Google親会社Alphabetが2021年度第二四半期決算を発表

Google親会社のAlphabetが、現地時間の2021年7月27日に2021年度第二四半期決算を発表しました。新型コロナウィルスのパンデミックの影響で世界的な巣籠需要が拡大、傘下のGoogleやYouTubeの業績にどのような影響を与えたのでしょうか。

売上高・利益ともに過去最高を記録

発表によると、Alphabet【GOOG】の2021年度第二四半期売上高は618億8000万ドル(約6兆8068億円)で、前年同期比で62%の大幅な増加となりました。経常収支は185億2500万ドル(約2兆377億5000万円)の黒字で、前年同期の2.7倍となりました。いずれも過去最高を記録しました。

好調な決算についてGoogleとAlphabetのサンダー・ピチャイCEOは、「619億ドルという強力な売上は、消費者によるオンラインアクティビティの拡大と、ブロードベースでの広告主の支出増加を反映しています」とコメントし、新型コロナウィルスによる影響を示唆しています。

Google広告の売上高が大幅増加

事業別では、稼ぎ頭のGoogle広告の売上高が大幅に増加しています。同期間中の売上高は504億4000万ドル(約5兆5484億円)と、Alphabetの売上高全体の81.5%を占めています。

Google広告の売上高の内訳では、「Googleサーチ及びその他」358億4000万ドル(約3兆9424億円)、「YouTube広告」70億ドル(約7700億円)、「Googleネットワーク」76億ドル(8360億円)となっています。特に「YouTube広告」と「Googleネットワーク」の伸び率が高く、それぞれ前年同期の売上高の1.84倍、1.6倍となっています。

2021年7月20日には、動画ストリーミング配信大手Netflixの2021年度第二四半期決算が発表されましたが、それによるとNetflixの同期間中の売上高は73億4000万ドル(約8074億円)でした。「YouTube広告」の直近の売上高は、Netflix全体の売上高に迫る水準となっています。

Google Cloudの売上高も増加

また、Googleのパブリック・クラウド・プラットフォーム(PCP)であるGoogle Cloudも売上高を増加させました。Google Cloud の2021年度第二四半期売上高は46億3000万ドル(約5093億円)で、前年同期の1.54倍となりました。一方、Google Cloudの営業収支は5億9100万ドル(約650億円)の赤字で、前年同期の14億2000万ドル(約1562億円)から改善しましたが、黒字転換は果たせませんでした。

Google Cloudの今後の展開についてピチャイCEOは、「AIとGoogle Cloudへの我々の長期投資は、すべての人のデジタルエクスペリエンスを強化しています」とコメントし、今後も投資を続けてゆくこと暗示しています。

Other Betsも赤字が続く

また、ブロードバンドインフラ開発のAccess、バイオテック企業Calico、ベンチャーキャピタルのGoogleベンチャーズ、自動運転車開発Waymoなどを束ねるOther Bets部門も、営業収支13億9800万ドル(約1537億8000万ドル)の赤字でした。しかし、この部門は事業部と言うよりは研究開発部門に近く、構造的に赤字体質なのはやむを得ないでしょう。

いずれにせよ、過去最高の業績を出したAlphabetの今後にさらに注目です。

(参照サイト)

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