サクソバンク証券は米国株の取り扱い数が多いだけではなく、海外ETFの取り扱い数が多いところも魅力の一つです。
株投資をはじめたばかりの方にはETFという言葉、自体に馴染みがないかもしれません。しかし、ETFを投資対象に入れるのと入れないのとでは取れる投資戦略の幅に大きな違いが出てきてしまいます。
ETFを投資対象に入れることで下げ相場にも利益が出せたり、新興国市場が好調なときにすぐに新興国に投資対象を切りかえたりと様々な投資戦略をとることができます。
ETFと聞くと難しそうに思う方もいるかもしれません。しかし、ETFは株と同じ感覚で売買できる仕組みなので、株投資をしている方にとって取り組みやすい投資対象です。
本記事ではサクソバンク証券で取引できる海外ETFについて、おさえておきたいポイントや投資戦略について解説します。
サクソバンクで取引できる海外ETFとはそもそも何?
海外ETFとは米国や香港など、海外の市場に上場されているETFのことです。
そして、ETFはExchange Traded Fundの略です。日本語では「上場投資信託」と呼ばれています。一般的な投資信託とは異なり、株式市場に上場されていて株と同じように取引できます。ETF自体は日本の東証にも上場されています。
ETFの説明でよく使われるのが「幕の内弁当」という例えです。
一方、個別株は単体でパック詰めできるお惣菜に例えられます。幕内弁当には最初から様々なお惣菜が小分けされて入っています。同じようにETFには最初から様々な個別株が小分けされて入っています。
米国を代表するS&P500の銘柄を、個別銘柄で一つずつ買おうとすると、かなりの資金が必要になります。しかも500銘柄も個人で買うのは大変です。
しかしS&P500に連動するETFを1回買えば小口でも、小分けされたS&P500の銘柄全てを買えてしまいます。
そして、ETFは株以外にも原油や金などで構成されたものもあります。組み合わせは無限に考えられます。
https://cdn-storage.saxobank.com/jp/etf_tradable_20211210.pdf(サクソバンク証券より)
サクソバンクの海外ETFで投資戦略は広がる
ETFを投資対象にすると様々な投資戦略を個人でも簡単に再現することができます。
仮に米国株全体が下げ相場になってもETFをうまく使えば利益を出すことも可能です。サクソバンク証券は米国の個別株以外にも豊富な選択肢が用意さているところに魅力があります。
しかもETFなら税制的な取り扱いも株と同じで、株と同じように売買できます。
サクソバンクでできる投資戦略
・コモディティ投資
・インデックス投資(パッシブ運用)
・新興国投資
・ブルベア投資
コモディティ投資
コモディティの価格に連動しているETFがあります。例えば金ならばSPDR Gold Trust(GLD)が有名です。
安全資産と昔から言われている金に投資できれば、米国株が下げ相場のときにも資産を守れるポートフォリオを組みやすいのではないでしょうか。
金や原油に投資する際には先物取引などの選択肢もありますが、先物取引は証拠金や限月などの先物取引のルールを知らなければ取引が難しく長期保有にも向いていません
。しかし、ETFならば証拠金や限月を気にせずバイアンドホールドもしやすいため、長期投資家にも無理なく買えるでしょう。
インデックス投資(パッシブ運用)
ETFはインデックス投資(パッシブ運用)にもおすすめです。
例えば一部、メディアで話題になっている米国の大手企業と中小企業の銘柄をセットで丸ごと買えるVanguard Total Stock Market ETF(VTI)も海外ETFの一つです。
SPDR S&P 500 ETF Trust(SPY)は米国を代表するS&P500の銘柄に絞った組み合わせで構成されています。
VTIもSPYも、「個別銘柄それぞれには流行り廃りはあっても、米国経済全体として考えれば長い目で考えれば成長します。
だから、難しい個別銘柄の当たり外れを予想するより米国株全体を丸ごと買っておけば長期的には伸びる」という考え方を支持する投資家に人気があります。
新興国投資
新興国のインデックスに連動しているETFもあります。例えばiShares MSCI Thailand ETF(THD)ならば、タイ王国の代表的な株式を丸ごと買えてしまいます。
通常、新興国投資をするとなると新興国通貨を用意して、新興国市場にアクセスしなければいけません。
