米国株でキャピタルゲインを狙うには?おすすめの米国株10銘柄!

米国株はたくさんあってどれを選んでいいか迷う…。キャピタルゲインを狙えそうな銘柄を教えてほしい…
米国株ナビ編集部
たしかに6000種類以上ある米国株は選定するのは大変です。でもキャピタルゲインを得るためには、やはりそれなりの知識が必要です。

米国株でキャピタルゲインを得るには、投資歴が長い人でも簡単なことではありません。

この記事ではこれから米国株で売却益を得たい人のために、おすすめの銘柄や選定方法、投資心理などを詳しく解説しています。

初心者が陥りがちな、リスクのある投資を避けることができる記事になっているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること
  1. 米国株式市場においてキャピタルゲインが期待できる探し方がわかる
  2. 米国市場において厳選されたおすすめのキャピタルゲイン株がわかる
  3. キャピタルゲインを実現するための投資心理がわかる
目次

キャピタルゲインとは何か?基本的な考え方とメリット

 

そもそも「キャピタルゲイン」って何なの?
米国株ナビ編集部
「キャピタルゲイン」とは、保有している資産の値上がり益を獲得する利益のことです。

たとえば、ある株価を10万円で購入して、その株価が20万円に上がり売却した場合、差額の10万円(税金・手数料を除く)がキャピタルゲインになります。

キャピタルゲインは、株式を手放すときに得られる利益なので、1回しか得られません。

キャピタルゲインのメリットとしては、株価が保有しているときの何倍にもなる可能性があり、大きな利益を狙えることです。

逆に株式を保有し続けて、配当金や株主優待などの利益を得ることを「インカムゲイン」といいます。

キャピタルゲインを狙う上での投資戦略の考え方

キャピタルゲインを得たいけど、どうやって株式を選定したらいいかわかりません。

キャピタルゲインを狙う選定方法として、「成長株」と「バリュー投資」の2つの選定方法があります。

売却益を狙う場合、購入時の株価が割高か割安かが重要です。

それを見極めるには、企業の財務状況を調べることがポイントといえます。

以下の2つの選定方法を詳しく解説します。

  1. 長期保有による成長株の選定方法
  2. バリュー投資による株式選定方法

長期保有による成長株の選定方法

「成長株」とは、言葉のとおりこれから売上や利益が伸びていく会社のことを指します。

グロース株とも呼ばれ、語源は英語のGrowthで「植物」「動物」が成長していくという意味をもっています。

キャピタルゲインを狙う上では、この成長株に投資するケースが多く見られます。

成長株で利益を狙う人は、以下の3つを基準に株式を選定してください。

  1. 過去3年の売上高・純利益が15%以上
  2. 時価総額が1,000億円以下
  3. ROE(自己資本利益率)が10%以上

    バリュー投資による株式選定方法

    キャピタルゲインを狙う、もう1つの方法として「バリュー投資」があります。

    バリューとは、英語のValueが語源で、「価値」「値打ち」という意味です。

    本来的にもっている株式の価値に対して、割安に放置されている価値のある株式という意味で「バリュー投資」と呼ばれています。

    つまり実力はあるのに、それ相応の評価がされていない銘柄ともいえます。

    バリュー投資でキャピタルゲインを狙う場合は、以下の3つを基準に選定してください。

    1. 配当利回りは3%以上
    2. 自己資本比率は50%以上
    3. ROE(自己資本利益率)は10%以上

    米国株式市場におけるキャピタルゲインが期待できる株式の探し方

    キャピタルゲインを得られる米国株式を具体的にどうやって調べていけばいいの?

    ここからは米国市場において、キャピタルゲインが期待できる株式の探し方を解説していきます。

    以下の3つの選定方法を参考にして、利益を狙ってください。

    1. 米国市場のトレンド分析
    2. 業績の良い企業の選定方法
    3. 成長性の高い企業の選定方法

    米国市場のトレンド分析

    米国市場のトレンドを把握するために、重要な株価指数となるのが「S&P500種株価指数(以下S&P500)」です。

    この指数は、ニューヨーク市場の時価総額の約75%を占めています。

    そのため、S&P500は米国市場におけるトレンド指標になり、アメリカの機関投資家も運用指数として採用しています。

    日本でいうと、日経225(日経平均株価)やTOPIX8(東証株価指数)が代表的な株価指数といえるので、それに近いのがS&P500です。

    S&P500は、米国を代表する主要な500銘柄から構成されています。

    S&P500に選定されるには、以下の条件を満たす必要があります。

    S&P500構成条件
    1. 時価総額が2兆円(146億ドル)以上の企業であること
    2. 流動性が高いこと
    3. 浮動株が発行済み株式総数の50%以上であること
    4. 米国企業であること(海外に拠点を置いても可能)
    5. 4半期連続で黒字の利益を出していること

