<FCG>ファースト・トラスト天然ガスETF|ウクライナ危機により価格高騰

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ファースト・トラスト天然ガスETFとは

(First Trust Natural Gas ETF)はファースト・トラスト社が運営する天然ガスのETFです。米国のISEリビア天然ガス・インデックスの価格と利回り実績に連動する投資成果を目指します。NASDQ/NYSE上場企業の現在44銘柄の天然ガス産業関連企業で構成され、四半期ごとに構成の見直しがされます。

ウクライナ危機により価格高騰

ロシア問題により、多くの国が不買運動に参加することで、ロシア産の石油・天然ガスの輸出がストップし価格高騰へと向かっています。それにより天然ガス関連ETFは恩恵を受け暴騰となっています。

エネルギーシフトへ加速かかる

またこのことから再生可能エネルギーの加速に一層勢いが増しています。EU(ヨーロッパ連合)は加盟国に対して許認可プロセスを早めるよう要請し、クリーンエネルギーへのシフトを促しています。石油・天然ガス価格高騰の対策へと備え始めています。

以下のグラフはFCGの直近3ヶ月の動きを表したものです。

(引用;Yahoo Finance)

2022年2月のロシア・ウクライナ問題あたりから急激に暴騰が始まっていることがわかります。

現在の株価とETFコスト

株価 22.77ドル(3月20日現在)

年間トータルリターン 76.13%

直近配当利回り 2.66%

ETF年間コスト 0.60%

パフォーマンス

今年全体のパフォーマンスリターンは101.96%、前年比較で185.52%の上昇となりました。直近の52週間の動きは株価$5.99から最高値が$ 18.12となっています。

構成銘柄ポートフォリオ

(引用;First Trust

現在はトータル44銘柄で構成されています。シェアが大きい企業から順に上位5銘柄は次のようになっています。

・Occidental Petroleum Corporation. 4.85%

・ConocoPhillips. 4.16%

・DCP Midstream LP 4.06%

・Western Midstream Partners LP 3.97%

・EOG Resources,Inc.  3.9%

上位10銘柄で全体の43.78%ほどを占め、しっかりと分散投資がされています。

今後ロシア問題の影響

ロシアは石油や天然ガスが主要輸出品目となっています。近隣国であるドイツがロシアの大きな消費国となっており、輸送のための海底パイプラインがロシアからドイツに向けて準備が整いすぐにでも開始できる状態です。しかし、対立を治めるために世界各国で不買運動が広まっており、ドイツが今後どのような決断をするのか注目されています。もしドイツが不買運動に仮に参加しなくても、最終的な判断はNATO連盟であるアメリカの決定権下にあります。これに対してドイツが反発しNATOから脱退することはEU(ドイツは主要国)にも影響が出るため、可能性としては非常に低いと言えます。そのためロシア経済にとってドイツへの輸出がゼロになることは非常に大きなダメージを与えることとなります。ロシア問題は米国市場に大きな影響を与えるため今後の動きに注目することが必要です。

またクリーンエネルギーへのシフト加速の観点からも、天然ガスは比較的クリーンなエネルギーで、完全なクリーンエネルギーへのシフトは今後15年から20年かかると言われていますので、天然ガス需要はしばらく継続する可能性は十分あるのではないでしょうか。

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