Mac、iPhoneから電気自動車まで手がけるアップルの決算情報と今後の展望

[AAPL/NASDAQ]Apple Inc.
公式サイト
業種:コンピュータ関連

アップルの沿革・会社概要

1976年、スティーブ・ジョブズ、スティーブ・ウォズニアック、ロナルド・ウェインの3人が、現在シリコンバレーと呼ばれるカリフォルニア州クパチーノで創業。翌1977年にApple Computerという名称で法人化し、主力事業の変化を反映させる形で2007年に現在のAppleに社名を改称しました。事業内容はMac(PC)、iPhone(スマートフォン)などのデジタル家電製品およびIT機器の設計と販売、そしてデジタルコンテンツなどの各種サービスの提供しています。

アップルのセグメント情報

iPhone事業

売上(百万USD)
FY20 142,381
FY19 142,381
FY18 166,699
FY17 141,319
FY16 136,700

2007年の6月にローンチしたスマートフォンのiPhoneは、現在日本ではスマホ全体の7割近くのシェア率を誇る人気機種です。イヤホンジャックを廃止するなどのイノベーティブなアップデートを展開しているほか、2019年に発表した新型iPhoneの価格を低めに設定して中国などで販売台数を伸ばしています。

Services事業

売上(百万USD)
FY20 53,768
FY19 46,291
FY18 37,190
FY17 29,980
FY16 24,348

アップルは、世界で初めて音楽のオンデマンドサービスをローンチしました。そのサービスは多様に広がり、現在では定額制雑誌読み放題サービスApple News+、定額制アプリゲーム遊び放題Apple Arcade、定額制動画見放題サービスApple TV+などのコンテンツサービスのほか、キャッシュバック機能や家計管理機能が使いやすいクレジットカードApple Cardなども提供しています。また、AppleCareやApple Payライセンス料金なども含まれます。

Wearables, Home and Accessories事業

売上(百万USD)
FY20 30,620
FY19 24,482
FY18 17,417
FY17 12,863
FY16 11,132

AirPodsやAppleWatchなどのApple Storeにおけるサードパーティ製アクセサリーの売上を加えたアクセサリーを中心に、Apple TV、iPod、Beats製品を扱うこの事業は、アップルのなかでも急激な成長を見せている分野です。ウェアラブルやIoTが今後ますます世界で浸透していくに向け、今後の成長にも期待が高い事業といえます。

Mac事業

売上(百万USD)
FY20 28,622
FY19 25,740
FY18 25,484
FY17 25,850
FY16 22,831

1984年にローンチされたアップル製のパーソナルコンピューター・Macintoshは、世界で初めてのディスプレーとマウスが組み込まれたPCとして世間に衝撃を与えました。なお、その後も現在に至るまでフロッピーディスクやCDの挿入口廃止といった、革新的なアップデートを繰り返しています。

iPad事業

売上(百万USD)
FY20 20,628
FY19 19,222
FY18 18,805
FY17 21,280
FY16 23,724

2010年にローンチしたiPadは、タブレット市場で世界第2位のユーザー数を誇ります。Wi-Fiに接続すれば通話もでき、ゲームやムービーを楽しんだり、クリエイティブな作業で活躍したりと幅広いシーンで使われています。

直近決算情報

《FY20Q4(7~9月)10月29日発表》

売上     6469億9800万USD(約66兆6408億円)
前年同期比39.2%増
純利益1267億3000万USD(約13兆0532億円)
前年同期比2.3倍増
ROE73.7%
ROA17.3%
PER39.3倍
PBR32.2倍
時価総額2,138,910百万USD
アップルの直近決算情報

(※PER、PBR、時価総額は1月15日株価より算出)

製品別の売上高の内訳は iPad事業の売上は46%増、Mac事業の売上は29%増と、それぞれ大幅に成長。新型コロナウイルス感染症の影響で在宅ワークや学習向けのツールとして人気が高く、これまでアップル製品を使っていなかった新たな顧客層にまで浸透させています。一方で、主力となるiPhone事業の売上高については、新機種の発売が例年と比べて1カ月ほど遅れたことが響いた影響で21%減となりました。

また、ウエアラブル端末を含む周辺機器の販売をするWearables, Home and Accessories事業では21%増。アップルが成長の柱として力を入れるゲームや音楽、動画配信などをおこなうServices事業の売上高は16%増と、順調な成長を続けています。

今後の展望

現在のアップルは、ハードウェアと継続課金の両方を販売するビジネスモデル「SaaS Plus a Box」活用する世界屈指の企業のひとつです。2020年9月の発表会でも、ハード製品のほかに、子供がApple Watchだけを利用ができる「ファミリー共有設定」と、アップル製品で動画を視聴しながらトレーニングする月額制フィットネスサービス「Apple Fitness+」といった、2つの新たなソフト製品についての発表がありました。こうしたソフトウェアサービスが成長することで、今後の企業収益がさらなる成長をみせることに大きな期待が寄せられています。

また、2024年に生産を開始する予定だと報道されている電気自動運転車の動向にも注目が集まっています。

《参考》
https://media.bizmake.jp/example/bm-apple/embed/
https://www.apple.com/newsroom/2020/01/apple-rings-in-new-era-of-services-following-landmark-year/
https://monex-fs.ifis.co.jp/NRA/pdf?PUID=39c53&pdfName=AAPL_20201029
https://strainer.jp/companies/6895
https://www.cnbc.com/2020/01/28/apple-wearables-home-and-accessories-segment-now-bigger-than-mac.html
https://www.earlyteches.com/2019/02/apple-2020s-increase-decrease/embed/
https://japan.cnet.com/article/35164195/

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