ヴァンエック半導体ETF|今注目すべき半導体銘柄

世界的に半導体不足が続いています。2020年コロナ禍によるロックダウンで工場の作業停止や、サプライチェーン停滞からの影響、またロックダウンによる工場閉鎖を余儀なくされた企業の影響も少なくありません。

一方ロックダウンにより、人々の外出が禁止され、家の中で過ごすことが増えます。そしてより携帯やパソコン、家電などを利用する機会が増えました。

半導体はこのように現代人の日常不可欠な製品に多く利用されており、供給の逼迫状況とは反対に需要の拡大が続いているのです。

この供給不足は2022年後半まで継続すると言われており、「半導体を生産することができれば必ず売れる」という状況にあるため、新しく半導体産業へ参入計画をしている企業も存在します。

強気市場である半導体産業は来年市場規模は5734億ドルと今年の8.8%増加と予想されています。

今回はそんな勢いのある半導体銘柄を集めたヴァンエック半導体ETFに組み込まれている銘柄の中で最も今注目を集めている銘柄を紹介します。

ヴァンエック半導体ETF

時価総額と流動性の高い半導体セクター25銘柄で構成されており、米国企業が全体の80%を占めています。上位6銘柄と占める割合は以下のようになっています。

台湾セミコンダクターマニュファクチュアリング 13.9%

NVIDIA 10.82%

ASMLホールディングス 6.87%

アナログデバイセズ 5.72%

アドバンスド マイクロ デバイセズ 5.39%

クラルコム 4.88%

台湾セミコンダクターマニュファクチュアリング<TSMC>

上位13.9%を占める台湾セミコンダクターマニュファクチュアリング(TSMC)は台湾に拠点を置く巨大半導体メーカーです。世界の半導体部門シェア1位を誇り、トップクラスの非常に優れた技術力を持ち、世界大手企業インテルやルネサスといったハイパフォーマンスなパソコン製造メーカーとの契約を結んでいます。

2021年第3四半期決算は148億8000万ドルと過去最高の売上を出しました。

直近の四半期決算を見ると営業利益は若干低迷しているようですが、許容範囲内です。2021年の第4四半期ガイダンス売上は154億から157億ドルとさらにアップの予想が出ていますので、今後のパフォーマンスに期待できるでしょう。

(参考;TSMC Fainancial Results-2021Q3)

NVIDIA

同社は米国の大手テクノロジー企業です。コンピューターグラフィック技術で非常に優れており、AIコンピューティングのチップ開発や自動運転開発、ゲーム業界でも世界有数の半導体メーカーとして知られています。時価総額34兆円、TSMCに次いで世界第2位のシェアを誇ります。

第2四半期決算では売上高65億ドルで前期比68%増、営業利益24億7100万ドルと前年同期比275%増と予想を上回る好結果となっています。

第3四半期は売上71億ドル、前年同期比50%増で純利益26億ドル、前年同期比91%増と直近全四半期予想を上回る好結果を残しています。

半導体市場の強気相場と同社はグロース株としても注目されていますので、今後の動きにさらに注目が集まるでしょう。

(参考;nvidia NEWSROOM)

クアルコム

ヴァンエック半導体ETFでは4.88%を占める銘柄ですが、今期に入り5G需要により急速に成長している米国のモバイル通信技術関連企業です。5G携帯用チップではほぼ独占に近いシェアを誇ります。

世界中でデジタル化が加速するなか、同社への受託需要が増加し、大きな影響を与えています。

2021年7月、巨大コンピューター製造企業のインテルはスマートフォン向けの半導体をクアルコムから受託を発表、そして11月ドイツの高級車BMWが同社の半導体を自動システムへ採用することを発表しました。またアップルなどスマートフォンサプライチェーンが最新機種生産を開始するなど、今後将来的に多くの企業の半導体需要が同社にとって大きくプラス利益となっていくでしょう。

第4四半期決算は売上93億2000万ドルと前年同期比43%増、その内半導体部門の売上が77億3000万ドルと予想の72億7000万ドルを上回りました。同社の5G関連半導体の需要が急激に高まり売上向上に繋がりました。将来デジタル化が進むにつれてさらに需要が高まることが予想できます。今後のパフォーマンスに注目していきましょう。

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