米国株投資をしている方、またはこれから米国株投資を考えている方は、長期投資で配当を得ようとしている方がほとんどのはず。
そこで今回は、長期投資で配当が期待できる米国株を2銘柄ご紹介します。
Procter & Gamble
代表的連続増配銘柄
同社は投資家の間で連続増配銘柄として知られています。65年間連続増配の記録がありますが、1956年(昭和31年)から継続していると考えるとその凄さが感じ取れます。
同社は高配当株とは違い、配当利回りが高いわけではありませんが、これだけ連続増配をしているということから、長期投資で見据えれば将来高配当になる可能性もあるというわけです。
(引用:P&G)
もちろん増配当を継続するということは、株価自体も成長し、増収増益も継続的に成長していることが重要になってきます。
同社は直近5年間で1.63倍となっており、2021年直近の増配当は10%増と発表されました。
生活必需品セクター
生活必需品セクターは長期投資をする上で非常に重要なポイントになります。生活必需品は景気に直接の影響を受けず、需要は継続します。
同社は世界中で展開しており世界でのシェアはネスレに続き2位となっています。日本でもファブリーズ、アリエール、ボールド、レノア、SKⅡなど有名な商品が多類にあります。
世界シェアの割合が北アメリカ47%、ヨーロッパ22%、中国10%、アジアパシフィック9%、インド・中東7%、ラテンアメリカ6%となっています。オーガニックセールス分野では北アメリカ7%アップ、中国22%アップとなっています。
ちなみに日本には「花王」という強敵競合がいるために苦戦しているようです。
売上・営業利益
第4四半期決算の発表では、総売売上高が189億4600万ドルで前年同期比の7%増。
過去10年間の売り上げ推移を見ると、売上は減少していますが、営業利益率はと20%台へ取り戻しています。
(引用:キャプテンの資産運用)
今後株価推移
コロナショックの影響があり株価下落率約20%となっています。
しかしその後すぐに回復しています。2000年あたりのITショックや2008年のリーマンショックも影響はみれるものの、それ以上に回復成長しています。
安定的な成長が見られますし、連続増配の歴史が長いことから王道の長期投資向きの銘柄だと言えるでしょう。
(参考:yahoo!finance)
台湾セミコンダクターマニュファクチャリング(TSM )
世界時価総額ランキング10位で世界トップの半導体製造技術を持ち、半導体受託製造の世界でのシェアが50%以上を占める企業です。
世界No.1の技術を有することで、競合相手との価格競争がなく高収益を上げています。コロナショック後の現在半導体不足が続く中、需要が拡大しています。
現在までの株価推移
(引用;Yahoo!finance)
コロナショックで一時期暴落していますが、その後急激に取り戻し成長しています。半導体は需要の拡大が急激に高まっている分野です、需要に伴い株価の上昇が見込めるでしょう。
売上、営業利益
2021年第2四半期決算で売上高が132億9000万USD、営業利益率39.1%と前年同期比の19%増と過去最高を記録しました。第3四半期決算売上高が148.8億USDで営業利益率が41.2%増と予想を上回りました。
売上の内訳は44%がスマートフォン向け半導体、次にパソコン、サーバー、ゲーム機用などHPC向けが37%となり、売上の80%を占めています。またloTプラットフォームが23%増と成長率が大きく期待できる分野です。
(引用;tsmc)
配当率
以前は3%ほどの配当利回りでしたが、現在の利回り1.3%、過去3年間の増配当率49.50%です。これは増収増益をもとに増配していますので、長期保有することで高配当が見込めます。
今後株価推移
半導体の需要増加、AppleやQualcommなどの有名企業との契約、そして市場が過去5年で300%拡大しています。現在同社の高技術の世界最小の半導体は競合企業がないことから独占状態です。
今後Samsung などが競合相手として考えられていますが、他社競合企業が出てくることのリスクはありますが、まだまだ今後の潜在需要が見込めるでしょう。
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まとめ:「PG」と「TSM」は安定した投資向き

今後も増配当を期待できるため、安定したリターンを得たい人に向いている銘柄です。
短期間で大きな株価上昇はなくても、安定した配当があれば景気の影響が関係なく利益を出せるでしょう。
未来では何が起こるかわからないため、安定的な銘柄を組み込んでおくのも大切です。
とはいえ大きなリターンが欲しい人には物足りないかもしれません。
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