セキュリティ・アズ・ア・サービスを提供するゼットスケーラーという会社

ゼットスケーラーという会社をご存知ですか?サイバーセキュリティにおける各種の脅威のリスクが高まる中、ゼットスケーラーというの事業が注目されています。

ゼットスケーラーという会社

ゼットスケーラー(ZS)は、2007年にインド系アメリカ人起業家でサイバーセキュリティエンジニアのジェイ・チャウドリー氏が設立したサイバーセキュリティ企業です。同氏がゼットスケーラーを立ち上げた2007年当時は、いわゆるクラウドコンピューティングが台頭し始めた年でした。ソフトウェアをクラウドで提供するSaaS、プラットフォームをクラウドで提供するPaaSなどの普及が始まり、同時にリモートでそれらを利用するモバイルコンピューティングの時代が始まりました。

企業が使うアプリケーションなどが外部へシフトする中、チャウドリー氏は「セキュリティもクラウドで提供されるようになる」と確信し、みずからクラウドベースのセキュリティプラットフォーム企業を立ち上げたのです。

セキュリティ・アズ・ア・サービス

ゼットスケーラーのセキュリティプラットフォームは、同社がセキュリティ・アズ・ア・サービス(Security as a Service)と呼ぶ形態で提供されています。利用者はパソコンなどの端末に専用のソフトをインストールするだけで、インターネットセキュリティ、ウィルス対策、脆弱性診断などの各種の機能を利用できるようになります。社内でオンプレミス型のセキュリティシステムを構築するよりも低コストで、迅速にセキュリティ対策を施すことが可能になります。

ゼットスケーラーのセキュリティプラットフォームはまた、AWS(Amazon Web Service)、マイクロソフトAzureなどのPaaSや、Office365などのSaaSとの連携も可能です。VPNなどを使った連携よりも安全で高速な連携を可能にします。社内にいかなるシステムも置くことなく、完全クラウドでのコンピューティングが実現できます。

クラウド化の進行で売上も増加

世界的なクラウド化の進行により、ゼットスケーラーの売上も増加しています。同社が発表した2021年度第一四半期(2020年8月1日から10月31日)決算によると、同期間中の売上高は1億4260万ドル(約149億7300万ドル)で、対前年比で52%の大幅増加となっています。非GAAP(米国一般会計基準)ベースでの経常利益は2000万ドル(約21億円)で、前年同期の490万ドル(約5億1450万円)の4倍になっています。

アメリカでは、クラウドベースのセキュリティプラットフォームの利用率が全体の30%程度とされていて、ゼットスケーラーを含むセキュリティ・アズ・ア・サービスの利用が今後さらに進むと見られています。ゼットスケーラーの今後に注目です。

(参照サイト)
https://www.zscaler.jp/
https://www.globenewswire.com/news-release/2020/12/02/2138684/0/en/Zscaler-Reports-First-Quarter-Fiscal-2021-Financial-Results.html

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