アップルが2022年度第2四半期を発表。アップルTV+アップルミュージックが好調、過去最高売上高を記録

2022年度第2四半期(1月〜3月期)決算を4月28日に発表しました。

(Apple Reports Second Quarter Results)

目次

売上高&純利益が過去最高を更新

売上高…973億ドル、(日本円約12兆6885億円)前年同期比の9%増

純利益…250億ドル、(日本円で約3兆2604億円)前年同期比の5.8%増

EPS(一株あたりの利益)…1.52ドル、前年同期比8.5%増

売上高はアナリスト予想平均の938億9000万ドル、利益予想の232億ドル共に予想を上回りました。

半導体不足の危機をうまく管理しiPhone の販売が好調であったことなどから、過去最高の売上と好成績を示しました。

製品カテゴリー別売上

iPhone
506億ドル(約6兆6000円)前年同期比5.5%増

Mac
104億ドル(約1兆3556億ドル)前年同期比15%増

Ipad
76億4600万ドル(約9966億円)前年同期比3%減

アクセサリー・ウェアラブル端末
88億600万ドル(約1兆1477億円)前年同期比12%増

サービス(アップルTV +・アップルミュージック・アップルフィットネス)
198億2100万ドル(約2兆5835億円)前年同期比17%増

サービス部門の優良契約件数が8億2500万件と全四半期比較で4000万件増加しています。このサービス部門の成長率が大きく全体の売り上げを牽引しています。

市場別売上

米州…408億8200万ドル 前年同期比19%増

欧州…232億8700万ドル 前年同期比4.6%増

中国圏…183億4300万ドル 前年同期比3%増

アジア太平洋域…70億4200万ドル 前年同期比6.6%減

全体の売上の42%が米州でそれ以外が58%となっています。

株価&配当額

新型コロナウイルス関連規制を受けている中国で生産や需要が落ち込んでいることやウクライナ紛争による影響が今後のサービス部門への成長鈍化の可能性があると予想し、好決算であったにもかかわらず、株価は3.66%の反落となりました。

現在の株価は137.35ドル(5月20日現在)となっています。

配当に関しては今期の良好決算結果から四半期配当額の5%引き上げで0.22ドルから0.23ドルへと増額、また自社株買い900億ドル拡大を承認し株主還元を充実させました。

今後の期待

次期決算予想では、現在の情勢の影響が出ることが予想され暗い見通しと株価下落となっています。

また来期も引き続き半導体不足やウクライナ紛争の影響が出てくることも予想できますが、すでに市場予想に織り込まれているためそれ程の影響はないとみて良いのではないでしょうか。

それよりも爆発的成長の要因となる新製品の、ARヘッドセットや電気自動車などへ多くの投資家は期待を寄せ、今後この分野での活躍に注目しています。

今後、IT業界におけるさまざまな技術革新により、アップルでも最新技術が搭載されたデバイスが発表される可能性もあるでしょう。

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