サクソバンク証券の強みの一つが本格派のトレーダーでも納得できる高機能なチャート、取引システムです。
米国株以外にも本格派のトレーダーが扱うCFD、FX、オプション取引に強いネット証券だからこそ細部までこだわったチャートシステムを提供しています。また、オートチャーティストという取引のタイミングを自動で知らせてくれる取引サポートシステムまで備わっています。
「そこまで本格的なシステムだと初心者は使いづらいのでは?」と不安になるかもしれません。
しかし、心配はいりません。サクソバンク証券は本格的ながらも使いやすいSaxo Trader Goとプロ向けのSaxo Trader Proの2種類の取引システムを導入しており、ユーザーは使い分けることができます。初心者でもプロでも満足できるチャート機能、取引プラットフォームを提供しているのがサクソバンク証券の強みです。
本記事ではサクソバンク証券の本格的な取引プラットフォーム、チャートの魅力を解説します。
サクソバンク証券のチャートは2種類ある
サクソバンク証券のチャートシステム(取引プラットフォーム)は大きく分けて2種類あります。
・マルチデバイス向けSaxo Trader Go
・カスタマイズ性の高いSaxo Trader Pro
これらの違いについて簡単に見ていきましょう
マルチデバイス向けSaxo Trader Go

(サクソバンク証券)
Saxo Trader Goはマルチデバイス対応のシンプルな操作で取引ができる取引プラットフォームです。ただ、シンプルと言っても他の一般的なネット証券が提供しているトレーダー向けの発注システムに負けないほど機能が豊富です。

(サクソバンク証券 Saxo Trader Goスマホ画面)
マルチデバイス対応なので、出先でもタブレットやスマートフォンから注文やポートフォリオの確認、気になる銘柄の値動きを確認できます。よほど一度に見なければいけない銘柄が多い、1分1秒を争うトレードをしているのでなければ、Saxo Trader Goだけでも十分なのではないでしょうか。

(サクソバンク証券 SaxoTrader GO注文画面)
またSaxo Trader Goから指値・成行・逆指値、さらにはIFDという「この値段になったら売る、この値段になったら買う」といった少し複雑な注文もできます。
今までに他のネット証券でも取引経験がある方ならすぐに使いこなせるようになるのではないでしょうか。普段、パソコンでソフトを触っている方ならすぐに馴染めそうです。
ただ、パソコンとスマートフォンの操作画面の使い勝手が違うというレビューもあるため、出先からスマートフォン経由で取引する場合は少し、スマートフォン版の画面に慣れておいた方がよさそうです。
カスタマイズ性の高いマルチモニター対応のSaxo Trader Pro

(サクソバンク証券)
Saxo Trader Proはサクソバンク証券が提供するカスタマイズ性の高い本格的な取引プラットフォームです。複数のチャートを同時に見るにはマルチディスプレイにチャートを映しだす機能が必要です。Saxo Trader Proはマルチモニターに対応しているため、複数同時にチャートを確認したいトレーダーならSaxo Trader Proがおすすめです。

(サクソバンク証券 Saxo Trader Pro 板注文画面)
板を読む取引にも対応しています。
ただ、なんと言っても特筆するべきところは柔軟なカスタマイズ性です。この位置にこのチャート、あの位置に銘柄ウォッチリストを配置したいといった自分が使いやすいレイアウトに組みかえていけるのが強みです。しかし、カスタマイズ性が高すぎるため初心者、慣れていない人は逆に混乱してしまう恐れがあります。
・複数のチャートを同時に確認したい
・板を読んで取引したい
・自由なカスタマイズがしたい
このような場合はSaxo Trader Proを使うのがおすすめです。
Saxo Trader Goでも十分な高性能チャート描画機能

(サクソバンク証券 Saxo Trader Go チャートの種類)
Saxo Trader Goだけでも十分に高性能なチャート描画機能が備わっています。合計8種類あるため、見やすいチャート、見慣れたチャートを選ぶと良いでしょう。
チャート描画もお好み
代表的なチャートは揃っています。

(ローソク足)

(バーHLC)

(ライン)
テクニカル分析を重視するトレーダーや投資家にとって、チャートの見やすさ、使いやすさはとても大切です。

また同じチャートの中で銘柄の値動きを比較することもできます。

(サクソバンク証券 Saxo Trader Go)
チャートを複数、同時に描画することもできます。Saxo Trader Goだけでも、チャートに関しては、かなりのカスタマイズができます。
テクニカル分析の指標も充実

