資産形成の基本|自分にあったアセットアロケーションとは?

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アセットアロケーション

アセットアロケーションとは資産クラスの配分をどういった割合で保有するかを示し、リスク管理や分配投資でリスク軽減を目的とし、また安定したリターンを目指す運用方法をいいます。

そのリスク許容度での配分により利益をどのように得るかという戦略を作ることができます。

これは人それぞれ経済状況や年齢、資産、運用目的などが異なるため自分にあったアセットアロケーションを考える必要があります。

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資産クラス

資産クラスとは、どのような資産を保有するかのことです。

種類は次の5つがあります。

  • 現金
  • 株式(国内・先進国・新興国)
  • 債券(国内・先進国・新興国)
  • 不動産
  • コモディティ

これらの組み合わせをどのような割合で組み立てるかにより、安全性やその時代の景気や情勢など、また投資家の年齢などの要素を織り込み、投資戦略やリスクを避けることができます。

ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。

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<現金>

まず現金で資産を保有する場合は、損失を生むことはありませんが、利益を得ることもありません。

ある程度は現金保有は万が一に備えて必要です。

一般的に1年程度の生活資金や3年以内に使う予定の資金は現金で保有し、3年以内に必要でない資金は多少のリスクは必要ですが運用して増やすことを金融専門家やファイナンシャルプランナーは勧めています。

そこでどのような形で資産を保有するかがポイントになりますが、偏らないように分散することが重要です。

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<株式>

まずひとつ目に株式で資産を保有する場合です。

これは国内株式・新興国株式・先進国株式と3種類に分けて考えることができます。

これは一つの国へまとめて投資するよりも、様々な国へ投資することで、安全性を高めることが可能になります。

例えば新興国株式インデックスに投資することで、新興国の企業で構成されたインデックスに投資することができますので、さらにリスクが軽減されます。

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<債券>

次に債券への投資です。債券は国が発行する証書で、比較的リスクの低い投資資産クラスです。

債券は金利の動向、政治、経済環境によって価値が変動します。

安全性が高い分、収益性は株式投資よりも低くなります。大抵の場合、株式が落ち込んだ場合の保険として債券を保有する投資家も多くいます。

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<コモディティ>

次はコモディティへの投資ですが、これは金・銀・プラチナやエネルギーなどの原油、また農産物への投資のことを言います。

まさに現在世界中で起こっているインフレ時に強いというのが特徴です。

コモディティの値動きは株式と異なることが多いので、リスクヘッジの効果が非常に高いと言えます。

投資銘柄の中にコモディティETFやゴールドETF銘柄などがあり、現物所有する必要がなく盗難などの心配がないため安全に投資ができます。

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<不動産>

資産を不動産で持つ場合、賃貸として家賃収入を得ることもできますし、家の価値が上がった場合は売って利益を得ることも可能です。

また投資分野にもREITという不動産を対象にした投資商品があります。これに投資した場合も不動産クラスとなります。

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ポートフォリオとの違い

ポートフォリオとは、分散投資の配分を考え、リスク管理をするという点では同じです。

しかしポートフォリオは具体的な投資銘柄を指し、どのような割合で投資銘柄を保有するかを表すものです。

例えば、資産クラスの株式投資を全体の50%にすると、その中で、どの銘柄へどういった配分で投資をするのかという構成銘柄がポートフォリオになります。

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アセットアロケーション戦略

では実際にアセットアロケーションでできる目的にあった投資戦略を例を挙げて見ていきましょう。

戦略的アセットアロケーション

長期的な方向性を見据えた戦略的アセットアロケーションでは、投資目的、リスク許容度、また投資期間に応じて配分されます。

安定型<株式20%・債券45%・それ以外5%・ キャッシュ30%>
安定成長型<株式45%・債券30%・それ以外5%・キャッシュ20%>
積極性型<株式75%・債券15%・それ以外5%・キャッシュ5%>

この配分は定期的に調整して市場の変化に対応するアロケーションを作成する必要があります。

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戦術的アセットアロケーション

短期的に投資機会を利用して、市場の動きや経済状況に応じ、保有する資産クラスの割合を変えます。

戦略的アセットアロケーションをベースとし、それをアクティブに変化させさらなる利益を狙うものです。

こういったアセットアロケーション戦略は、その人の資産状況、リスクの許容範囲、年齢、運用の目的、投資期間など全て異なり、一概にどの運用方法が良いとは言えませんので、自分にあったアセットアロケーションを考慮して適切な配分を決めましょう。

また自分では難しいという方は証券会社などに相談して、自分にあった具体的な商品を選ぶことをお勧めします。

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