米国初ビットコインETF承認 [BITO] が最高値更新

ビットコイン

2021年10月15日、SEC(Security and Exchange Commision)が米国資産運用会社のプロシェアーズ(Proshares)のビットコインETFを承認したというニュースが報道されました。10月18日にローンチされ、株式市場で先物取引でビットコインETFが取引を開始されています。

これは正式的な承認ではありませんが、SECがここまで申請を受け入れたことはなく、ほぼ承認は確定することになるでしょう。2017年以降から何百件と仮想通貨ETFの申請がはあったものの、全て却下されてきました。カナダやブラジルではすでにビットコインETFは承認されていましたが、今回ついにアメリカで初のビットコインETF承認となります。米国での承認は他国と違い、米国の株式市場に上場することで、世界中に大きなインパクトを与えることになるでしょう。

ビットコイン価格の暴騰

ETF承認が近いという期待から、多くの投資家は注目されています。ビットコインETF、現物ビットコイン価格はその期待値を折り込み急上昇が続いています。ここ2週間で50%ほどの上昇率となっています。10月20日の執筆地点で、市場最高値を更新し円相場で750万円を記録しました。今後この上昇は続くのでしょうか?ETFが承認された後の動きはどうなるのか?日本での購入は可能であるのか?など詳しく解説していきます。

現物ビットコインとビットコインETF

まずは、現物ビットコインを購入することと、ETFとしてビットコインを保有するのとではどのように違うのかを見ていきましょう。

現物ビットコイン

ビットコインをポートフォリオに入れている投資家は少なくありません。しかしそれは非常に消極的で全体のわずか1〜2%に留めています。理由はボラティリティーが高く手数料が割高、そしてキャピタルゲイン税率が適用されません。そして、仮想通貨ウォレットはハッキングやパスワード紛失など、依然問題があったようにリスクが伴います。また、実際のところ、現物ビットコインを保有していたとしても、ほとんど利用できる場所が今のところ、ほとんどなく使い道がありません。

ビットコインETF

すでに証券口座を持っている投資家は、わざわざ仮想通貨ウォレットを開設する必要がありません。ウォレット開設には本人確認や2度認など非常に手間や時間がかかりますので、ETFとしてビットコインを保有できれば煩わしい作業は不要です。また現物ビットコイン保有とは違い、投資銘柄扱いでキャピタルゲイン税率が適用されます。管理手数料に関しては海外口座でのETF保有は手数料は安くなります。ただし日本の証券会社で唯一プロシェアーズの取扱いがあるのはサクソバンクですが、ファンディングコストがかかってきますので、長期で保有を考えるのであれば手数料が発生することは覚えておきましょう。

(参考:saxo bank)(参考:Bloomberg)

中国ビットコイン採掘禁止で価格安定

ビットコインのマイニングに関して世界で4分の3占めていた中国が、7月以降のマイニング事業の禁止を政府が定めました。そのため中国のシェアがゼロとなり、7月以降のシェアは1位アメリカ、2位カザフスタン、3位ロシアとなりました。これは今後のビットコイン価格の安定につながることにもなるでしょう。

(参考:REUTER

複数大企業がビットコイン保有で利益

テスラは43,200ビットコインを保有しています。ドル価格は約25億ドルになりますが、これにより生じた利益が2021年第二四半期の純利益と同等の約10億ドルにもおよびます。テスラ以外に決算企業のスクエアや、ビジネスインテリジェンス企業のマイクロストラテジーなど企業や機関投資家がビットコインへ資産配分を行なう発表をしています。

理由としては、コロナ禍での世界的感染による様々な悪影響や前代未聞のアメリカ政府の財政・金融政策によるインフレや危機的経済状況への対応策です。ビットコインはインフレの影響から保護されている以外にも、世界で通用するブリッジ通貨で為替の影響を受けません。さらに今後の成長期待が出来る非金利資産、そして期待を超えるパフォーマンスによる恩得が得られる可能性を持っていることが理由であると考えられます。

(参考:gooニュー)(参考:INSIDER)

承認後の動き

SECがアメリカでビットコインETF承認するということは、米国政府がビットコインを認めるということです。その世界に向けての影響は非常に大きく暗号資産業界の大きな前進となるでしょう。先物ビットコインETFとして実質19日から取引開始されて以降は価格上昇が続いています。10月末ころにかけての承認期待から投資家は「買い」に向かいます、ただし承認された後はIPOと同じ動きが予想されます。多くの投資家が利益確定し「売り」に出ることが考えられますので、注意しておいた方がよいでしょう。ただどれくらい下落するのかということがポイントになりますが、将来の仮想通貨の価値を考えるとそこまで大きく暴落することは考えにくいといえます。プロシェアーズのビットコインETF承認に次いでValkyrieのETFが承認される予定であること、2021年初から390%上昇のイーサリアムなどのETFも承認されていく可能性等、そして米国量的緩和などの政策から仮想通貨の価値や可能性は拡大すると言えるでしょう。

(参考:coindesk japan)

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