年内にも米国上場?東南アジア配車大手グラブとは?

グラブという会社をご存知ですか?グラブ(Grab)はマレーシア人のハーバード大学出身者アンソニー・タン氏が2012年に設立した配車アプリ開発企業です。同社のアプリは東南アジアを中心に急速にユーザーを増やし、今日までに地域最大の配車企業に成長しています。グラブという会社と、年内に噂されている米国上場についてお伝えします。

グラブという会社

グラブという会社は、当時ハーバードビジネススクールの在学生だったアンソニー・タン氏の、マレーシアのタクシー運転手用配車アプリを開発するというアイデアから始まりました。マレーシアはタクシー運転手の運転が荒いようで、タン氏はスマホアプリでお客の位置情報を運転手に伝え、スムースに乗車できるようにすればより安全になると考えたのです。

タン氏はハーバードビジネススクールから助成金2万5千ドル(約262万円)を得て、スマホアプリ「マイテクシー」を開発、直ちに配布を開始しました。結果マイテクシーはマレーシアで大ヒット、続けてフィリピンでも大ヒットとなりました。両国で勢いを得たタン氏は、2014年にグラブの本社をシンガポールへ移転させています。

周辺国へも相次いで進出

グラブはその後、本社を移転したシンガポール、タイ、ベトナム、インドネシアにも進出、現時点で東南アジア8カ国の351都市で配車事業を展開しています。配車事業に加え、2016年にはオンライン決済サービスの「グラブペイ」のサービスも開始し、金融事業にも進出を果たしています。

2018年には、料理宅配事業の「グラブフード」と宅配事業の「グラブエクスプレス」をそれぞれ立上げ、事業ポートフォリオのユニットを増やしています。さらには金融事業の「グラブフィナンシャル」も立上げ、金融事業への進出を本格化させています。

日本企業も投資、年内に米国上場か?

なお、グラブには日本からもソフトバンクグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、トヨタ自動車などが出資しています。同社に対する投資家の視線は熱く、アメリカ、中国、イギリス、韓国などの各国のベンチャーキャピタルなどが多く出資しています。

ある関係者によると、グラブは今年年内にもアメリカでの上場を予定しており、上場により時価総額が143億ドル(約1兆5015億円)を付ける可能性があるとしています。仮にそれが実現した場合、東アジアの企業としては過去最高となり、東南アジアの企業として初の「デカコーン企業」(時価総額10億円以上のベンチャー企業)になる可能性もあります。

いずれにせよ、気になるグラブの米国上場ですが、米国株ナビでは、今後もグラブのIPO情報を収集し、アップデートしてまいります。

(参照サイト)

https://craft.co/grab

https://www.cnbc.com/2021/01/18/southeast-asias-grab-reportedly-considering-us-ipo-this-year.html

https://blog.seedly.sg/grab-ipo/

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