なぜ低迷時期に石油株への投資を考えるべきなのか

米国株全体が低迷している時期は、石油株への投資も検討してみましょう。ここでは、石油株の現状やバイデン政権との関係、安定性の期待できる石油株銘柄についてご紹介します。

石油株の現状

現在の石油関連株はコロナ影響以降も暫く低迷が続いています。そして、バイデン大統領政権となり、パリ協定にも再加入することが確実となった今、再生可能エネルギーが多くの投資家から注目され、全体的に再生エネルギー関連株が上昇しています。そんな中、密かに石油関連株が買われており、石油株価が徐々に回復してきています。少なくともコロナ禍の最悪の悪化状態から脱出し始め、生産活動停滞からは脱却していることが判断できます。株価は已然として割安で、以前のような活発さはまだ見られないものの、活動再開の兆しが現れてきています。

バイデン政権での石油株見通し

さて、バイデンが大統領となり、トランプ氏が脱却したパリ協定に再加入が予定されています。世界環境問題に本格的な取り組みが政策として挙げられ、クリーンエネルギー中心の経済産業へと移行していくことを公表しています。電気自動車の法律化や風力発電、太陽光発電への注目が集まり、株価が先行して上昇しています。

そして、石油掘削作業への政府からの補助金が廃止となる可能性があるため、石油産業にとっては厳しい現状へとなっていくことが考えられます。石油、石炭といった環境に悪影響を与えるエネルギーは長期的にみると衰退していく方向へ向かう可能性は非常に高いといえるでしょう。しかし、コロナ禍脱出後、すぐにエネルギー移行ということはないため、石油産業が一旦回復に向かうことが期待されています。

比較的安定の石油銘柄

次に、比較的安定性の期待できる石油銘柄を3つご紹介します。

エクソンモービル

エクソンモービル【XOMは世界最大手石油企業の一つです。世界の200カ国で事業を展開しており、事業を全て探鉱、生産、輸送、生成、販売まで独自で一括で行なっています。コロナ禍の影響を受け低迷時期は非常に厳しい状態でした。昨年はダウ工業株30種平均のリストから除外されてしまいました。今後の事業政策としては、需要のある東南アジアに向けて事業の拡大を行い、トレーディングを積極的に行い世界での収益のバランスをはかる予定です。また、エクソンモービルは石油と共にシェールガスや将来的には電気エネルギーなどをこれまで築いた巨大ビジネス基盤から開発して行くことになるでしょう。

シェブロン

シェブロン【CVX】はエクソンモービルと同様、世界最大手石油企業の6社の中に入っており、世界的に展開しています。石油産業が全体的に打撃を受けたコロナ以降、自社の負債額が非常に少ないことで信頼され、今後の経営に向けての営業投資が出来ることが考えられます。昨年エクソンモービルCEOとの話し合いで合併する提案が出ていますが、現在のところは決着がついていません。もし、これが現実となると、世界でも超巨大石油企業となり、相乗効果利益が見込めるでしょう。

コノコフィリップス

コノコフィリップス【COP】も同様世界の大手石油企業の6社の中に入ります。同社は流動率が非常に高く安定した企業といえるでしょう。石油に加え天然ガス、液化天然ガス、ビチューメンといわれるアスファルトのように重い石油を探査、生産、輸送、そして販売まで独自で行なっている企業です。また、石油エネルギーが低迷することで、数年前からタイソンフーズなどとの共同開発により再生可能バイオ燃料を発表しています。ジェームズCEOは環境問題に取り組み、今後のエネルギーの確保について多様なエネルギーの開発が温室効果ガスの削減につながると発表し、積極的に取り組んでいる姿勢を見せています。今後エネルギー移行する時代が来ても安心して長期で期待ができる銘柄といえるでしょう。

(参考:conocophilips)

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