コインチェックでビットコインを買うための最短手順ー初心者向けに詳細解説ー

ビットコイン(BTC)を始めとする仮想通貨投資を始める際に必要になるのが仮想通貨取引所への口座開設です。

その中でもアプリの使いやすさから初心者におすすめなのがコインチェック(Coincheck)です。

ここではコインチェック(Coincheck)の口座開設方法について、アプリを使用する前提で実施する方法をお伝えします。

目次

口座開設の方法

最初に行う作業がコインチェック(Coincheck)に口座を開設する手続きです。

この作業には審査もあり数日以上かかることがありますが、マネーロンダリングなどの金融犯罪を防止する目的もあるため、ご了承いただけると幸いです。

なお、コインチェックの口座開設にあたっては居住国が日本であること、年齢が18歳以上74歳以下の方であることが条件になることには注意してください。

アプリをダウンロード

まずはご自身のスマートフォンに「Coincheckアプリ」をダウンロードしてください。

アプリはiPhone、Android双方に対応しており、Apple StoreやGoogle Storeで検索し、ダウンロードボタンをタップすれば無料でアプリを入れることができます。

アカウントを作成する

続いてダウンロードしたアプリを開き、「会員登録」タブからメールアドレス・パスワードを登録してください。

その後電話番号の登録に移ります。

電話番号が登録されたらご自身のスマートフォンにSMSが届きます。

SMSに記載された認証コードを入力してください。

これでアカウントの作成は完了となります。

本人確認を行う

アカウントが作成された後は、アプリを開いて、本人確認を行います。

まずは氏名や住所、年齢などを入力してください。

入力後は、本人確認書類と顔の撮影をカメラを使って行います。

本人確認書類としては以下を利用することが可能です。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 運転経歴証明書
  • 住民基本台帳カード
  • 個人番号カード

なお個人番号カードは表面のみで大丈夫ですが、パスポートは顔写真ページと住所記載ページ、それ以外については表面と裏面の2種類が必要となります。

運転履歴証明書については交付年月日が2012年4月1日以降であること、マイナンバー通知カードでは本人確認書類とならないことにも注意が必要です。

基本情報を入力後、重要事項が各種表示されるので確認してください。

その後電話番号を入力し、SMSに送信された6桁の認証番号を押せば本人確認手続きは完了となります。

本人確認については申し込みから数日程度の時間がかかり、審査終了後口座が開設されます。

入金

口座開設後、コインチェック(Coincheck)による売買が可能となりますが、この時点では投資資金が入っていないため実際にビットコイン(BTC)などを買うことができません。

そこでコインチェック(Coincheck)口座に日本円を入金する手続きが必要となります。

入金方法としては銀行振込、コンビニ決済、クイック入金(ペイジー決済)の3種類があります。

それぞれについて詳しく説明します。

なおどの方法も一定の時間がかかる方法であるため、なるべく一度に済ませられるよう計画的に進めることをおすすめします。

銀行振込の場合

入金手数料が無料であることから、最もよく使われる入金方法が銀行振込です。

コインチェック(Coincheck)のアプリを開き、「入出金」から「銀行口座を入金」をタップし、その講座情報を確認したあと、指定口座に振り込みます。

入金手続きが完了すれば、年末年始などを除けば、24時間365日いつでも即座にコインチェック(Coincheck)に入金を行うことが可能です。

(※ただしご利用の銀行がモアタイムシステムに加盟している場合に限られます。)

なお振込情報を間違えると、組戻し作業のために銀行での手続きや別途の手数料でかなりの手間になる可能性があるため、情報の正確性には注意が必要です。

コンビニ入金の場合

続いて紹介紹介する方法がコンビニの設置端末に手持ちの日本円を入金するコンビニ入金です。

コインチェック(Coincheck)のアプリを開き、「入出金」から「コンビニ入金」をタップしてください。

その後入金するコンビニのブランド(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど)が表示されるため、選択したコンビニに出向き期限までに入金を済ませてください。

