コロナ禍の最新決算発表|スターバックスは今、どうなっている?

新型コロナウィルスの感染拡大が続くアメリカ、主要各都市で営業制限などが課せられ、これまでに全米で11万もの飲食店が閉鎖を余儀なくされています。特に都市部のカフェやバーなどの多くが事業を停止しています。そうした中、大手コーヒーチェーンのスターバックスが、最新の四半期決算を発表しました。内容はどうなっているのでしょうか。

改めてスターバックスという会社について

スターバックス【SBUX】は、1971年にアメリカのシアトルで誕生したコーヒー店です。それまでコーヒー不毛の地とされていたアメリカに本格的な焙煎コーヒーをもたらし、都市部を中心に店舗を拡げていきました。オープンな雰囲気やフレンドリーな店員、そしておしゃれで豊富なメニューなどが支持を集め、これまでに全世界70カ国で3万店以上を運営する、世界最大のコーヒーチェーンとなっています。1992年にNASDAQに上場し、S&P500銘柄にも採用されている名門企業です。

そのスターバックスが、現地時間の先週、最新の四半期決算を発表しました。その内容を見てみましょう。

スターバックスのコロナ禍の最新決算発表

発表された2021年度第一四半期(2020年10月~12月)決算によると、同期間中の売上高は67億ドル(約7035億円)で、対前年比で5%のマイナスとなりました。新型コロナウィルスの影響により、来店・注文数が19%したものの、販売単価が17%増加し、オフセットする結果になりました。なお、営業利益率は13.5%で、対前年比で17.2%減少しました。

地域別では、アメリカの売上高が47億ドル(約4935億円)で、対前年比で6%のマイナスとなりました。来店・注文数が21%と大きく減少しましたが、販売単価が20%増加し、オフセットする結果になりました。

アメリカ国外の売上高は16億5430万ドル(約1737億円)で、対前年比で3%のマイナスとなりました。中でも中国の売上が対前年比で5%のプラスとなり、海外売上を牽引する形になりました。

参考記事
https://www.businesswire.com/news/home/20210126006038/en/Starbucks-Reports-Q1-Fiscal-2021-Results

コロナ禍でも強気の業績予想

決算発表にともない、ケビン・ジョンソンCEO兼社長は、2021年度通年の業績予想として、2021年度の売上高が対前年比で18%から23%増加する見通しであるとコメントしています。新型コロナウィルスからの完全復活に最低でも2年はかかるとしながらも、今年中には営業利益率をコロナ前の水準に回復できるとしています。

コロナにより、アメリカの飲食業界は死屍累々の様相を呈しているようですが、スターバックスは、そうした中でも善戦しているといっていいでしょう。少なくとも数字の上ではそれほど悲観的になる必要はなさそうです。スターバックスの最新決算を見た投資家は、ほっと一息付けていることでしょう。

(参照サイト)

https://www.fool.com/investing/2021/01/29/3-big-takeaways-from-starbucks-earnings-report/
https://www.financialbuzz.com/starbucks-reports-first-quarter-fiscal-2021-financial-results/

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