[DLO]ディーローカル:新興国メイン決済システム、6月3日IPO入り後の決算発表・今後の見通し

DLO

ディーローカル企業概要

ディーローカル【DLO】は南アメリカのウルグアイの企業で2016年に設立されました。まだ設立5年目の若いフィンテック企業です。国間でのクロスボーダー決済が可能なデジタル決済のプラットフォームを世界中に提供しています。強豪相手はマルケタ、ペイパル、スクエア、ストライプなどと同業となります。

オフィスが世界6カ国ウルグアイ、アメリカ、イスラエル、ブラジル、ヨーロッパに置き、それぞれの国での迅速な対応を進めています。

現在世界で活躍するグローバルな巨大企業、例えばアマゾンやウーバ、スポティファイなどの企業はアフリカ、アジア、ラテンアメリカなどのような途上国・新興国市場での経営は容易ではありません。同社はこれに着目して、それぞれの国の現地通貨での取引を可能にし、国に応じた600種類以上のペイメント方法の取扱いをすることにより低コストで提供できる決算システムを開発しました。今後さらに利用可能な新興国への拡大を予定しています。

2021年6月3日にIPO入り

今回のIPOの初値予想が株16ドルから18ドルとなっていましたが、IPO株21ドルで約2940万株の売りで約6.1億ドルの調達を果たしました。初値が株31ドルで最高値33.5ドルとなりましたが、最終株価格32.39ドルと公開価格の約54%アップとなっています。

IPO後初 第二四半期決算発表

今年6月30日にIPO後の初の決算発表がありました。収益が約5,900万ドルで前年同期の約2,000万ドルに対して186%増となりました。TPV(Total payment volume)が前年同期比で昨年の3.4億ドルに対して今四半期で15億の売り上げを出し319%アップとなります。今年第一四半期決算はTPVが9.2億ドルでしたので前期比でも57%の成長率となっていますので、今期に入り急速に成長していることが分かります。

(参照:d-local second quater Financial Highlights)

ロックアップ

ロックアップのシステムを採用しているためにIPO後6ヶ月間の株式売買が禁止されています。今年の12月に同社のロックアップの解除がされる予定ですが、ロックアップ解除後は大抵の場合に多少の株価下落が見られます。そのため、投資家の中にはそれを狙って買い待ちをしていることもあります。

優秀な経営陣

ブラジルのグローバル企業メルカドリブレはオンラインショッピングサイトでアメリカでのアマゾンといわれるほどの規模に拡大してきていますが、その企業を立ち上げた経営陣が同社をスタートしています。またCOO(Chief Operating Officer)最高執行責任者のSmita Pandit氏はJP MorganやGoldman Sach(ゴールドマンサックス)に所属していた経歴を持ち、フィンテック分野でのパイオニア的存在であるといえます。

将来の見通し

現在の顧客契約はアマゾン、ナイキ、スポティファイ、Bang good.com、Uber、DiDi、Tripadvisorなど世界で有名なグローバル巨大企業の約330社と契約しています。

さらに今期に入りベトナム、マレーシア、グアテマラなど30カ国の利用可能国の拡大をし、今後さらに新興国を中心に利用枠を広めて行く計画です。

今期第二四半期決算からも分かるように高速ピッチで成長している企業です。今期のみの純利益1860万ドルに対して昨年1年間の純利益950万ドルの約2倍となっています。新興国でのオンライン決算の自国通貨取扱いで決算を簡素化かつ迅速にすることでアジア圏内の途上国、アフリカ、ラテンアメリカ圏などでの需要が今後も引き続き広まることが考えられます。そして今後は仮想通貨の取引の開始も視野に入れていることなど発展していく可能性を多く秘めているといえるでしょう。上記にも述べたようにロックアップの解除後の様子をみて投資を始めるのもよいでしょう。

(参照:ACCOUNTECH!)
(参照:Intrade Barron’s  REUTERS  The Motley Fool)

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