    構成銘柄は、四半期ごとに見直され、常にフレッシュな状態に保たれています。

    厳しい条件と、定期的な見直しによって構成される500銘柄は、優良銘柄といえます。

    米国市場のトレンドをはかる上でもS&P500は重要ですし、キャピタルゲインを狙う上でも参考になる銘柄が多数存在しているといえます。

    業績の良い企業の選定方法

    業績の良い企業の選定方法として、「時価総額の高い銘柄を選ぶ」ことが挙げられます。

    時価総額が高い企業は、それだけ社会的信用があり市場価値も高いので、初心者の投資家は参考にする必要があります。

    ちなみに時価総額とは、現時点での株価の市場価値を表しており、その時価に発行済みの株式数を掛けた数字のことをいいます。

    単純に株価だけで企業価値を評価してしまうと、企業によって差が大きくなるので、時価総額で判断するといいでしょう。

    時価総額が高い銘柄は、経営状況も比較的に安定しているので、米国市場においてキャピタルゲインも狙えるといえます。

    成長性の高い企業の選定方法

    成長性の高い企業を選定するポイントとして「ROE(自己資本利益率)が高いこと」が挙げられます。

    ROEは、株主との関係を重視する指標とされ、企業の中長期的な価値向上を目的としています。

    一般的に、ROEは8~10%を超えると優良企業といわれており、2018年度日本における上場企業のROE平均は9.4%となっています。

    一方で米国企業の上場企業のROE平均は18.4%(2018年度)で、日本企業に比べると高い傾向にあります。

    ROEが上昇する要因としては、以下の3つが考えられます。

    1. 売上高が上がる
    2. 利益率が上がる
    3. 負債を増やす

    利益率や売上高が高いことは、市場占有率も高い傾向になるので、高いROEを維持することにつながります。

    ただし注意点として、極端な負債が増えてしまうと、信用リスク上昇を引き起こし、格付けや株価を引き下げる可能性があるといえます。

    ROEが高いということは、成長性が見込める銘柄ともいえるので、ROEの指数を参考にキャピタルゲインを狙ってください。

    有名なキャピタルゲイン株とその特徴

    いろんな株がありすぎて迷ってしまう…。有名なキャピタルゲイン株があれば教えてほしい…。

    米国株は6,000銘柄以上あるといわれており、初心者の方は迷ってしまうのではないでしょうか。

    ここでは、有名なキャピタルゲイン株を紹介するとともに、特徴などをまとめていますので参考にしてみてください。

    アップル(AAPL):時価総額ランキング第1位

    基本情報 詳細
    株価(2023年6月現在) 186.68USD(約26,830円)
    時価総額(2023年6月現在) 2.94兆円
    配当利回り(2023年6月現在) 0.51%
    EPS(1株当たり純利益) 6.11
    PER(株価収益率) 31.69
    ティッカー AAPL
    主な取り扱い証券会社 SBI証券、楽天証券、マネックス証券など

    アップル(AAPL)は、世界の時価総額ランキングで第1位の米国の代表的企業です。

    主要な製品である「iPhone」や「Mac」は世界中でファンを増やし、IT業界に革命を起こした企業といえます。

    故スティーブ・ジョブスが残した革新的なデザインやブランド力は、他企業は追従できないカリスマ性があるといっても過言ではありません。

    さらに今後は、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)事業やEV(電気自動車)ビジネスにも展開していく予定なので、世界のトップ企業としてさらにグロースを期待されています。

