「宇宙企業」としてあらためて注目のノースロップ・グラマン

ノースロップ・グラマンをご存知ですか?ノースロップ・グラマンは、1994年にノースロップとグラマンが合併して誕生した巨大軍需メーカーです。戦闘機、輸送機、無人航空機などの航空機や、空母などの軍艦などを製造しているほか、人工衛星や宇宙船などの製造も行っています。そんな「宇宙企業」としてのノースロップ・グラマンをご紹介します。

ノースロップ・グラマンという会社

ノースロップ・グラマン(Northrop Grumman)【NOC】は、直近売上高360億8000万ドル(2020年度、約3兆7884億円)の巨大軍需メーカーです。軍需メーカーとしてはロッキード・マーティン、BAEシステムズ、ボーイングに次いで世界4位の規模です。

F-14戦闘機、B-2ステルス爆撃機、RQ-4グローバルホークなどの航空機や、ジェラルド・R・フォード級航空母艦、ロサンゼルス級原子力潜水艦、アーレイ・バーク級駆逐艦などの各種の軍艦、各種のミサイル、レーダーなどを製造しています。日本でもE-2Cホークアイ早期警戒機、RQ-4グローバルホーク、MQ-8Cヘリコプターなどが自衛隊に採用されています。

「宇宙企業」としてのノースロップ・グラマン

軍需メーカーとしての色合いが濃いノースロップ・グラマンですが、実は60年以上の歴史を持つ「宇宙企業」でもあります。アポロ宇宙船に搭載された月面着陸船を製造したほか、1960年代から通信衛星などの多数の人工衛星を製造、打ち上げています。1972年には木星探査機パイオニア10号を打上げ、今日までに人類史上初めての太陽系外飛行を成功させています。また、ジェームズ・ウェブ宇宙望遠鏡、シグナス宇宙輸送船などを製造したほか、現在NASAを中心に進められている月面探査プロジェクト「アルテミス計画」のプロジェクトメンバーにもなっています。

最大顧客は「アメリカ政府」、安定したビジネス

そんなノースロップ・グラマンのビジネスですが、非常に安定しているのが特徴です。安定の理由は、同社の最大顧客がアメリカ軍やNASAなどのアメリカ政府の行政機関だからです。

なお、同社の売上のうち、「宇宙事業」の売上高が87億4400万ドル(約9181億円)で、対前年比で18%増加しています。「航空事業」の売上高は121億1690万ドル(約1兆2723億円)で、対前年比で9%増加しています。同社の「最大顧客」から安定した売上を得ていることがうかがえます。

ノースロップ・グラマンはまた、非常にキャッシュリッチな会社でもあります。潤沢なキャッシュを財源に同社は年に四回株主に配当しています。昨年度は1株あたり5.8ドル配当し、配当利回りは1.95%となっています。「アメリカ政府」という最上級の上客を持つ同社は、配当も気前よく支払ってくれるようです。

(参照サイト)
https://www.northropgrumman.com/who-we-are/embed/
https://www.nasdaq.com/market-activity/stocks/noc/dividend-history

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