メルカドリブレ|ラテンアメリカ最大のECプラットフォームを運営

メルカドリブレ|ラテンアメリカ最大のECプラットフォームを運営
[MELI/NASDAQ]MercadoLibre, Inc.
http://www.mercadolibre.com
業種:小売(景気循環)

沿革・会社概要

メルカドリブレ【MELI】はラテンアメリカで最大の電子商取引運営会社です。同社は、商業取引を容易にするためのプラットフォームをユーザーに提供。現在は、ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、ベネズエラ、及びチリ、コロンビア、コスタリカ、ドミニカ共和国、エクアドル、パナマ、ペルー、ポルトガル、グアテマラ、ボリビア、パラグアイ、ウルグアイ、米国を含むその他の18カ国で事業を展開しています。

また、出荷ソリューション、決済・融資事業、広告、クラシファイドリスティング・サービス、Webサイトの開発など電子商取引を補完的する多数の事業も展開。商品は、Amazonと同様でさら湯ジャンルの商品が揃っています。

セグメント情報

◎Commerce事業
売上(百万USD)
FY20  2,560
FY19  -
FY18  -
FY17  -
FY16  -

現在、アルゼンチンをはじめブラジル、メキシコ、コロンビア、チリ、ウルグアイなど世界18か国でEコマースを展開。そのうちの65%をブラジルからの売り上げが占めています。収益は、落札手数料、広告料、決済手数料、掲載料、サブスクリプション料、消費者・小規模事業者貸付から生まれる金利収入で構成されています。

◎Fintech事業
売上(百万USD)
FY20  1,414
FY19  -
FY18  -
FY17  -
FY16  -

現金主義で、未だ銀行に口座を持たない人も多い南米市場に合わせ、同社ではクレジットカードや現金がない人でも、Eコマースを利用できる決済システムを作っています。同社独自の決済サービスは「メルカドバゴ」と呼ばれており、大きな収入源に成長しました。

直近決算情報

《FY21Q2(7~9月)11月4日発表》
売上:16億3100万USD(約1851億円) 前年同期比 57.0%
純利益:9500万USD(約108億円) 前年同期比 533.4% 
ROE:-0.3%
ROA:-0.0%
PER:-倍
PBR:999.9倍
時価総額:81,018百万USD
(※PER、PBR、時価総額は11月8日株価より算出)

第3四半期の純売上高は19億ドルで、前年同期比で66.5%増加しました。コマースの収益は前年同期比69.0%増、フィンテックの収益は61.7%増となっています。しかし、主に3つの主要地域の為替通貨の全般的な悪化により、2,520万ドルの外貨損失が発生。純利益は9,520万ドル前年同期比533.4%増となりました。また、ユニークアクティブユーザーは7,870万人に達し、総商品量(GMV)は73億ドルに増加しました。

シッピングマーケットは、当四半期中に2億4,780万アイテムを出荷しました。これは、前年比32.1%の増加に相当します。メルカドバゴを通じた総支払い額(TPV)は209億ドルを超え、前年比で米ドルで43.9%増加しました。ウォレットの支払い、Mercado Pagoアカウント間のP2P転送、およびカードトランザクション(デビット、プリペイド、クレジット)を含むデジタルアカウントTPVは55億ドルで101.1%増加しています。

今後の展望

同社ではクレジットサービスが成長しているものの、不渡りが増加しており、延滞率が高くなっている点については注意が必要です。また、政情が不安定な南米を中心に提供しているサービスであるため、カントリーリスクもあります。例えば同社の本拠地であるアルゼンチンは、財政破綻(デフォルト)の常連国であり、同社の業績には問題はなくても国政によって売られることも少なくありません。また南米の石油産出国であるベネズエラでは、アメリカとの関係悪化による経済制裁の影響を受け撤退を余儀なくされました。さらには、同社は成長性が期待されている企業であるため、株価も割高で取引されていることもリスクのひとつといえるでしょう。

同社の配送システムでは、荷物追跡、紛失補償を提供しており、配送量の約半数を自社物流であるため配送インフラが未成熟な中南米においてもほとんどの商品が2~3日で到着します。また、「メルカドエンビオス」を使用するユーザーは、30ドル(約3200円)を超える商品購入で送料が無料にナルサービスもおこなっています。このサービスを採用することで、59%のユーザーが利用頻度が増加しということです。また、同社では出店する企業に対してもネット広告支援やファンテックや、ロジスティックス面で支援するなど、様々なサービスを用意しています。これらの状況から、今後、新型コロナウイルス感染症の影響が収束しても、消費者はオンラインチャネルに止まることが予測され、同社の南米での快進撃はさらに続くことが考えられます。

《参考》
https://strainer.jp/companies/8573
https://jp.reuters.com/companies/MELI.O
https://www.live-commerce.com/ecommerce-blog/ec_mercadolibre/#.YYKCtRrP1PY
https://www.motleyfool.co.jp/archives/10067

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