コロナ禍で業績好調なドキュサイン・インクとは?

電子署名大手ドキュサイン・インクの業績が好調です。新型コロナウィルスのパンデミックにより、アメリカでは在宅勤務などのリモートワークをする人が増え、契約書などへの署名をオンラインで行うケースが急増しているからです。ドキュサインという会社と直近の業績をお伝えします。

ドキュサインという会社

ドキュサイン(DocuSign, Inc.)【DOCU】は、2003年にコート・ロレンジニら3人の起業家が設立した会社です。同社は設立当初より電子署名システムのeシグネチャーを提供、今日までに競合企業を買収するなどして世界最大の電子署名企業になっています。eシグネチャーは当初、不動産売買契約の署名システムとして活用され、アメリカ各地の裁判所で証拠採用されて実績を重ねてきました。

ところで、日本でも「クラウドサイン(弁護士ドットコム)」「GMO電子印鑑Agree」などの電子署名サービスの利用が広がっています。日米両国ともに新型コロナウィルスのパンデミックが収束せず、リモートワークをする人が増加、オンライン署名の需要が増加しているからです。特に日本においては、判子を廃止するトレンドも広がりつつあり、電子署名の利用が今後さらに加速すると予想されています。

サブスクリプションで提供

ドキュサインのeシグネチャーはサブスクリプションで提供されています。アメリカ国内での料金プランは、1番安いパーソナルプランで月額10ドル(約1,050円)です。書類に電子署名だけ押印して保存しておける無料のフリープランも提供されています。また、Googleドキュメント、Gメール、セールスフォース、マイクロソフト・ダイナミクスCRMといった各種の外部ツールとの連携も可能です。

ドキュサイン・インクの好調な直近決算

そんなドキュサインですが、決算も好調です。先週発表された同社の2021年度第三四半期決算(2020年11月~2021年1月末)によると、同期間中の売上高は3億8292億ドル(約402億660万円)で、対前年比で53%の大幅増加となっています。GAAP(米国一般会計基準)ベースでの経常収支は5849万ドル(約61億4145万円)の赤字でしたが、3810万ドル(約40億円)のフリーキャッシュフローを確保しています。同決算期末で同社が保有するキャッシュは、6億7560万ドル(約709億3800万円)あります。

ある調査によると、2020年時点で完全リモートワークをしているアメリカ人労働者の割合は全労働者の18%に達していて、今後割合がさらに高まると予想されています。また、リモートワークをする人の24%がリモートワークがオフィスワークよりも生産的だと答えています。アメリカのリモートワークのトレンド拡大に伴い、ドキュサインのビジネスも相応に拡大してゆく可能性が高いでしょう。

(参照サイト)
https://www.bloomberg.com/profile/company/DOCU:US
https://www.docusign.com/products-and-pricing

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