株式はどうすれば買える?米国株を買うまでの手順

米国株をはじめるにあたって、いざ実際に米国株を買おうと思ったときになにから手を付けたらいいのでしょうか。そこで今回は、投資初心者でも順を追ってはじめられる、米国株の買い方について説明します。日本で米国株を購入するのは年々手軽になっているため、はじめてみれば驚くほど簡単に取引することができるでしょう。

目次

証券会社を選んで口座を開く

米国株を購入するには、まず証券口座を開く必要があります。SBI証券、楽天証券、マネックスなどのネット証券では、特に米国株の売買に力を入れており、日々取り扱い銘柄数も増加しています。自分に合った証券会社を選んで口座を開設しましょう。

口座

口座には、特定口座と一般口座があります。特定口座は、取引ごとに税金を徴収・返済される「源泉徴収あり」と、自分で確定申告をする必要のある「源泉徴収なし」の2種類です。一般口座を選んだ場合は、年間取引報告書も確定申告もご自身で行う必要があります。

ほかに、2014年からNISA口座がはじまっています。NISA口座は、各証券会社によって手数料の決まりなどに差があるものの、ほとんどのネット証券で売買手数料が無料となっています。また、口座の特性として、売買益や配当にかかる税金が免除されるため、上手に活用しましょう。デメリットとして、一般口座や特定口座の売買益と損益通算できないため注意が必要です。

外国株式取引口座を開く

証券口座を開く際に、外国株式取引口座を開く必要があります。ただし、楽天証券のように別途口座を開くことなく米国株と日本株を同じように売買できるネット証券も選べます。また、国内のネット証券であれば、日本語で取引ができるため、英語が苦手な人でもスムーズに取引することが可能です。

入金し、決済方法を選択する

口座を開いて入金をすれば米国株を購入できますが、米国株を買う際はドルで決済しする必要があります。その方法は基本的に2パターンあり、日本円を米ドルに換えてドルで決済する方法と、日本円で決済する方法です。ドルで決済する場合は円高のときにドルに換えておくことも可能。どちらも大きな違いはないものの、証券会社によっては決済方法によって手数料が違うこともあるので手数料にも注意が必要です。

投資先を選ぶ

次にするべきは、購入する銘柄選びです。そもそも個別銘柄を購入するべきか、ETFなのか投資信託なのか、自分の投資スタイルに合わせた投資商品を選ぶ必要があります。個別銘柄を選ぶのはとても難しく、探し方はさまざまです。そこでここでは、個別銘柄を探すときに参考にするポイントをいくつか紹介します。

米国株ではROEに注目

個別銘柄を評価する際に、米国では特に「株主資本利益率(ROE)」が注目されます。ROEとは株主資本がどれだけの利益を出しているかを図る指標で、企業の経営効率を端的に表します。ただし、資本が少なくても借金を増やせば好景気に乗ってROEを上げることもできるため注意が必要です。そのため、ROEをチェックするときには、自己資本比率や有利子負債比率にも注目することが大切です。

スクリーニング

銘柄探しで迷われている方は、是非「アメリカンドリームを体現した企業たち!」もご確認いただきたい。スクリーニング機能を使って未来のスター銘柄の探し方を紹介している。

米国株を注文する

投資先を選んだら、次はいよいよ注文に進みます。注文の操作方法や細かい注文方法は証券会社によって違うものの、まずは基本の注文に慣れてからさまざまな方法を試していきましょう。基本的な入力項目は以下の通りです。

数量

株数のことです。米国株の場合は1株単位で購入できます。

価格

買いたい株価または売りたい株価を入力しして注文することを「指値(さしね)注文」と言います。確実に買いたい場合は「成行(なりゆき)注文」を選びましょう。価格を指定せずにその時に注文を出すので取引が成立やすいものの、成立した価格が思っていたよりも高すぎたり、安すぎたりしてしまう可能性があるため、板に並んだ注文をしっかりと確認する必要があります。

執行条件

「本日中」を選ぶと、当日限りの注文になります。「今週中」や日にちを指定する期間指定を選ぶと、その期間中は注文が継続されます。また、「寄付」や「引け」「不成」「大引不成」などの1日の中での注文タイミングも選ぶことができます。

決済方法

円貨決済を選ぶと円での買付/売付となり、証券会社の適用為替レートで円をドルに転換します。外貨決済を選ぶと、ドルでの買付/売付になります。

出した注文が約定すれば、ほしい株は購入できているということになります。注文を出したら、約定しているかどうかまでしっかりと確認しましょう。

まとめ:米国株は3ステップで買うことが可能

米国株の買い付けには、まず外国株式取引口座が必要です。次にその口座へ入金し、その後選んだ銘柄を買い付けます。

自分に合った証券口座を選ぶために、ラインナップや手数料、サービス体制などさまざまな観点から比較してみることをおすすめします。

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《参考》
https://zuu.co.jp/column/detail/howto-buy-us-stock.html
https://info.monex.co.jp/yahoo-usstock-beginner/step/

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