基盤を有しているといえるでしょう。

広範な商品群を持っており、世界中で高い知名度を誇っています。

ただし、同社は医療業界に属しているため、法規制や訴訟リスクなどの問題に直面することがあるので注意は必要です。

ジョンソンエンドジョンソンの配当性向と増配履歴

ジョンソン・エンド・ジョンソンの配当性向と増配履歴についてまとめました。

配当性向:ジョンソン・エンド・ジョンソンは、長年にわたり安定的な配当を支払っています。2022年現在、同社の配当性向は約60.81%となっています。

増配履歴:ジョンソン・エンド・ジョンソンは、1963年以来、59年連続で配当を増やしています。

株主に対して長期的な価値を提供することを目指しており、増配政策もその一環です。

過去5年間の年間配当成長率は、平均して約6.1%となっています。

総じて、ジョンソン・エンド・ジョンソンは、安定した配当政策を有しており、株主に対して高い利益を提供しているといえます。

長期的な成長戦略に基づいて、今後も配当の増加が期待できるでしょう。

ジョンソンエンドジョンソンの業績見通し

ジョンソン・エンド・ジョンソンの業績見通しをまとめました。

2023年度の業績見通し:2021年度の売上高が前年度比で約7%増加し、調整後のEPS(1株当たりの利益)が約13%増加しました。

医療製品の需要が高まっていることや、COVID-19ワクチンの貢献があったことなどが、業績の改善要因として挙げています。

長期的な成長戦略:ジョンソン・エンド・ジョンソンは、医療業界において世界的なリーダー企業の1つであり、長期的な成長戦略を追求しています。

イノベーションや研究開発の投資を通じて、新しい製品や技術を開発していくことで、業績の持続的な成長を目指しているのです。

リスク要因:ジョンソン・エンド・ジョンソンは、医療業界に属しているため、規制や製品の安全性に関する問題など、業界特有のリスク要因が存在します。

また、新型コロナウイルスの感染拡大などの世界的な経済情勢にも影響される可能性があります。

総じて、ジョンソン・エンド・ジョンソンは、長期的な成長戦略を持ち、世界的なリーダー企業として安定した業績を維持しています。

将来的な業績見通しについては、引き続き医療業界のトレンドや規制環境、世界経済情勢などの要因に注目する必要があります。

コカ・コーラ:世界一の飲料会社

引用:コカ・コーラ

コカ・コーラについては知らない方はいないでしょう。世界一の飲料会社の1つです。財務状況などについてまとめましたので参考にしてください。

コカ・コーラの財務状況

コカ・コーラの財務状況をまとめました。

収益:コカ・コーラは、世界で最も有名な飲料メーカーの1つであり、年間純売上高は約4,0億ドルに上ります。

世界中でさまざまな飲料を提供しており、主力商品であるコカ・コーラ以外にも、スプライト、ファンタ、ダイエットコークなどの人気ブランドがあります。

利益:営業利益は、年間純売上高の約24%に相当します。

大規模な販売ネットワークを有しているため、費用を抑え、利益を最大化することが可能です。

負債:コカ・コーラの純有利子負債は、長期的な債務の返済に備えて約110億ドルです。

適切な債務管理戦略を実行し、財務面での安定性を確保しています。

キャッシュフロー:安定的なキャッシュフローを有しています。キャッシュフローは、将来の投資や事業の成長に必要な資金を確保するために重要です。

総じて、コカ・コーラは、安定的な財務状況を維持しています。

収益の安定性、利益率の高さ、負債管理の適切さ、キャッシュフローの安定性などが、投資家にとって魅力的な要素となっているのでしょう。

コカ・コーラの配当性向と増配履歴

コカ・コーラは、長年にわたって安定的な配当を支払っており、投資家からの人気が高い銘柄の1つです。

配当性向と増配履歴の要点をまとめました。

配当性向:コカ・コーラの配当性向は、50%程度であることが予想されています。

これは、利益の半分以上を配当に充てていることを意味します。

増配履歴:コカ・コーラは、1963年以来、約60年にわたって毎年配当を増やし続けており、S&P 500の中でも最も長い増配記録を誇っています。

また、この間、同社は24回の株式分割を実施しており、株主に対する価値創造を図っています。

コカ・コーラは、60年以上にわたって毎年配当を増やし続け、安定的な配当銘柄として知られています。

投資家にとって魅力的な要素である、配当性向の高さと長年にわたる増配記録を持っています。

コカ・コーラの業績見通し

2022年のコカ・コーラの業績見通しについては、以下のような情報が公表されています。

コカ・コーラは、2021年の第4四半期決算報告書で、2022年の売上高の成長率を「低~中単位数」と予想しました。

コロナウィルスの影響によるビジネスの減少や、競合他社との競争が激しさを増す中、事業の変革を進めているため、将来的な売上高の成長については慎重な見通しを示しています。

