植物由来代替肉を製造しているビヨンド・ミートという会社

植物由来代替肉を製造しているビヨンド・ミートという会社が注目を集めています。同社の代替肉は、ヴィーガンと呼ばれる完全菜食主義者とともに一般消費者の間でも人気で、ファストフード店などでも利用が広がっています。そのビヨンド・ミートという会社をご紹介します。

代替肉製造のパイオニア企業、ビヨンド・ミート

ビヨンド・ミート(Beyond meat)【BYND】は2009年設立の、カリフォルニア州エル・セグアンドに拠点を置く会社です。同社は、大豆やエンドウ豆などを原料にハンバーガーパティ、ソーセージ、挽肉などの「代替肉」を製造しています。現在、アメリカではヴィーガン(Vegan)と呼ばれる「完全菜食主義者」が増えていて、アメリカ人の16人に1人がヴィーガンであるとされています。ビヨンド・ミートの代替肉は、そんなヴィーガン達の間で人気が高まっています。

ビヨンド・ミートの代替肉はまた、一般消費者の間でも人気が高まっています。現在のアメリカでは、出来るだけ肉食を避けて野菜を食べるフレキシタリアン(Flexitarian)の人口が増えていることが背景にあるとされています。

ESG投資の対象としても注目

ビヨンド・ミートはまた、いわゆるESG投資の対象としても注目されています。ESG投資とは環境(Environmental)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)に関連する産業セクターや会社を対象にした投資のことですが、ビヨンド・ミートは、代替肉を製造することで既存の畜産業のシェアを下げ、ひいては地球環境のサステナビリティ確保に寄与すると期待されているのです。実際のところ、畜産業は大量の植物資源と水を消費し、さらに大量のCO2を放出する、地球環境にとって非常にやっかいな産業とされているのです。

ファストフード店も利用

ビヨンド・ミートの代替肉は、全米の多くのスーパーの「肉売場」に並べられ、消費者は普通に買うことができます。また、カールス・ジュニアやサブウェイなどのファストフード店や、TGIフライデーやヴェジーグリルといった普通のレストランでも使われています。さらに、アメリカやカナダ以外の国でも売上が拡大しており、直近の数字では売上全体の33%が海外からもたらされています。

ビヨンド・ミートはまた、2019年5月にNASDAQに上場し、IPOを果たした世界初の代替肉メーカーとなりました。IPO価格25ドルで始まった株価は初日に直ちに上昇し、65.75ドルで取引を終えています。本記事執筆時点の現時点では、同社の株は134.61ドルで取引されています。

なお、ビヨンド・ミートにはマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ、俳優のレオナルド・デカプリオ、バスケットボール・スタープレイヤーのクリス・ポールなどを含む多くのセレブリティが出資しています。

(参照サイト)
https://pitchbook.com/profiles/company/54622-72#overview
https://www.pionline.com/esg/global-esg-data-driven-assets-hit-405-trillion#:~:text=The%20value%20of%20global%20assets,to%20%2440.5%20trillion%20in%202020.

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