なお入金にあたってはSMS承認が必要なことには注意してください。

クイック入金(ペイジー決済)の場合

最後に紹介するのは、パソコンや携帯電話、ATMから入金が可能なペイジー決済の仕組みを使うクイック入金です。

金融機関の営業時間外や休祝日でも24時間365日決済が可能なため、急な値動きに対応したい場合に便利な入金方法になっています。

クイック入金は、コインチェック(Coincheck)のアプリを開き、「入出金」から「クイック入金」をタップすることで始められます。

この後金額を確認し「お支払い情報を発行」→期限を確認して「番号・入金方法の確認」→番号情報を確認して「完了」という流れに従って入力・確認を済ませることで手続きを行うことができます。

なおクイック入金については一部の金融機関では使えない点、コンビニ入金と同様SMS承認が必要なことには注意してください。

購入

日本円の入金が完了したら、いよいよビットコイン(BTC)の購入が可能になります。

コインチェック(Coincheck)で仮想通貨を購入する方法としてはスマートフォンのアプリで行う方法とパソコンのブラウザで行う方法があり、それぞれ若干購入方法が異なります。

それぞれの方法を以下に説明します。

スマホアプリの場合

スマートフォンのアプリ上・画面下メニューの「販売所」をタップし、販売されている仮想通貨の一覧画面が開いたら、以下の方法で進めてください。

 

  1. 表示された仮想通貨の中から「ビットコイン(BTC)」をタップしてください。
  2. 「購入」をタップしてください。
  3. 購入金額を入力後、「日本円でビットコインを購入」をタップし、最後に「購入」を押してください。

なおスマートフォンの小さい画面ではコインの枚数や金額などの入力ミスを起こしやすいため、損失を出さないよう慎重に進めてください。

また入金している金額以上を使うことはできないため、十分な日本円が入金しているか事前に確認することも重要です。

パソコンの場合

コインチェック(Coincheck)はパソコンのブラウザからも、以下の方法で仮想通貨の購入が可能です。

  1. サイトにログインし、画面上部の「ウォレット」を選択してください。
  2. ウォレットページで「コインを買う」、「ビットコイン(BTC)」を選んでください。
  3. 購入数量を指定し、時価と掛け合わせた実際の購入金額を確認してください。
  4. 「OK」をクリックしてください。これで購入完了となります。

パソコンを使う場合は画面がスマートフォンに比べて大きいため、スマートフォンに比べて金額などを確認しやすいメリットがあります。

ミスの多い人は、取引の状況によって使い分けることをおすすめします。

手数料

コインチェック(Coincheck)の手数料は大きく分けて入金手数料、出金手数料、送金手数料の3種類がございます。

ビットコイン(BTC)に限らず仮想通貨取引では必ずかかる金額となるため、よくチェックしてできる限り低く抑えられるようにすることをおすすめします。

入金手数料

日本円を口座に入金する際にかかる手数料です。

入金時の決済方法によって以下のようにそれぞれ異なります。

1.銀行振込の場合

入金手数料は無料です。

ただし銀行への振込手数料はかかるため、インターネット銀行の他行振込無料枠を利用するなどできる限り負担が少なくなるよう工夫することをおすすめします。

2.コンビニ入金 

入金手数料は有料で、3万円未満であれば770円、3万円以上30万円以下が1,018円となります。

3.クイック入金(ペイジー決済)

