P&G|日常生活に欠かせない消費財ブランドを世界80ヶ国以上で展開

P&G
[PG/NYSE]Procter & Gamble Company
http://www.pginvestor.com
業種:消費財

目次

沿革・会社概要

1837年に米国で創業、年間売上高は700億ドルを上回る日用消費財製造メーカーの世界最大手の1社です。シャンプーのパンテーンやおむつのパンパース、洗濯用洗剤のタイド、トイレットペーパーのシャーミンといった21の高い知名度を持つブランドを有しています。多数の事業を保有し、世界80カ国以上で事業展開している、世界でも収益性の非常に優れた企業として知られています。

マーケティングに極めて力を入れる企業として知られ、ブランド戦略は、MBAのケーススタディの題材としてもよく取り上げられるほど、ハイレベルであることも有名です。

セグメント情報

◎Fabric & Home Care事業
売上(百万USD)
FY21  26,014
FY20  23,735
FY19  22,080
FY18  21,441
FY17  20,717
FY16  20,730

洗濯用洗剤のアリエールや柔軟剤のダウニー、消臭剤のファブリーズなどの洗濯用品をはじめ、食器洗い用洗剤などのキッチン・ホーム用品を扱う事業です。また、1年ほど前にリリースして1.5億ドルの売上を達成した、食器用洗剤の「DawnPowerwash」をイノベーションによる戦略が繋がった例として上げています。

◎Baby, Feminine & Family Care事業
売上(百万USD)
FY21  18,850
FY20  18,364
FY19  17,806
FY18  18,080
FY17  18,252
FY16  18,505

赤ちゃん用ポケットティッシュやおむつなどのベビー用品、大人向けおむつ、生理用品、ペーパー・タオル、ティッシュ、トイレットペーパーなどを扱う事業です。このセグメントの有名なブランドとしては、パンパース(ベビー用品)などがあります。ベビー用品は、競争力の低下などを理由に売上が減少しています。

ファミリーケア用品は価格の上昇により売上が上昇した一方、フェミニンケア製品は米国や中華圏では売上が拡大しているものの、ヨーロッパ市場で苦戦しているため、売上が相殺されています。

◎Beauty事業
売上(百万USD)
FY21  14,417
FY20  13,359
FY19  12,897
FY18  12,406
FY17  11,429
FY16  11,477

パンテーン、h&sなどシャンプーやコンディショナーなどのヘアケア用品と、マックスファクター、SK−Ⅱなどのスキンケア用品を扱う事業です。同社が提供するブランド「SK-Ⅱ」の成長や、中華圏による売上の増加が利益の拡大に繋がっています。

◎Health Care事業
売上(百万USD)
FY21  9,956
FY20  9,028
FY19  8,218
FY18  7,857
FY17  7,857
FY16  7,350

歯ブラシや歯磨き粉などのオーラルケア用品、ビタミンやミネラルなどのサプリメントや個人向けヘルスケア製品等を扱う事業です。

◎Grooming事業
売上(百万USD)
FY21  6,440
FY20  6,069
FY19  6,199
FY18  6,551
FY17  6,642
FY16  6,815

電気カミソリやスタイリング機器などを扱う事業です。

◎CorporateAdvertising & Marketing事業
売上(百万USD)
FY21  441
FY20  395
FY19  484
FY18  497
FY17  505
FY16  422

同社の特徴ともいえるブランド単位のオペレーションをおこなう事業です。マーケティングの組織がブランド単位で存在し、ブランドマネージャーは他の部署と連携しながら戦略を立てています。経営×ブランドマーケティングを軸にして、売上・利益・ユーザー数・ブランドエクイティをKPIとして追っています。

直近決算情報

《FY21Q3(1~3月)4月27日発表》
売上:181億900万USD(約20兆円) 前年同期比5.2%増
純利益:32億6900万USD(約3570億円) 前年同期比12.1%増 
ROE:30.8%
ROA:11.8%
PER:24.5倍
PBR:7.1倍
時価総額:327,794百万USD
(※PER、PBR、時価総額は5月6日株価より算出)

2021年第3四半期決算の純売上高は前年同期比5%増、純利益は前年同期比10%増となりました。また同社は、今年で131年目となる長年継続して配当を行っており、さらに当四半期決算には10%の増配をおこなうと発表しました。増配は65年連続となっています。

CEOのデイビット・S・テイラー氏は当期の業績について、生産性や組織の改善に以前より継続的に取り組んでいるとし、こうした戦略がコロナ下と言った状況でも成長できたとしています。今後は引き続き業績を拡大する見通しを立てているものの、輸送市場の停滞などを受けて厳しい状況であることも示唆しています。

《FY22Q1(7~9月)10月19日発表》
売上:203億3800万USD(約2兆3429億円) 前年同期比 5.3%
純利益:41億1200万USD(約4737億円) 前年同期比 -3.9% 
ROE:30.0%
ROA:11.6%
PER:29.7倍
PBR:1.5倍
時価総額:393,822百万USD
(※PER、PBR、時価総額は1月7日株価より算出)

2022年度第1四半期の売上高は、前年同期比5%増の203億ドルでした。為替、買収・売却の影響を除くと、既存事業の売上高は4%の増加となっています。さらには販売数量の増加が2%したほか、米国地域、ヘルスケア事業、プレミアム製品などの高価格帯製品価格が1%上昇したことを要因に4%増加しました。ミックスによるプラスの影響は1%でした。同社は20億ドルの配当金支払いにより、約50億ドルのキャッシュを株主に還元。また、自社株買いを約30億ドルおこないました。

会長、社長兼CEOのデビッド・テイラー氏は、「当期は厳しいコストと事業環境の中、堅調な業績を達成しました。この業績により、今年度のトップライン、ボトムライン、キャッシュの目標達成に向け、順調に推移しています。パンデミックの危機を乗り越え、その進捗を加速させるために、私たちは引き続き優位性、生産性、建設的破壊、継続的改善という戦略を実行する戦略です」と述べています。

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