アップスタートが2021年度第三四半期決算を発表

アメリカ現地時間の2021年11月9日、AIレンディングプラットフォーム開発のアップスタートが、2021年度第三四半期決算を発表しました。NASDAQへの上場から1年を迎えた同社の決算は、どのような内容だったのでしょうか。

アップスタートという会社

アップスタート(Upstart Holdings Inc., NASDAQ: UPST)は、2012年にGoogle出身のデーブ・ジルアードら3人が立ち上げたフィンテック企業です。同社は、個人金融市場向けのAIレンディングプラットフォームを開発しています。同社のAIレンディングプラットフォームは、FICOスコアやクレジットレポートといった従来の融資審査基準に加えて、融資希望者の大学の成績や職歴などをAIが分析し、融資の判断を行っています。AIがマシンラーニングで自己学習するので、審査の数が増えるほど判断の精度が上がる仕組みです。

なお、アップスタート自身は融資を行っていません。同社は、自社のAIレンディングプラットフォームを銀行などの金融機関に利用してもらい、融資が実行された際に金融機関からフィーを獲得するビジネスモデルを採用しています。

2021年度第三四半期決算の内容

そんなアップスタートですが、2021年度第三四半期決算の内容は非常に好調です。まず同期間中の売上高ですが、2億2800万ドル(約259億9200万円)で、前年同期から250%の増加となっています。フィーの売上高は2億1000万ドル(約239億4000万円)で、前年同期から235%の増加となっています。また、同期間中の金融機関による融資の実行件数は362,780件で、融資の全実行額は31億3000万ドル(約3568億円)で、前年同期から244%の増加となっています。

営業利益は2860万ドル(約32億6040万円)で、前年同期の1220万ドル(約13億9080万円)から大きく増加しています。修正後純利益は5740万ドル(約65億4360万円)で、前年同期の1230万ドル(約14億220万円)の4.66倍になっています。

2021年度第四四半期も好調を維持か

アップスタートは、2021年度第四四半期についても前向きな見通しを示しています。それによると、同期間中の売上高のレンジを2億5500万ドル(約290億7000万円)から2億6500万ドル(約302億1000万円)、修正後純利益のレンジを4800万ドル(約54億7200万円)から5000万ドル(約57億円)、修正後EBITDAのレンジを5100万ドル(約58億1400万円)から5300万ドル(約60億4200万円)としています。

アップスタートの創業者でCEOのデーブ・ジルアードは、「IPOから今日までの1年間で我々の売上高と利益は3倍になり、ユーザーの金融機関の数も3倍になりました。多くの3という数字とともに、アップスタートはフィンテック業界のステフィン・カリー(NBAゴールデンステート・ウォリアーズの選手。歴代最高の3ポイントシューターと言われている)になるつもりです」とコメントしています。

(参照サイト)

https://www.fool.com/investing/2021/11/10/why-upstart-stock-plunged-on-thursday/

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