入金手数料は有料です。

3万円未満が770 円、3万円以上~50万円未満は1,018円、50万以上の場合は入金額×0.11%+495円となります。

出金手数料

出金は日本円の銀行振込のみで、407円の出金手数料がかかります。

仮想通貨の売買で利益を確定し、現金に変えたい場合はこの手数料負担を考慮し値上がりがどのくらいかを考えて売買を行う必要があります。

また1回ごとに手数料がかかるので、出金についてはできる限り少ない回数で済ませるように計画的に行うことをおすすめします。

送金手数料

暗号資産をコインチェック(Coincheck)の口座からウォレットなどに移動する際にかかる送金手数料は仮想通貨ごとに異なります。

ビットコイン(BTC)の送金手数料は原則送金一回ごとに0.0005 BTCになります。

ただし送金する額においてはネットワーク手数料の変動により手数料が変動することもあるので、最新情報に気を払うようにしてください。

ネットワーク手数料については公式ページをご参照ください。

コインチェックでビットコインを購入するメリットーコインチェックの利点は?ー

出典 https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/NDfqqq_7QWM?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditShareLink

ビットコイン(BTC)を購入できる仮想通貨取引所は数多くありますが、コインチェック(Coincheck)を選ぶ理由となるメリットとしては、使いやすさや充実したサービスにあると思います。

特にスマートフォンアプリの使いやすさには評判があり、同取引所の大きなメリットにもなっています。

スマホアプリで簡単利用可能

1つ目の利点としてはコインチェック(Coincheck)はスマートフォンのアプリで簡単に取引ができることです。

コインチェック(Coincheck)のアプリでは入出金、購入、売却など仮想通貨売買に関するほとんどの機能を使うことができ、スマートフォン上で取引を完結することが可能です。

またユーザーインターフェースに力を入れており画面が見やすいのも特徴です。

さらにはウィジェットの設定を行うことでアプリを開かなくてもホーム画面や通知センターなどで値動きを確認することができます。

これらの特徴からコインチェック(Coincheck)のアプリは2022年1月〜12月のダウンロード数が全ての仮想通貨取引所のアプリの中で1位になるなど、投資家からの人気も高く、後述するように多くの良い評判を呼んでいます。

公式サイトでも使いやすさをアピールしており、スマートフォンアプリはコインチェック(Coincheck)を利用する上では外せないメリットと言えるでしょう。

ビットコイン以外の銘柄も多い

2つ目の利点としてはビットコイン(BTC)以外の銘柄も数多く揃えていることにあります。

コインチェック(Coincheck)では主要なものからIEO(Initial Exchange Offering)を受けたばかりの最新のものまで23銘柄を扱っています。

具体的にはNFTを購入する際に頻繁に利用されるイーサリアム(ETH)、ゲーム業界を中心に普及が進み近年ではマイクロソフトなどの大手企業との提携も話題になったエンジンコイン(ENJ)、送金速度の高さから金融機関からの注目を集めるリップル(XRP)などの銘柄を取引所で売買することができます。

そのため、ビットコイン(BTC)の取引で仮想通貨に興味を持ち、別の仮想通貨を購入してみたい、NFTなどブロックチェーンを活用した資産にも取り組んでみたい、という希望にも答えやすいと言えるでしょう。

貸暗号資産サービスがお得

3つ目の利点としてはコインチェック(Coincheck)のサービスの一つである貸暗号資産サービスです。

このサービスは利用者が別に持っている仮想通貨を預けることにより、最大年率5%の暗号資産を貯めることができるサービスで、いわば仮想通貨の預金サービスのような役割を果たしています。

仕事で忙しい方の場合、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などを購入した場合、何もせずに預けてしまうケースも十分にあると思います。

そのような方であれば貸暗号資産サービスに申し込み、預けた方が資産が貯まりやすくなります。

貸暗号資産サービスを利用する場合は専用の手続きが必要ですが、コインチェック(Coincheck)のサービスを利用している方であればすぐに申し込むことができます。

2023年8月6日時点ではこのようなサービスを持っている取引所は限られるため、同取引所の大きなメリットになっています。

コインチェック以外でビットコインを購入するとどうなる?ー他取引所との比較表ー

 

