石油価格高騰で注目のバンガードエネルギーセクターETF <VDE>を徹底分析

目次

VDEとは

コロナ後、エネルギーセクターが注目されていますが、その中でもバンガードが運営するエナジーETF<VDE>について、今回はその特徴と株価の動向について解説していきます。

VDEはエネルギーセクターの石油や天然ガスなどの資源に関連する銘柄103銘柄で構成されたETFです。

運用会社はバンガード

資産;67.3億ドル

配当率;3.37%

経費率;0.1%

配当率が良く、S&P500の現在配当率1.38%と比較してもとても高いことがわかります。

経費率0.1%は同じバンガード運営のVYM(バンガード高配当ETF)の経費率が0.06%ですので、比較すると少し割高のように感じます。

エネルギーセクターといえば、世界中がクリーンエナジーへとシフトする中、石油や天然ガスはそれに反して二酸化炭素や、温室効果ガスを排出しますので投資家から遠ざけられている傾向があります。長期にわたり将来性があるのかというと、なかなか厳しいのではないでしょうか。

では、なぜ今エネルギーETFが注目されているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

構成銘柄103銘柄中のトップ10

(占める割合が大きい順)

1.エクソン・モービル<XOM>

2. シェブロン<CVX>

3.コノコフィリップス<COP>

4.EOGリソーシズ<EOG>

5 .パイオニア・ナチュラル<PXD>

6. シュルンベルジェ<SLB>

7. マラソン・ペトロリアム<MPC>

8.キンダー・モルガン<KMI>

9.フィリップス66<PSX>

10.ウィリアムズ<WMB>

1位のエクソン・モービルと2位のシェブロンで全体の37.9%を占めています。この2社が大きくこのETFへ影響を与えています。

ーセクター別ー

総合石油・ガス 40.7%

石油・ガス探査・開発 30.2%

石油・ガス貯蔵・輸送 10.3%

石油・ガス精製・販売 8.9%

石油・ガス装置・サービス 9.0%

大きい割合で石油・ガス関連が占められています。

過去10年のパフォーマンス

(引用;Vangiard

コロナショック後から現在にかけて上昇しています。コロナ禍であった2年ほど前は外出制限や海外への渡航制限から人々の移動が激減し、エネルギーの需要が減少しました。2021年には資源価格が高騰し、エネルギーセクター全体が好成績を見せています。

株価動向と分配利回り

(引用;Yahoo!finance)

株価94.50ドル(2月18日地点)

(引用;Yahoo!Finance)

上記はS&P500との株価上昇率の比較を表しています。水色がS&P500、青色がVDEを示しています。大きくS&P500をアンダーパフォームしています。

(引用;かしわみち

配当金は2020年からは下がりますが、割と配当が高く利益が期待できます。

インフレ対策として投資

現在インフレ率が急騰し、米国政府の金融政策の利上げが急ピッチで進んでいます。今後は金利があがることから、エネルギーセクターが注目されています。コロナショック後、経済が回復し原油価格が上昇しています。

この原油価格とエネルギーセクターであるVDEは密接に連動していますので、VDEは上昇傾向となっています。

そして世界各国で将来的にクリーンエネルギーへと移行する動きもあり、原油・エネルギーの供給が減ってしまっているため、しばらくは価格が高騰することも考えられます。

VDEは株価の長期で大幅上昇は厳しいですが、高分配金狙いの投資対象となります。リスク管理として、あるいはコア投資ではなくサブとしての投資は良いですが、上記に述べたポイントをしっかり押さえて注視しながら投資をするようにしましょう。

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