バンガード・トータル・ワールド・ストックとは
世界47カ国の企業で構成され、世界各国の企業へ分散投資ができるETFです。FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(FTSE社の全世界株式指数)と連動を目指すETFで、このETF一本で世界の多くの銘柄へ投資が可能です。
構成銘柄は毎年4回に渡り調整されますので、業績が良好でない場合はリバランスにより外されることがあります。
各国の占める割合は最新の2022年1月31日発表のもので
北米 62%
欧州 16.4%
新興国 10.4%
太平洋諸国 10.7%
中東 0.2%
その他 0.1%
常に約半分は米国が占めていて、ほぼ米国市場と連動します。新興国を含めた世界中の投資可能な市場時価総額90%以上をカバーしており、全9324銘柄で構成されています。
コスト・維持費
バンガードはコストが低く、米国籍投資信託の平均が1.46%と比較して、その5分の1の0.25%と非常に低コストとなっています。
トップ10銘柄(2022年1月31日地点)
1.アップル
2. マイクロソフト
3.アルファベット
4.アマゾン
5.テスラ
6. メタプラットフォームズ
7.NVIDIA
8.バークシャーハサウエイ
9.台湾セミコンダクターマニュファクチャリング
10. ジョンソン&ジョンソン
1社を除き全て米国のトップクラス銘柄、GAFAMが組み込まれています。そして全体でこの10社が占める割合が15.40%になっています。
セクター別割合(占める割合が大きい順)
テクノロジー 19.48%
金融 15.49%
資本財 12.25%
ヘルスケア 11.44%
一般消費財 10.65%
電気通信 9.31%
生活必需品 6.69%
素材 5.01%
不動産 3.49%
エネルギー 3.42%
公益 2.67%
平均年間リターン&成長率
(引用;vanguard)
リターン率(税引前)
1年間18.24%
3年間20.25%
5年間14.48%
10年間12.08%
(引用;Vanguard)
上記の表は5年間のパフォーマンスをグラフにしたものです.黄色線はバンガード・トータルストックマーケットETF<VTI>を比較で並べています。
VTIは米国の銘柄で構成されていますが、ほぼ連動した動きをします。コロナショック後の経済回復と共に一気に成長しており、また長期に渡り右肩上がりで成長しています。
今後期待
半分を占める米国銘柄は全てグローバルに活躍しているグロース株が大きな割合を占めます。他国にも分散投資ができること、そしてコストが非常に低いことから長期投資で利益を狙う投資家に向いています。2022年は米国の金融利上げが行われ、米国市場に大きく影響を与えています。全世界に分散投資ができる<VT>は世界でトップクラスの銘柄を一気に保有することができるのですから、長期的に見ると、米国経済、世界の経済は発展していくと同時に、<VT>の成長も期待できるのではないでしょうか。
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まとめ:VTはリスクを抑えた長期投資に最適

全世界の銘柄に投資しているため、リスクを極限まで抑えて利益を最大化できる投資といえます。
だから損をできるだけせずに、堅実に資産を増やしたい人に最適です。
しかもアメリカ企業は世界で活躍しているものが多く、今後も成長を続けることが予測できます。したがって米国銘柄が多く組み込まれている<VT>も同じように成長していくでしょう。
しかし、資産運用をご自身で行う自信がない人もいるでしょう。そういう人はプロに任せるのがおすすめです。
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さらには安定して運用で年利15%以上のパフォーマンスを目指しているため、資産を増やせる可能性も高いです。



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