Amazon 第一次四半期決算
アマゾンが2022年の第1四半期決算の発表をしました。
結果は思わしくない悪成績となりました。
その結果株価が大暴落し、前日比から13.9%もの急落、最高値から−30%もの安値を記録しました。
ー決算内容ー
売上;1164.4億ドル
営業利益;36.7億ドル(前期比マイナス59%)
純利益;マイナス38億4400万ドル
営業外利益;マイナス85.7億ドル
営業利益がマイナス59%と大きく前回から落ち込んでいます。
この落ち込みの理由を売り上げの内訳から見ていきます。
オンラインショピング(アメリカ)
営業利益;マイナス15.68億ドル(前期34.5億ドル)
オンラインショッピング(インターナショナル)
営業利益;マイナス12.81億ドル(前期13億ドル)
AWS(アマゾンウェブサービス)
営業利益;65.18億ドル(前期41.6億ドル)
それぞれのセクターの営業利益の内訳を見るとオンラインショピングで大きく赤字を出しています。
原因としては輸送配達などの燃料費が高騰していることや、人件費の上昇、また人手不足による倉庫管理の不十分、またインフレ経済などの様々な影響が考えられます。
一方でAWSセクターは大きく利益を上げ、前期比でも約20億ドル増加していることがわかります。
AWSセクターは毎期決算で同じように継続して利益を伸ばしています。
リビアン株価が決算に影響
営業外利益の大きくマイナスが出ているのはアマゾンが20%保有しているリビアンの株価が下落したため大きく損失が出ています。
前期でリビアンの株価が急騰して1兆円ほどの利益を出していましたが、今期決算の3ヶ月で急落し半値となったため、含み損が約50億ドルとなり決算へ影響しました。
2022年のアマゾン株価の動向
下表は2022年に入ってからの株価の動きを示したものです。
(Google Finance)
決算発表から急落していることがわかります。前日比14%安、そして2006年以来の大幅安となりました。
アマゾンの今後の株価はどのように動くのでしょうか?
オンラインショッピングが大きく赤字を出していることから、今後もオンラインサービスをどのように継続していくのか気になります。
同社は今後、プライム会員向けに特典として、同社の加盟店での購入時に、プライム会員の特典を同じく受けられるシステムを予定しています。
特典は配送料無料や返品が可能といったサービスで、これが始まれば一気に利用者が増加することを期待しましょう。
5月に株式分割と自社株買いを実施
同社は株式分割を実施することを発表し、株主保有の一株を20株とするとしました。
また、自社株買いを50億ドルから100億ドルと引き上げることを同時に発表しました。
最低投資額を下げることで多くの投資家が参加できるようになります。
同業のアップルやグーグルは株式分割を実施することで株価の上昇へ繋げています。
同社も株式分割が始まる5月27日から株価の上昇が期待できます。
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まとめ:長期的な目線でアマゾンの株価に注目しよう
一時的に株価は下落しましたが、アマゾンの米国株式市場における存在感は今後もしばらくは変わらない可能性が高いでしょう。
米国内における経済状況はもちろん、世界情勢によってもマーケットは変化するため、長期的な目線を持って投資をすることが重要です。
しかし、先行きが不透明な中で株式投資を行うことに壁を感じている人もいるかもしれません。その場合、当サイトおすすめの「GOファンド」を利用するのも有効な手段の一つです。
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