    世界のトップ企業であるアップルの株は、比較的に最低購入金額も低いので、これから米国株で利益を出したい初心者にもおすすめの銘柄の一つです。

    アルファベット(GOOG・GOOGL):検索エンジン世界トップ企業

    基本情報 詳細
    株価(2023年6月現在) 122.34USD(約17,583円)
    時価総額(2023年6月現在) 1.56兆円
    配当利回り(2023年6月現在)
    EPS(1株当たり純利益) 4.85
    PER(株価収益率) 25.24
    ティッカー GOOG/GOOGL
    主な取り扱い証券会社 SBI証券、楽天証券、マネックス証券など

    アルファベット(GOOG/GOOGL)は、Googleの親会社で世界トップシェアを誇る検索エンジンを運営しています。

    事業内容としては、検索エンジン「Google」や、Webブラウザの「GoogleChrome」、Eメールソフト「Gmail」などクラウドテック事業が大きな特徴です。

    さらに動画配信サービス「Youtube」や、スマホOS「Android」、スマホデバイス「Pixel」など、多岐に渡るITサービスを展開しています。

    Googleの収益源は広告収入がほとんどで、その市場シェアはトップを独走しています。

    今後の成長も見込めることから、こちらも初心者におすすめの銘柄です。

    アマゾン・ドットコム(AMZN):世界1位のECサイト

    基本情報 詳細
    株価(2023年6月現在) 129.33USD (約18,587円)
    時価総額(2023年6月現在) 1.33兆円
    配当利回り(2023年6月現在)
    EPS(1株当たり純利益) 0.93
    PER(株価収益率) 139.42
    ティッカー AMZN
    主な取り扱い証券会社 SBI証券、楽天証券、マネックス証券、DMM証券など

    NASDAQ市場で時価総額ランキング4位のアマゾン・ドットコム(Amazon.com,Inc)

    アマゾン・ドットコムは、1995年に書籍販売サイトとして事業化し、現在では書籍の他に家電や衣料品、生活必要品のほとんどを扱った巨大なECサイトを展開しています。

    さらに市場シェアトップのクラウドシステム事業「AWS」も大きな収益源となっています。

    クラウドサービスにおいても、ECコマースにおいても今後ニーズは落ちるどころか成長が見込める事業なので、おすすめの銘柄といえます。

    マイクロソフト(MSFT):シェア率9割を超えるWindowsOS

    基本情報 詳細
    株価(2023年6月現在) 335.02USD (約48.149円)
    時価総額(2023年6月現在) 2.49兆円
    配当利回り(2023年6月現在) 0.81
    EPS(1株当たり純利益) 9.65
    PER(株価収益率) 36.31
    ティッカー MSFT
    主な取り扱い証券会社 SBI証券、楽天証券、マネックス証券など

    マイクロソフトは「Windows」の開発をはじめ、オフィスソフトなどを提供するIT企業です。

    WindowsのPCシェア率は9割を超えるほど高く、競争性優位が長く続いています。

    今後もクラウドサービス「Azure」など、「AWS」に次ぐシェアを誇る事業の成長性も見込めるでしょう。

    時価総額では、アップルに次ぐ2位と米国を代表するIT大企業となり、初心者の方にもおすすめの銘柄です。

    テスラ(TSLA):EV車による高い営業利益率を実現

    基本情報 詳細
    株価(2023年6月現在) 256.60USD (約36,878円)
    時価総額(2023年6月現在) 8040.48億円
    配当利回り(2023年6月現在)
    EPS(1株当たり純利益) 0.85
    PER(株価収益率) 75.55
    ティッカー TSLA
    主な取り扱い証券会社 SBI証券、楽天証券、マネックス証券、DMM証券など

    テスラは、EV(電気自動車)および、クリーンエネルギー関連を軸とした米国企業です。

    今後もさらにAI分野での成長が見込める企業であり、自動運転やAIロボットなどが注目されています。

    革新的起業家である、イーロン・マスク氏の斬新なアイデアに今後も目を離せません。

    上記のような要素から、まだまだキャピタルゲインを狙える銘柄といえるでしょう。

    エヌビディア:GPUにおけるリーディングカンパニー

    基本情報 詳細
    株価(2023年6月現在) 422.09USD (約60,663円)
    時価総額(2023年6月現在) 1.04兆円
    配当利回り(2023年6月現在) 0.038%
    EPS(1株当たり純利益) 1.76
    PER(株価収益率) 239
    ティッカー NVDA
    主な取り扱い証券会社 SBI証券、IG証券など