ただし、新たな製品の導入や、エマージングマーケットにおける拡大など、事業成長に向けた戦略も進めており、中長期的な見通しについては楽観的な見方も存在します。

また、2021年の第4四半期決算報告書では、同社は2022年の自由キャッシュフローを16億~18億ドルと予想しています。

自由キャッシュフローを使って、株主還元、企業買収、または事業再投資などの機会に投資することができます。

総合的に見ると、コカ・コーラは、COVID-19の影響や競合他社の増加など、ビジネス環境において課題に直面しているものの、自由キャッシュフローの予測値や事業変革の進捗状況によっては、将来的な業績向上の可能性があります。

エマソン・エレクトリック:世界最大の多国籍企業

引用:エマソン・エレクトリック

エマソン・エレクトリックは世界最大の多国籍企業として有名です。それでは財務状況などについて見ていきましょう。

エマソン・エレクトリックの財務状況

マソン・エレクトリックの財務状況をまとめました。

・総資産:約52億ドル

・総負債:約16億ドル

・純資産:約36億ドル

・売上高:約189億ドル

・営業利益:約27億ドル

・純利益:約20億ドル

・自己資本比率:約69%

・流動比率:約1.5倍

2021年度の第3四半期決算報告書によると、2021年度の営業利益成長率を前年度比で20%以上と予想しており、好調な業績を維持しています。

エマソン・エレクトリックの配当性向と増配履歴

エマソン・エレクトリックは、長年にわたって安定した配当政策を維持しています。

配当性向と増配履歴の概要です。2022年の配当性向は49.51%、連続の増配は64年になります。

・配当性向:約50%

・直近の年間配当金:2.06ドル(2021年度)

・過去10年間の配当増加率:年平均4.4%の増配

・最近の増配:2020年に2.0%の増配を実施

配当政策において株主還元を重視しており、安定的かつ成長性のあるビジネスモデルを持つ企業であるため、長期的な投資家にとって魅力的な銘柄の一つといえます。

エマソン・エレクトリックの業績見通し

2021年度の営業利益成長率を前年度比で20%以上を記録しました。

高い技術力と製品品質を誇る産業用制御システムや自動車部品などの分野で事業を展開しており、将来的な需要拡大が期待される成長分野にも注力しています。

P&G:日用品メーカーの世界的な企業

引用:P&G

P&Gは日用品メーカーの世界的な企業なので、ご存知の方も多いでしょう。財務状況などについてまとめました。

P&Gの財務状況

P&Gの財務状況に関する情報です。

収益性:P&Gは、2019年度の売上高が70億ドルを超える世界有数の消費財メーカーで、2020年度には売上高が76億ドルに達しました。

2020年度の純利益が130億ドルに達し、業界で最も収益性が高い企業の1つです。

財務的な安定性:P&Gは、資産と負債のバランスがとれた財務状態を維持しています。

2020年度の時点で、6,100万ドルの現金および現金同等物を保有しています。また、短期債務は約2,600万ドルで、長期債務は約14,700万ドルです。

キャッシュフロー:P&Gは、キャッシュフローの面でも安定しています。2020年度に12,800万ドルの自由キャッシュフローを生み出しました。

ROE(自己資本利益率):P&Gは、ROEが業界平均よりも高いことで知られています。同社のROEは、2020年度に約24%でした。

総じて、P&Gは、安定した財務状態を維持しており、多くの投資家にとって魅力的な投資先となっています。

P&Gの配当性向と増配履歴

P&Gの配当性向は非常に高く、その数十年にわたる増配履歴が認められています。

具体的には、P&Gは50年以上にわたって毎年配当を増やしており、現在の配当利回りは2%以上です。2022年6月時点で65年連続の増配を続けており、配当性向は60.29%です。

P&Gの業績見通し

売上高:P&Gは、グローバル市場において、高品質かつ信頼性のある製品を提供することで、売上高の増加を継続する見通しです。

2020年度に達成した76億ドルの売上高を、将来的にも持続的に維持することを目指しています。

利益率:P&Gは、業界平均を上回る高い利益率を維持しており、将来的にも同様のレベルを保ち続けることが期待されています。効率性の向上や製品のイノベーションによって、より高い利益率を達成することを目指しています。

