【大注目】金融系銘柄の決算結果4選

7月は多くの企業にとって決算発表のシーズン。金融系銘柄でも多くの会社が決算発表を行いました。決算発表には、企業の業績や財務状況、今後の見通しなど多くの情報が詰まっています。決算発表はその後の市場心理や投資家心理にも大きく影響を及ぼし、価格変動が起こりやすい期間でもあります。

すべての上場企業が決算発表を行うわけではありませんが、投資対象に設定している銘柄や業界の主要企業の決算情報は見逃さずにチェックしましょう。

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目次

金融系銘柄とは

金融系銘柄には、銀行、証券会社、保険会社、投資会社、信販会社などさまざまな業態があります。金融銘柄の最大の特徴は、景気や金利変動の影響を受けやすいことです。特に銀行株は貸付金の金利が収益源のひとつであるため、貸付の長期金利率によって収入が変動し業績に直結するため、金利の変動が株価にも連動していく関係となっています。金利が上昇すると株価も連動して上昇し、金利が下降すると株価も下降するということがいえます。

ただし、金融系銘柄は金利と株価が必ず連動するわけではありません。現に、2022年米国では近年まれにみる金利上昇が起こっていますが、金融系銘柄の株価は下落の傾向にあります。金利と株価が連動しない原因は、長期金利があまりにも高くなると借り入れの需要が低下するのではとの思惑が市場に広がり、株価の下落につながっていると推測されます。

金融系銘柄の購入を検討するときには、金利の上昇が市場の期待値に対して高すぎてはいないかを見極める必要があります。また、金利だけではなく、市場全体の動向や世界情勢を加味して株価の動向を観察していくことが大切になります。

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金融系銘柄の決算

ここでは、米国に本拠地をおく金融系銘柄の決算を4つご紹介します。

JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー

JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーは、米国ニューヨークに本社をおく世界有数の大手金融サービス会社です。米国以外にも約60カ国で様々な金融事業を展開しています。

2022年の初頭から株価は下落傾向にあります。2022年7月14日発表の4−6月期決算では28%の減益となり、市場予測を下回り株価は一時5%近く下落しました。その後は値下げ幅は下げ止まり、小康状態を保っています。
決算発表後のEPSは2.76ドルで、市場予想より4.3%下回る結果となりました。

ジェイミーダイモンCEOは、自社株買いの一時停止について、投資やローン事業の手数料収入が減少したこと、景気の悪化に備えて貸倒引当金を積み増したことなどを説明しています。

出典:ヤフーファイナンス

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モルガン・スタンレー

モルガン・スタンレーは、JPモルガンと同じく米国ニューヨークに本拠地をおく世界有数の総合金融サービス会社です。世界中で投資銀行業務だけではなく、不動産業務や資産運用業務など多岐にわたる投資関連サービスを手掛けています。

2021年度の下半期は堅調な値動きでしたが、2022年2月から株価はゆるやかに下落傾向にあります。2022年7月14日発表の4−6月期決算では、主要な投資銀行業務では前年同期比55%減となりましたが、株式業務と債券業務の好調な業績で相殺する形となりました。

決算発表後は株価が下落することなく、堅調な値動きとなっています。決算発表後のEPSは1.39ドルで、前年同期の1.85ドルを下回りました。

ジェームスP.ゴーマンCEOは、2022年に入って変動の激しい市場環境の中で、株式業務と債券業務の堅調な業績で、投資事業の影響を相殺することができたと説明しています。

出典:ヤフーファイナンス

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バンク・オブ・アメリカ

※以下を手短に書く

バンク・オブ・アメリカは、米国ノースカロライナ州に本社をおく米国でもトップ規模の金融機関です。米国全土の約6,600万の個人や企業に対して銀行業務、投資業務、資産運用など金融全般のサービスを提供しています。また、米国だけではなく世界35カ国で金融サービスの事業を展開しています。

2021年度の下半期から堅調な値動きを示しています。2022年7月18日発表の第2四半期決算では、純利益62億ドルとなりアナリスト予想を上回る好調な決算でした。金利上昇、保険料償却の減少、ローン事業の堅調な伸びにより、投資事業の落ち込みを相殺し収益の増加に繋がりました。

決算発表後も世界的に不安定な市場の中では安定した値動きを保っています。決算発表後のEPSは0.73ドルで、調整後は0.78ドルとなり市場予想をわずかに上回りました。

出典:ヤフーファイナンス

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ゴールドマン・サックス

ゴールドマン・サックスは、米国ニューヨークを本拠地にした世界有数の金融機関です。投資銀行業務、証券業務、投資運用業務を主軸に世界中で金融サービスを提供しています。日本を含む世界30カ国以上で、政府機関や企業から個人まで幅広く業務展開を行っています。

2021年度の下半期から堅調な値動きを示していましたが、2022年からは世界的に低調な市場の影響を受けて株価は下落傾向でした。2022年7月18日発表の第2四半期決算では、48%の減益となりましたが、市場の予想は上回る結果でした。他の金融機関と同様に投資業務は不調で収入は41%減、債権取引業務の好調で相殺する形となりました。

市場予想を上回った決算だったこともあり、発表後は株価が上向きになっています。決算発表後のEPSは7.81ドルとなりました。

デニス・コールマンCFOは、今後の景気見通しの悪化にともない経営資源の活用や投資計画を見直す必要があるとし、人員削減を示唆する経営施策にも触れ、経費削減や採用速度を低下させる可能性があると説明しました。

出典:ヤフーファイナンス

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金融系銘柄決算まとめ

世界的に低迷する市場の中で、金融系銘柄も引き続き厳しい局面が続くことが予想されます。しかし、2022年の7月期では事前の市場予想が高くなかったこともあり、今回ご紹介した金融系銘柄も含め市場の予想を上回る決算で、決算通過後に株価が上昇する銘柄もでてきています。米国市場では押し目買いが優勢となる場面もでてくる可能性があります。引き続き細かく市場の動向をチェックしましょう。

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