    エヌビディアは、GPU(グラフィック・プロセッショング・ユニット)などのビジュアルコンピューティング技術を提供しているアメリカの企業です。

    GPUとは、コンピューターの画像処理装置のことで、高速なグラフィック処理を得意としています。

    エヌビディアは、GPU開発におけるリーディングカンパニーであり、現代の映画やゲームにおける美しいグラフィックを可能にしました。

    Google、META、Microsoftといった大手IT企業にエヌビディアのGPUは採用されており、今後さらにAI開発にも活かされるので、更なる成長が見込める企業といえます。

    プロクター&ギャンブル(PG):世界最大の日用品ブランド

    基本情報 詳細
    株価(2023年6月現在) 148.46USD (約21,337円)
    時価総額(2023年6月現在) 3499.16億円
    配当利回り(2023年6月現在) 2.53%
    EPS 6
    PER 24.74
    ティッカー PG
    主な取り扱い証券会社 SBI証券、IG証券

    プロクター&ギャンブルは、米国の世界最大の一般消費財メーカーで、主に「P&G」ブランドを家庭用品として展開しています。

    日本でも「P&G」ブランドは目にしたことがあるでしょうし、180ヵ国以上の地域で事業をおこなっています。

    製品群としてはとても幅広く、美容品、化粧品、ヘルスケア、サプリメントなどの日用品で、「パンパース」や「アリエール」「ブラウン」「SK-Ⅱ」など様々なブランドがあります。

    P&Gは日常生活品ということもあり、景気に左右されにくく、今後も人口増が予想されるアメリカではキャピタルゲインも狙えるのではないでしょうか。

    ジョンソン&ジョンソン(JNJ):世界最大のヘルスケア企業

    基本情報 詳細
    株価(2023年6月現在) 165.48USD (約23,783円)
    時価総額(2023年6月現在) 4300.38億円
    配当利回り(2023年6月現在) 2.88%
    EPS 6.83
    PER 24.23
    ティッカー JNJ
    主な取り扱い証券会社 SBI証券、楽天証券、マネックス証券など

    ジョンソン&ジョンソンは米国の医療・ヘルスケア企業であり、世界60ヵ国に250以上のグループ企業を展開しています。

    有名なブランドとして絆創膏の「バンドエイド」や、コンタクトレンズの「アキビュー」、トイレ掃除の「スクラビングバブル」など日常生活に溶け込んだ製品群となっています。

    P&Gなどと同様に景気に左右されない安定した需要が見込めることもあり、キャピタルゲインを狙う上でも注目の銘柄といえます。

    コカ・コーラ(KO):世界最大の清涼飲料水メーカー

    基本情報 詳細
    株価(2023年6月現在) 61.20USD (約8,796円)
    時価総額(2023年6月現在) 2646.64億円
    配当利回り(2023年6月現在) 3.01%
    EPS 2.2
    PER 27.82
    ティッカー KO
    主な取り扱い証券会社 SBI証券、IG証券など

    コカ・コーラ(KO)は、世界最大のノン・アルコール飲料メーカーです。

    投資の神とよばれている、ウォーレン・バフェット氏が保有していることでも有名ですね。

    1990年代には世界を圧巻したアメリカの大企業ですが、こちらも景気の影響を受けにくい特徴があり、今でも緩やかに株価は右肩上がりを続けています。

    ビザ(V):クレジットカードの国際的ブランド

    基本情報 詳細
    株価(2023年6月現在) 229.55USD (約32,991円)
    時価総額(2023年6月現在) 4703.81億円
    配当利回り(2023年6月現在) 0.78%
    EPS 4.43
    PER 51.82
    ティッカー V
    主な取り扱い証券会社 IG証券など

    ビザ(VISA)は、クレジットカードのVISAカードを運営・提供しているアメリカの企業です。

    世界の200ヵ国以上の国と地域で、電子決済サービスを提供しており、クレジットカード市場におけるシェア率は50%を越えています。

    さらに高い利益を実現しており、今後も電子決済においては成長性が見込める銘柄といえます。

    キャピタルゲインを実現するための投資心理

    もし投資をして損をしたらどうしよう…。
    米国株ナビ編集部
    ここからはキャピタルゲインを狙う上で大事な投資心理をお伝えします。
    キャピタルゲインを実現するための投資心理
    1. 損失を取り戻そうとしないこと
    2. 長期投資を心がけること
    3. 業績に基づいて投資すること