しかし、米国市場にはドル建てで新興国市場に投資できるETFが豊富に用意されているため新興国投資にも気軽に取り組めます。
また、米国市場ではADR(米国預託証券)という仕組みで米国から資金を調達したい世界中の有名企業の個別株もドル建てで購入することができます。
例え中国からはECで有名なアリババ(BABA)、インドからはIT企業のインフォシス(INFY)など新興国の個別銘柄への投資の選択肢も豊富です。
ブルベア投資
レバレッジをかけた取引、下げ相場でも利益を出せるショートポジションを取るのもETFを使えば簡単にできます。
例えばDirexion Daily S&P 500 Bull 3X Shares ETF(SPXL)なら、S&P500インデックスの3倍の値動きに連動する動きの再現を目指して運用されています。
Direxion Daily S&P 500 Bear 3X Shares(SPXS)は、S&P500のインバース(逆の値動き)が3倍になるように運用されています。ブルベア型のETFはCFDや信用取引を使わずにレバレッジをかけたり、ショートポジションを疑似的にとれたりするのがメリットです。
ブルベア型のETFの値動きの設計上、信用取引やCFDで単純にレバレッジをかけたり、ショートポジションをとったりするのと成績にズレが出てきてしまう点には注意するべきですが、投資戦略の幅を広げられます。
米国と日本のETFの違いは流動性リスク
投資家の中には、「わざわざ日本ではなく海外のETFを買わなければいけない理由はあるの?」と疑問を持った方もいるかもしれません。
日本に上場されているETFは米国に比べると取引されている種類が少なく、銘柄によっては活発に売買されていません。
そのため、マイナーなETFの中には適正価格での取引成立がしづらいものもあります。
一方、海外でも特に米国に上場されているETFは銘柄数が多く市場参加者が多いことから、適正価格で売買が成立しやすいというメリットがあります。
サクソバンク証券は海外でも特に米国上場のETFの取り扱い数が豊富なのが魅力です。
サクソバンク証券のETFとCFDはどう使い分ける?
サクソバンク証券は海外ETFだけではなくCFD(差金決済)と呼ばれる取引対象も豊富に用意されています。
ETFでもCFDでも同じS&P500や金などに投資できます。ETFで投資するべきかCFDで投資するべきか悩むこともあるかもしれません。ETFとCFDの使い分けについても解説します。
長期投資ならETF。トレードはCFDが使いやすい
長期投資派ならばETF、短期トレードならCFDが使いやすいでしょう。
ETFならば価格が大きく下げても、CFDのように追証が発生しません。またETFの信託報酬は低く抑えられていることも多いため安心して長期で保有できます。
一方、CFDはオーバーナイト金利がかかるため保有コストは高いものの、取引手数料が低いのがメリットです。
中長期投資ならばETF、トレーディングならばCFDがおすすめです。
確定申告の扱いがETFとCFDでは異なる点に注意
ETFとCFDで注意しておきたいのが確定申告の扱いです。ETFは株と同じ区分に分類されます。
そのためETFと株の損益を合算できます。
一方、CFDは先物取引やFXのトレードとの損益通算はできるものの雑所得に分類されます。
ETFもCFDも申告分離課税で年間差益に対して20.315%課税される点は変わりませんが、損益通算できる区分が異なるため注意が必要です。
サクソバンク証券は長期投資派にもトレード派も満足の証券会社
サクソバンク証券は個別株だけでなくETFやCFDの扱いも豊富なため、長期投資派も短期筋のトレード派にも満足できる選択肢を用意しています。
米国株投資以外にも様々な投資戦略に挑戦したいと考えたら、サクソバンク証券はおすすめです。
まとめ:選択肢が多く使いやすいサクソバンク証券

サクソバンク証券でも取り扱っている海外ETFについて紹介しました。海外ETFを取引できるようになれば、パッシブ運用やコモディティ投資、新興国株投資、レバレッジをかけた投資など様々な戦略がとれます。
サクソバンク証券は海外ETFの取り扱い数も豊富で、ETF以外の選択肢もあります。長期投資派、短期筋のトレーダーのどちらにもサクソバンク証券はおすすめです。
さらには「取引シグナル」や「アナリスト予想」など、適切なタイミングで売買しやすくなる機能があります。
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