米国株投資の「基礎PER」(株価収益率)を理解する

PERとは株価収益率を表します。英語のPrice Earnings Racioから頭文字をとり省略されています。これは、株が割安か割高かを表す指標で、投資をする際に一つの目安となり、表示されています。

PERは、
A.(株価)÷(1株当たりの利益)
又は
B.(時価総額)÷(年間純利益)
で求めることができます。

まずは、Aの場合の例でみてみましょう。現在の株価が1000円のA社があるとします。現在の1株あたりの利益が100円とした場合、PERは10倍となります。これが、例えば1株当たりの利益が50円と少ない場合はPERは20倍となり、1株当たりの利益が多いほど、PER低くなります。

次にBの場合の例をみましょう。時価総額1億円のA社の年間利益が1000万円だとするとPERは10となります。考え方としては、この会社を買収した場合に何年で元がとれるのかという計算式になり、時価総額1億円のA社を買収すると利益が毎年1000万円だと想定して10年で元がとれるというふうに考えます。

米国株投資の理解に必須な「PER活用法

PERが低ければ株価は割安で、数字が高ければ割高ということがいえます。現在の標準PERは15倍といわれていますので、PER15倍を目安にそれよりも低ければ割安、高ければ割高というふうに判断されます。また、業種によって標準値が違ってきますので、同業者同士でPER値を比べることで、割安なのか割高なのかを知ることもできます。IT業界では、一般的にPERは高めですので、IT業界同士で比較すると良いでしょう。

PERの注意点

PERについて注意しなければならない点があります。ただ単にPERが低いと’買い’でPERが高いと「売り」ということではないという点です。PERが低いと割安株と上に説明しましたが、すべての場合において当てはまる訳ではありません。

PER、株価収益率の数値はあくまでも指標目安であって、すべての情報が含まれている訳ではありませんので、銘柄についての将来性や株価の動き等についてはこの数値からは読み取れません。要するに、ひとつの目安としてPERも参考にすることはできますが、割安だからといって即買いすることは危険だということになります。割安株だから何でも良いということではなく、PERが低くても、将来性がなく業績が悪化している企業は割安株とは言えないからです。

一方PERが高い場合でも、これから将来性があり、伸びて行く期待ができる銘柄であれば、たとえPERが15以上であっても、将来株価があがることを想定すれば、現在割安株だといえる場合があるということになります。ただし、あまりにもPERが高い場合、PER100以上のものはリスクが大きいので手を付けない方がよいでしょう。

もうひとつ注意しておくことは、ここで使われる計算式の利益は実際の数字ではなく予想利益を使っています。企業が発表する年間予想利益を使って計算していますので、あくまでも確実な数字ではないということを頭にいれておきましょう。企業によっては、予想利益を出していない企業もあります。

PERのみを投資銘柄の判断材料にせず、将来性や株チャートをみてしっかりと分析して判断することが必要です。あくまでも一つの目安としてPERを参考にし、その時のPERが低くなおかつ、さらに将来が期待できる銘柄があれば購入のチャンスかもしれません。

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