時価総額1000億ドル突破!エアビーアンドビーの今年を読む

民泊仲介大手エアビーアンドビーの株価が好調です。現地時間の先週木曜日、NASDAQで取引されている同社株価がIPO価格の三倍近い185.73ドルに値上がりし、時価総額が一時1000億ドル(約10兆5千億円)を突破しました。今週に入りやや値を下げたものの、比較的高値で推移しています。エアビーアンドビーの株価は今年どう動くか、予想します。

新型コロナウィルス・ワクチンへの期待

エアビーアンドビー【ABNB】の今年の業績と株価に確実に影響を与えそうなのが新型コロナウィルスのワクチンです。アメリカとイギリスでは昨年末から国民へのワクチン接種が始まり、今年秋ごろまでにはすべてのアメリカ市民への接種が終わると見込まれています。

また、日本を含むその他の先進国でも今年春までには接種が始まり、年末までにほとんどの国民への接種が終わると予想されています。それにより、世界的に低迷していた観光需要が戻り始め、民泊仲介最大手のエアビーアンドビーの業績にプラスに寄与すると期待されています。あるアナリストは、エアビーアンドビーの業績は今年中頃から回復し始め、年内にコロナ以前の売上水準に戻すと予想しています。

回復する売上、赤字は縮小へ

別のアナリストは、エアビーアンドビーの売上が実際に回復基調にあり、さらには赤字も縮小するなど業績が改善しつつあると指摘しています。エアビーアンドビーの2020年度の営業収支は一株当たり6.73ドルの赤字と見込まれていますが、今年は一株当たり0.72ドルまで縮小するとされています。長らく続いたエアビーアンドビーの赤字体質が、コロナパンデミックの収束と共に改善する兆しを見せています。さらに2022年にかけて年間売上も61億ドル(約6405億円)まで拡大すると予想しています。

エアビーアンドビーによると、エアビーアンドビーの利用者の91%はGoogle広告などを経由しないで直接エアビーアンドビーを利用していて、同社の利用者のリピート率の高さを示しているそうです。実際に、エアビーアンドビーの利用者は特定の「定宿」を複数持っている人が多く、中には世界各地にお気に入りの「定宿」を抱えているヘビーユーザーもいるそうです。パンデミックの収束とともに、そうした「定宿」の利用を自粛していた人が戻ってくることは間違いないでしょう。

ちょうど同じ時期にIPOしたドアダッシュの株も高値で推移していますが、ドアダッシュよりもエアビーアンドビーのファンダメンタルズの方が堅固であるとする意見も多く聞かれます。エアビーアンドビーの株価は、今年2021年も相応の高値水準で取引されることになると予想します。

(参照サイト)
https://www.cdc.gov/vaccines/schedules/index.html
https://www.cnbc.com/2021/01/04/airbnb-gets-bearish-analyst-calls-after-stock-more-than-doubled-in-ipo.html

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