    損失を取り戻そうとしないこと

    株式投資において「損切り」ができないと、さらなる損失につながってしまうリスクがあります。

    人間の心理として、すでに大きく損失が出ている局面では、「リスクを負ってでも損失を取り返したい」という強迫観念や、焦りなどの損得勘定が行動心理に働いてしまいます。

    これを行動心理学では損失回避性バイアスと呼ぶのですが、損を回避しようとする行動がかえって不合理な行動をとってしまうと説いてます。

    株式投資においては、損失を取り戻そうとせず、損切りする勇気をもつことも大切といえるでしょう。

    長期投資を心がけること

    10年後も20年後も成長が見込めるような企業の銘柄は、長期投資を心がけてください。

    投資する期間が長ければ長いほど、複利の効果も得やすくなり、キャピタルゲインの幅も大きくなるからです。

    さらに積み立て投資を同時にすることでリスクを分散することができ、効率的な運用ができるでしょう。

    定期的に分散して積み立て投資をすることで、頻繁に値動きを確認する必要もありません。

    ビジネスパーソンにとって、日々株価のチェックに追われるような短期投資は大変な作業といえます。

    業績に基づいて投資すること

    キャピタルゲインを実現するためには、適当に株式投資をすればいいという訳ではありません。

    長期的に株価が上がっていく銘柄というのは、業績に基づいて論理的に上昇する傾向にあるからです。

    つまり業績をチェックし、銘柄の価値が市場にたいして低かったり、高いと判断することができればキャピタルゲインや長期的な資産を増やすことにつながるといえます。

    PERや、PBR、ROE、ROAなど少し専門的な知識にはなりますが、株式投資をする上では知っておいて損はないでしょう。

    米国株式市場の税制とキャピタルゲインの扱いについて

    最後に米国株式市場の税制について教えてください。

    米国株式市場の税制とキャピタルゲインの扱いについて、まとめていますのでぜひ参考にしてみてください。

    キャピタルゲインの税制と税率について

    キャピタルゲインの税制と税率について、申し上げておきますと、米国株式における譲渡益にかかる税金は20.315%(所得税15.315%、住民税5%)となっています。

    証券会社を通して株式の売買をおこなうケースが多く、一般口座と特定口座に分かれていることがあります。

    一般口座では、他の所得と一緒に確定申告をおこなうことで税金を支払います。

    特定口座では、損益を証券会社が計算してくれる口座になっており、源泉徴収してくれる口座と自分で確定申告をおこなう口座があります。

    税金の節約方法と注意点

    キャピタルゲインの税金は、譲渡所得として課税対象となるのですが、税金の節約方法はあるのでしょうか。

    ここでは一部の節約方法と注意点を解説します。

    たとえば「NISA口座」というものがあります。

    NISAは一定の投資額と期間において、売却益が非課税と定めれています。

    ただし、注意点があるとすれば投資額の上限が年間で決まっているので、短期で売却益を得たい方には不向きといえるでしょう。

    米国株でキャピタルゲインを実現しよう!

    これから米国株で投資を始めたいという方は、これから成長が予想されるような銘柄を調べて投資してみてください。

    この記事では、米国株のキャピタルゲインが狙えるおすすめの銘柄も紹介していますので、気になった銘柄があればさらに詳しく調べてみてください。

    以下の記事も参考にしていただくと、さらに理解が深まります。

    あわせて読みたい
    【2023年版】米国株でおすすめの銘柄と証券会社を紹介! 日本株は1989年に付けた38,915円をいまだに更新していません。しかし、米国株については、毎年のように最高値更新を続けている時もあります。 このように、日本株とアメ...
    あわせて読みたい
    米国株の確定申告は面倒くさい?-配当金にかかる税金と投資で失敗しない方法を解説- 米国株の投資を考えている方で「日本株に比べて確定申告が面倒なのでは?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。米国株に限らず投資をする際に「税金どうしよう?」、「確定申告が大変そう」という税金に対する不安から二の足を踏んでしまう方も多いかもしれません。そこで、米国株の確定申告に不安がある方のために、面倒くさくないケース、面倒くさくなるケースを紹介します。
    • URLをコピーしました!

    この記事を書いた人

    コメント

    コメントする

    目次