コインチェック GMOコイン bitflyer
取引銘柄数 23銘柄 27銘柄 22銘柄
取引手数料 無料 無料 無料(販売所)
レバレッジ取引 なし あり あり
おすすめポイント アプリの使いやすさと充実したサービス 実績ある安心安全なセキュリティ 柔軟性のある取引が可能

コインチェック以外にも数多くの取引所がありますが、中でもよく比較されるのがGMOコインとbitflyerになります。

3つの取引所を比較すると、取引銘柄数や取引手数料については大差がないですが、大きく異なるのはサービスです。

GMOコインは2016年に設立以来一度もハッキングをされたことのない強固なセキュリティ実績を持ち、またグループ会社の金融会社が持つ審査基準により口座開設までにかかる時間が最短10分でできるというメリットがあります。

また少額から大きな利益を持つレバレッジ取引も可能です。

一方最低出金額が1万円以上である、積立サービスで口座振替が使えない、など制限が多いところに不満を持つ人もいるようです。

またbitflyerについては1円からの入金や仮想通貨の販売が可能である柔軟に対応できるのが大きな特徴で、プロ向けのツールがあるなど上級者向けのカスタマイズが充実しているのが特徴です。

レバレッジ取引もビットコイン(BTC)であれば対応しています。

一方出金手数料が三井住友銀行だと最低220円(税込)、それ以外の銀行だと550円(税込)など高いことがデメリットとなっています。

一方コインチェックについてはレバレッジ取引がなく上級者向けの短期取引にはあまり向かない印象はありますが、アプリの使いやすさや先ほども述べた貸暗号資産サービスを始めとしたサービス面では他の取引所には見られないユニークなものがあります。

そのため概して仮想通貨初心者なら使いやすいコインチェック、セキュリティ面を重視するならGMOコイン、充実した仮想通貨取引を行いたい上級者ならbitflyerがおすすめと言えます。

コインチェックでのビットコイン取引の評判は?ー利用ユーザーからの率直な意見ー

出典 https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/oPRU2Cne0Pw?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditShareLink

実際の利用ユーザーから見たコインチェック(Coincheck)の評判については、総じて初心者からの評判が高く、上級者からは機能や手数料に物足りなさや不満を思う声が多いという印象を持ちます。

それぞれについてユーザーの口コミから見た詳細をお伝えいたします。

アプリが使いやすく機能も充実している

コインチェック(Coincheck)の口コミとして目立つのが、運営側がPRしているスマートフォンアプリの使いやすさについてのものです。

特にチャートや値段が一瞬でわかる画面の見やすいため、初心者でも使いやすいという点を高く評価する人が多いようです。

また使いやすさだけでなく、日本円の入出金や仮想通貨の購入・売却、チャートの確認など仮想通貨取引に必要な機能を全てアプリ上に備えている、機能に対して評価する声もありました。

総じてコインチェック(Coincheck)のスマートフォンアプリの人気を反映させる口コミが目立つ結果となっています。

取引所以外のサービスが充実している

アプリの充実と並んで高く評価されているのが取引所以外のサービスの充実です。

コインチェック(Coincheck)では先ほどもお伝えした貸暗号資産サービスや、以下のようなサービスが展開されています。

  • Coincheckつみたて
  • Coincheckでんき
  • Coincheckガス
  • IEO(Initial Exchange Offering)
  • Coincheck NFT(β版)

Coincheckつみたては仮想通貨の積み立てサービスで、価格変動の大きい仮想通貨の購入機会を定期的に分散させることでリスクを抑えて投資できます。

またCoincheckでんきやCoincheckガスは文字通り仮想通貨で電気代やガス代をビットコイン(BTC)で払える仕組みで、生活費の一部を現金から別のものに変更したい際に有効な仕組みになります。

さらには新たな仮想通貨を上場させるIEO(Initial Exchange Offering)やアートやゲームアイテムなどの新たな売買方法として注目を集めるNFTを購入できるCoincheck NFT(β版)も用意されています。