(サクソバンク証券 Saxo Trader Go)
値動きの推移だけでなく、テクニカル指標も追加できます。しかも、上記のテクニカル指標はごく一部です。
約60個のテクニカル指標から選べます。これだけたくさんのテクニカル指標を用意しているネット証券は少数派です。
Saxo Trader Proは本格派トレーダーの納得の内容
Saxo Trader Goでも十分なカスタマイズ機能があります。しかし、Saxo Trader Goではできないカスタマイズも
あります。最初、Saxo Trader Goを触ってみて、「もっと、あそこをこうしたい」というのが出てきたらSaxo Trader Proを検討してみましょう。
Saxo Trader Proはマルチディスプレイ対応

(マルチモニター)Saxo Trader Pro

(シングルモニター) Saxo Trader Go
Saxo Trader Proはマルチモニターにも対応。Saxo Trader Goはシングルモニターのみに対応です。マルチモニターとシングルモニターでは一度に見ることができる情報量に大きな差が生まれます。
複数の銘柄で本格的なデイトレードやスイングトレードをする際にシングルモニターでは、1分1秒を争うトレードをするには不十分です。サクソバンク証券のSaxo Trader Proはセミプロ、プロのトレーダーにもおすすめです。
自分好みの環境構築が可能
Saxo Trader Proは自分好みの環境構築ができるところも魅力です。例えば、この位置にチャート、この位置に銘柄のリストを配置したいというときに自由度の高いカスタマイズが可能です。Saxo Trader Goでもカスタマイズはできますが、自由度はある程度、制限されています
本当に自分が納得できる取引環境を構築したいというこだわりがある方ならSaxo Trader Pro、ある程度、制限されていた方が分かりやすいと思うならSaxo Trader Goを選ぶと良いでしょう。
サクソバンク証券のオートチャーティストで取引タイミングがわかる
テクニカル分析を使ったシステムトレードという手法があります。決められたルールに基づいて、決められた注文を機械的に出し続けることで利益を積み重ねていく手法です。
しかし、ルールは分かっていても人間の目だけで世界中の金融商品の値動きで狙っている値動きやパターンが起きるかどうかを把握するのは至難の業です。システムトレードの世界では取引条件が揃うことをよくシグナルが出ると表現します。しかし、シグナルがどこでいつ発生するのかを瞬時に見つけることが難しいのです。
しかし、オートチャーティストならば、
・対角三角形、ウェッジ、チャネルなどのチャートパターン形成
・トレースメント、ABCD、ガートレイなどのフィボナッチパターン形成
・キーレベル(水平の下値支持線、上値抵抗線)のテクニカル分析
といった決められたシグナルの発生を自動で知らせてくれます。自分でシステムを組むことなくはじめられるので、システムトレードに慣れる最初の一歩にもサクソバンク証券は使えます。
サクソバンク証券のYouTubeチャンネルではオートチャーティスト入門セミナーも視聴できるので、興味のある方は見てみると良いでしょう。
Saxo Trader GoとSaxo Trader Pro どちらがおすすめ?
Saxo Trader GoとSaxo Trader Proでは用途や役割が異なります。そのため、自分に合った方を選びましょう。
どんな方にどちらがおすすめなのかは以下の通りです。
Saxo Trader Go・・・投資を始めたばかりの人、中長期投資派、出先で取引することが多い
Saxo Trader Pro・・・マルチモニターを使いたい、カスタマイズの自由度を重視、複数銘柄を短期トレードする
迷ったら最初はSaxo Trader Goで取引をしてみて、物足りないと感じたらSaxo Trader Proを使ってみるという
流れがおすすめです。Saxo Trader Goでも他のネット証券の提供する本格的な売買ツールと同程度の性能やカスタマイズ性を備えているため、Saxo Trader Goでもかなりの部分を対応できます。
まとめ:サクソバンク証券はテクニカル分析に強い
サクソバンク証券のチャート機能、取引プラットフォームについて解説しました。Saxo Trader GoもSaxo Trader Proも個性的で本格的な取引プラットフォームです。
それぞれ、直感的な使いやすさとカスタマイズ性の高さにこだわった作りになっています。プロレベルの取引環境で投資をはじめたいという方にサクソバンク証券は、おすすめのネット証券です。
また、投資を行うにあたっては証券会社も重要ですが分散投資が重要になります。分散投資におすすめなのが、GOファンドです。GOファンドは安定感があるだけでなくパフォーマンスも両立しているファンドになります。ファンドを運用している担当者の顔を見ることができるのもメリットでしょう。ぜひネットで少額から購入できるGOファンドで運用してみてはいかがでしょうか?
大事なお金を運用するからには安心できるファンドを選びたいものです。



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