総じて、P&Gは、世界有数の消費財メーカーとして、業界をリードする地位を維持し、今後も持続的な成長を続けることが期待されています。

スリーエム:サイエンスとテクノロジーの会社

引用:3M

スリーエムはサイエンスとテクノロジーの会社です。財務状況などについてまとめましたので参考にしてください。

スリーエムの財務状況

スリーエムの財務状況に関する情報です。

収益性:スリーエムは、2020年度の売上高が320億ドルを超える多角化された製造業者で、世界有数のグローバル企業の1つです。

2020年度の純利益が48億ドルで、業界で最も収益性が高い企業の1つです。

財務的な安定性:スリーエムは、長年にわたり、強固な財務基盤を築いてきました。

2020年度の時点で、5,000万ドル以上の現金および現金同等物を保有しています。また、短期債務は約8,000万ドルで、長期債務は約1,050億ドルです。

キャッシュフロー:スリーエムは、キャッシュフローの面でも安定しています。

2020年度に55億ドル以上の自由キャッシュフローを生み出しました。

ROE(自己資本利益率):スリーエムは、ROEが業界平均よりも高いことで知られています。同社のROEは、2020年度に約35%でした。

総じて、スリーエムは、強固な財務状態を維持しており、多くの投資家にとって魅力的な投資先となっています。ただし、同社は最近、製品汚染問題や訴訟問題などの問題に直面していますので、投資家はこれらの問題についても注視する必要があります。

スリーエムの配当性向と増配履歴

スリーエムの配当性向と増配履歴に関する情報です。

配当性向:スリーエムは、長年にわたり、安定した配当性向を維持しています。同社は、2022年度の配当性向は約67%でした。

増配履歴:スリーエムは、毎年のように増配を実施しており、60年以上にわたり増配を続けています。2022年6月時点でスリーエムは63年連続の増配を続けています。

総じて、スリーエムは、長年にわたり安定した配当性向を維持しており、投資家にとって魅力的な配当銘柄の1つとなっています。

長期にわたって増配を続けていることから、投資家にとって安定した収益源となることが期待されます。

スリーエムの業績見通し

スリーエムの業績見通しをまとめました。

2021年の業績:2021年第1四半期の決算発表によると、スリーエムの売上高は前年同期比9%増の8,180億円、純利益は同33%増の1,620億円となっています。

この成長には、各事業部門の好調な業績と、新型コロナウイルス感染症の影響が緩和されたことが寄与しています。

中期的な戦略目標:スリーエムは、中期的な戦略目標として、2025年までに2桁の成長率を目指しています。

新しい製品の開発や既存製品の改良、市場の拡大などに注力しています。また、環境や社会問題に対する取り組みも強化しています。

産業界の景気回復:スリーエムは、多角化された事業ポートフォリオを持っており、様々な産業に製品を提供しています。世界経済が回復するにつれて、スリーエムの主要市場の需要が回復することが期待されています。

米国株の投資戦略

米国株の投資戦略を3つまとめました。

  • 分散投資
  • 投資期間の長期化
  • リスクマネジメント

それぞれの戦略についてわかりやすく説明していますので、参考にしてください。

分散投資

米国株が上昇する銘柄が多いですが、すべての銘柄が上昇するとは限りません。様々な銘柄に分散投資をしておくことで、リスクを抑えられますので試してみてください。

投資期間の長期化

米国株に限らず調子で成果を出すためには、ある程度長期で考える必要があります。なぜなら長期で保有すると株価が安定し上昇する可能性が高いからです。

リスクマネジメント

リスクマネジメントについても重要です。基本的には長く保有すれば上昇する可能性が高いですが、業績等が悪くなると長期で保有しても下落を続ける可能性があります。ポートフォリオの入れ替えなどのリスクマネージメントをしっかり行うようにしてください。

まとめ

今回は米国株の増配銘柄について説明をしました。連続増配を続けている企業はアメリカではたくさんあります。ぜひ今回の記事を参考にしていただき、連続増配銘柄に投資をしてインカムゲインを狙ってみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

渡辺 智(ワタナベ サトシ)


・プロフィール文
→某メガバンクに11年勤務。リテール営業やプライベートバンカー業務を経験。その後、外資系保険会社で営業。現在は金融ライターとして独立。FP1級・証券アナリスト資格保有。

得意分野は、株式投資やFX・投資信託などの金融商品全般になります。難しい金融商品をわかりやすく説明することをモットーにしています。

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