このようなサービスは他の仮想通貨取引所ではあまり見かけないものであるため、注目する投資家も見かけます。

レバレッジ取引ができない

証拠金を口座に預け入れることで、それを担保にすることで証拠金の何倍もの金額を取引できるレバレッジ取引は、利益率を高くする方法として投資上級者に人気の仕組みです。

仮想通貨においても、bitflyerやGMOコインをはじめ使っている取引所はいくつかあります。

コインチェック(Coincheck)でもかつては取り扱っていましたが、2020年3月13日を持ってサービス提供を終了しています。

そのため、少ない金額・短期間で大きな利益を出したいレバレッジ取引のメリットを活かしたい人にはデメリットを感じやすいと言えます。

手数料やスプレッドが少々割高になる場合がある

手数料を高く感じるという人も、口コミの中には目立ちました。

コインチェック(Coincheck)の銀行振込での入金手数料や取引手数料は無料ではあるものの、コンビニ入金やクイック入金(ペイジー決済)での入金や出金には手数料がかかります。

これを割高と感じる口コミは目立つ印象です。

また仮想通貨取引には購入するときの値段と売却するときの値段の差であるスプレッドも実質的な手数料としてかかります。

コインチェック(Coincheck)についてはスプレッドについて取引額に占める割合が高いと感じる方が多く、この点に不満を持つ口コミも見られます。

コインチェックでビットコインを購入する時はここに注意ー購入前には要確認ー

 

出典  https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/7gZ3FJ0H51E?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditShareLink

コインチェック(Coincheck)はアプリの使いやすさなどの理由から、ビットコイン(BTC)を始めとする仮想通貨を購入する取引所として人気のある場所の一つですが、仮想通貨特有のリスクもつきものです。

その中でも取引の際に注意するべき4つのポイントを以下に説明いたします。

価格変動は大きい

1つ目の注意点は仮想通貨に特有の価格変動の大きさです。

仮想通貨は企業の株式や債券など他の投資商品に比べるとまだ新しく、専門的に投資しているプロの投資家はあまり多くありません。

このため取引所上場やハッキングによる資金流出などのニュースによる短期間での価格変動が激しくなる傾向にあります。

ビットコイン(BTC)は仮想通貨の中では歴史があり、発行数に上限があるなどある程度価格を安定させる仕組みはあるものの、それでも古くからの歴史ある商品に比べると値動きが大きくなりやすいです。

そのためビットコイン(BTC)は購入するタイミングをチャートなどを見てみはかること、短期的な値動きに動揺せず長期的な価値向上を目的にして投資するようにすることが重要になります。

ハッキングのリスクがある

2つ目の注意点としては資産をハッキングによって失うリスクがあることです。

ビットコイン自体は改ざんのしにくいブロックチェーンを使っているためセキュリティが高いですが、仮想通貨取引所については個々の運営会社に依存してしまいます。

仮想通貨取引所のハッキングによる資金流出については、これまでにも2014年のマウントゴックス、2022年のFTXなどを経営破綻に追い込むなど大きな問題となっています。

