10年で株価が三倍に!外食の王者マクドナルドは今、どうなっている?

アメリカを代表するアイコン企業であり、3万8695の店舗を運営・フランチャイズする世界最大のレストランチェーンのマクドナルド。80年の歴史を持つ老舗企業ですが、最近の状況はどうなっているのでしょうか。先日発表された2020年度決算の内容とともにお伝えします。

コロナ禍の2020年度マクドナルド決算

先日、マクドナルド(McDonald’s Corporation, MCD)の2020年度決算が発表されました。それによると、同社の2020年度の売上高は192億780万ドル(約2兆168億1900万円)で、前年の213億6440万ドル(約2兆2432億6200万円)から10%のマイナスとなりました。経常収支は47億3050万ドル(約4967億250万円)で、前年の60億2540万ドル(約6326億6700万円)から21%のマイナスとなりました。減収減益という、新型コロナウィルスのパンデミックの影響を大きく受けた結果となりました。

マクドナルドの株価は堅調

一方、マクドナルドの株価は堅調です。アメリカで新型コロナウィルスのパンデミックが始まった昨年3月、一時137.30ドルまで値を下げたもののその後持ち直し、10月半ばまでに229.15ドルまで値上がりしています。本記事執筆時点(2021年3月8日)では207.37ドルで取引されています。2011年3月11日には76.73ドルで取引されていた同社の株は、10年で3倍になっています。

ビヨンドミートと提携のニュースも      

一昨年就任したばかりのクリス・ケンプチンスキーCEOに「最もチャレンジングな年のひとつとなった」と言わしめた2020年でしたが、マクドナルドにとって明るいニュースもありました。代替肉メーカーのビヨンドミート(Beyond meat)と共同で、完全100%植物ベースの代替肉バーガー「マックプラント」(Mac Plant)の販売を拡大するというのです。

現地の報道によると、マクドナルドは2019年からカナダのオンタリオ州の一部店舗で行っていた「マックプラント」のパイロット販売プログラムを拡大し、販売をさらに広げるとしています。アメリカでは、可能な限り肉食を減らして野菜を食べる「フレキシタリアン」と呼ばれる人が増加し、野菜志向の食生活が大きなトレンドになりつつあります。マクドナルドのライバルのバーガーキングは、すでに完全100%植物ベースの代替肉バーガー「プラントベースド・ワッパー」の販売を開始し、ヒット商品になっています。

なお、マクドナルドとビヨンドミートの提携が発表された翌日、ビヨンドミートの株は4%値上がりしています。さらに、マクドナルドの元CEOのドン・トンプソン氏はビヨンドミートに早期から投資していた株主であり、現在は同社の取締役も務めています。マクドナルドとビヨンドミートとは、比較的古くから「近い関係」にあったと言っていいでしょう。

(参照サイト)
https://corporate.mcdonalds.com/corpmcd/en-us/our-stories/article/FinancialNews.Q4-and-2020-Results.html
https://www.cnbc.com/2020/11/09/mcdonalds-to-test-mcplant-which-includes-its-own-meat-free-burger-next-year-beyond-meat-shares-fall.html

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