Cardanoとは
CardanoはADA(エイダ)とも呼ばれたりしています。厳密にいうと、ブロックチェーン名がCardanoで利用されている仮想通貨がADAとなります。創設者にはイーサリアム創設にも関わったチャールズホスキン氏が創設しています。他多くの数学者が創設に関わり、以前より問題であったオンラインカジノの詐欺問題の解決に期待を寄せられていました。
Cardanoの特徴
-コンセンサスアルゴリズムにウロボロス採用-
コンセンサスアルゴリズムとはブロックチェーン上に記録を残す方法のことです。必ず利用記録をブロックチェーン上に記録することが必要となり、ブロックチェーンごとにその方法は異なります。例えばビットコインはPoWという方法を採用しており、安定性は非常に高いんですが、電力消費が高く、処理に非常に時間がかかり、手数料が高いというデメリットもあります。Cardanoはウロボロスを採用しており安全で迅速に処理ができることでコストや手数料も抑えることができます。
-スマートコントラクト機能を持つ-
スマートコントラクトとは機械上で自動的に処理を行う機能のことを言います。イーサリアムがこの機能を持っていますが、Cardanoも2021年にアップデートされこの機能が追加されました。またCardanoのスマートコントラクト機能はイーサリアムのものよりセキュリティ性能が高く、契約記録に加え個人情報の記録も自動的に行います。
現在の評価(2022年3月)
現在の価格;102.96円
市場ランキング;9位
Cardanoは以前は詐欺コインではないかと怪しまれることもありました。それは販売セール価格が約11万円と高額であり、当時同じように高価格でセールを行う仮想通貨の詐欺コインが多かったため、Cardanoも疑われました。また開発の遅延もありさらに怪しまれていました。しかし現在は時価総額も上位に位置しており、投資家から非常に注目を集める安心できる仮想通貨の一つとなっています。
価格動向は2021年8月あたりにビットコインが急上昇したタイミングでCardanoも上昇を見せています。最高値の305円に達し、その後は仮想通貨全体の落ち込みにより下落し現在は102円あたりで変動しています。
最近のニュース
Cardanoは技術開発が進み、どんどんと新しい機能にアップデートがされています。上にも述べたようにスマートコントラクト機能のアップデートが2021年9月に行われました。これは独自の「Plutus」というもので、従来のイーサリアムで利用されているものよりも更に高度な技術が備わっているものです。これにより拡張性を持ち、より多くの分散型アプリケーションのサービスの提供を可能にします。
Cardanoの将来性
今後は「Plutus」の高い技術により、どれだけ多くのアプリケーションを抱えることができるかという点が注目されます。現在は大手スポーツ企業NewBalanceとの提携、そしてAwakeningHealthというヘルスケア企業によるAIロボットにCardanoブロックチェーンが採用されています。日本では東京理科大学インベストマネジメントとの契約など、世界で知名度も高まり、次々と企業や大学機関などとのパートナーシップを締結しています。またステーキングも年リターン6%と高い利回りとなっており、投資家からは将来に向けてさらに注目される仮想通貨の一つと言えるでしょう。
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