Bitcoincash(BCH)|大手企業で利用開始て需要増加

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Bitcoin  cash(BCH)とは

2017年8月に誕生した仮想通貨です。当時ビットコインの需要増加がありましたが、需要が一気に殺到したため、送金速度が遅延したり、手数料の高騰が起こる問題が発生していました。それを解決するためにBitcoin から分岐して開発されたものがBitcoin cashです。

Bitcoin cashの特徴

・Bitcoin以上の性能を持つ。

ビットコインから機能を改善しアップデート(ハードフォーク)されてビットコインから分岐した仮想通貨のため、ビットコインよりも優れた機能を備えています。

以下はビットコインとの比較です。 

<Bitcoin>

ブロックサイズ; 1MB

取引承認速度;10分〜20分

マイニング調節機能;2週間に1回

手数料;数百円〜数千円

 <Bitcoin cash>

ブロックサイズ; 32MB

取引承認速度;5分〜10分

マイニング調節機能;10分に1回

手数料;数円〜数十円

ブロックサイズは10分間でどれだけの量の取引を記録することが可能かを表します。つまりBitcoin cashはBitcoinの32倍量の取引が可能です。

取引承認速度は送金速度のことですが、この二つの比較ではBitcoin cashの方が早く優れていますが、仮想通貨全体で見るとイーサリアムやリップルは10秒で送金できたりするものがあるため、目立って高速に処理が可能というわけではありません。あくまでもBitcoinより早く処理が可能ということです。

マイニング調節機能;この機能があることによって、送金速度の向上を可能にしたり、ハッキングの防御やネットワークの安定性が高まります。

・時価総額ランキングが1兆2880億円で現在21位で信用度がある。かつてランキング10位以内に入ることもありましたが、いずれにせよランキング上位を維持していることは、信用に繋がります。ちなみにBitcoinの時価総額ランキングは1位で133兆円となっています。

・発行上限枚数を設けていてBitcoinと同じ2,100万枚としています。

現在の評価

価格は44,532円(3月25日地点)です。前月2月と比較すると−20%で全体的に下落傾向にあります。要因としてはウクライナ情勢悪化が市場全体に影響したものによると言えます。

最近のニュース

Bitcoin cashの国内取引所で新規上場する可能性があります。新規上場する場合はその仮想通貨の将来性や価値、セキュリティー面で安全であるかなどの評価の基準をクリアするということですので、総合的に見て安全に取引ができます。大抵の場合は上場する地点で価格が上昇することが見込めます。

また海外ではBitcoin cashを基軸通貨として採用が可能になります。ほとんどの取引所はBitcoinを基軸となっていますが、CoinEX、OKEx、KucoinではBitcoin cashを基軸通貨として採用しています。これはどういうことかというと、他のアルトコインの取引する際は必然的にBitcoin cashを保有する必要があるために需要が発生します。これが価格の上昇につながる可能性があります。

Bitcoin cash(BCH)の将来性

Bitcoin cashの決済利用が可能な店舗が世界中で拡大してきています。オンライン決済大手企業のPayPalでの仮想通貨取り扱いが決定し、Bitcoin cashも取り扱われます。同じく楽天ペイでも利用可能となります。中国のWeChatでも利用されるなど、世界中の大手決済企業の利用が拡大しています。

Bitcoin cashは処理速度や送金速度、そして手数料が安く非常に利便性が高いため、今後これまで以上に参入企業が増加することが考えられます。

また定期的にアップデートをする事で機能向上や安全管理に取り組んでいることから、信頼性も高く安全に取引が可能です。

今後は世界中での利用が増加することにより、需要がさらに高まり、価格の上昇につながることも考えられるため、見通しは明るいと言えるでしょう。

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