これらは世界でも屈指の規模を誇る仮想通貨取引所で日本にも多くのユーザーがいたことから大きく報道されました。

幸いコインチェックは大手金融企業であるマネックスグループの傘下となっておりセキュリティ体制が強化されているためハッキングのリスクは低くなっています。

ただ現在の体制になる前の2018年には、仮想通貨ネム(NEM)をハッキングで約580億円流出した事件(いわゆるコインチェック事件)が生じています。

このため、コインチェック利用に当たってはセキュリティの体制がしっかりと確立しているか、企業のリリースをみて確認することをおすすめします。

情報が交錯しすぎている

3つ目の注意点としては、ビットコイン(BTC)やコインチェック(Coincheck)に限らず仮想通貨の取引については情報が交錯する傾向にある点です。

先ほども述べたように仮想通貨は新しい株式や債券などと比べ専門の投資家の数が少ない傾向にあります。

このため不正確な情報が行き交うことも多く、相場が大きく変動してしまう原因にもなっています。

仮想通貨についての情報を見るときは、正確な情報を見るために、内容だけでなく出典や過去の状況なども見て判断することをおすすめします。

余剰資金で運用する

4つ目の注意点としては余剰資金で運用するようにすることです。

コインチェックでのビットコイン(BTC)投資に限らず、金融商品への投資には数万円単位の資金が必要になることもあります。

しかし投資資金を確保するために生活水準を落として体調を悪化させたり、借金を抱えてしまっていてはいくら投資で稼いでいても金銭的に苦しい状況に追い込まれてしまいます。

そのため生活を維持できる資金は手元に残し、余った資金でビットコイン(BTC)などの投資を行えるようにしてください。

あらかじめ投資に回せ得る資金の範囲内を決め、余裕を持たせることをおすすめします。

コインチェックでビットコインを購入することに関するよくある質問は?

出典  https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/21GWwco-JBQ?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditShareLink

コインチェック(Coincheck)は初心者にもおすすめな要素の多い仮想通貨取引所ですが、仮想通貨取引はネガティブなニュースが多く報道されることもあってか、根拠の薄い噂などを含め多くの質問が寄せられています。

以下に代表的な質問を3つご紹介し、弊社編集部としての回答をお伝えいたします。

コインチェックでビットコインが買えないって聞いたんだけどなんで?

コインチェック(Coincheck)でビットコイン(BTC)は販売所や取引所で購入できますが、初心者の方が購入の場として使うことが多い販売所にあたっては購入できる数量に制限があります。

まず販売数量については、円建てで500円相当額、BTC建てで0.001BTC相当額以上という最小注文数量の制限があり、これ以下の数量を購入することはできません。

また売却についてもパソコンのブラウザ利用時には最小注文数量未満でも可能になりますが、スマートフォンのアプリでは不可になります。

このほかコインチェック(Coincheck)の口座内に十分な資金がない場合も購入ができないので、入金手続きを行う必要があります。

コインチェックで購入時のレートを確認する方法は?

コインチェック(Coincheck)では過去のレートを5分刻みで確認することができます。

まずはウェブ版の取引履歴の画面で購入した年月を選択し、取引履歴のファイルをダウンロードしてください。

続いてCSVファイルがダウンロードされるため、エクセルなどで開き取引された年月日と時刻を確認してください。

続いて、過去のレート検索画面を開いて当該の日時を入力して検索を押すとレートを確認することができます。

なおこの作業については残念ながらウェブ版限定でスマートフォンのアプリ上では実施できないことをご了承ください。

コインチェックで仮想通貨を買うときのおすすめの買い方は?

仮想通貨の購入に際しては取引所での購入が一般的ですが、値動きが激しいため多額のお金を一度に使って購入することにリスクを感じる方もいるかと思います。

そんな方におすすめなのが「Coincheckつみたて」サービスです。

このサービスに登録することで1日あたり300円から積立を始めることができ、価格変動のリスクを避けられるのが特徴です。

仮想通貨の積み立てサービスは他の仮想通貨取引所にも用意されていることが多いですが、コインチェック(Coincheck)の場合は、銀行口座を指定すれば毎月資金を自動で落とすことも可能なため、入金の手間がかからないのも特徴です。

これは他の取引所にはあまり用意されていない機能であるため、コインチェック(Coincheck)が積み立て投資の中でも人気である理由の一つになっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

コインチェック(Coincheck)はアプリによる取引のしやすさから人気があり、先ほど紹介した注意点に気をつければ、初心者でも仮想通貨の投資を快適に行うことができます。

ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの仮想通貨取引に興味を持っている方であれば、口座を開設する場所として是非ともおすすめしたい取引所です。

キャンペーンなどを行なっていることもあるので、情報をチェックして機を計らって開始してみるのもいいと思います。

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