コモディティとは
石油・エネルギー・貴金属・農産物等のことを指します。そしてこれらを対象に投資することをコモデティ投資と呼びます。一般的にコモディティ投資はインフレに強く、物価が上昇すると、それに連動しコモディティ価格も上昇傾向にあります。これは株投資や債券投資、不動産投資とは違った値動きをし、分散投資の効果がより期待できます。
ただし、コモディティ投資のデメリットのポイントがあり、配当金を出しておらず、インカムゲインなどの期待はできません。
投資家上級者等はコモディティの動きをもとにして投資判断をします。これは商品原材料や元の値段が上昇すると商品価格も自然に上昇していくことが予想でき、コモデティーは大変重要なバロメーターとなっているからです。
このようにコモデティ投資はインフレに負けない資産形成となるだけではなく、コモディティの中でも特に<金>は安全資産、有事の金、無国籍通貨などと言われていますので、金をとり入れたETFに投資することで、よりリスク管理ができるでしょう。今回はインフレ時代に打ち勝つコモディティETFを紹介します。
GSG:IシェアーズS&P GSCIコモディティインデックストラスト
運用会社はブラックロック社
純資産額;$1.34B
経費率;0.75%
1年リターン;78.07%
セクター割合;エネルギー55.47%・農業19.22%・工業用金属10.47%・家畜9.67%・貴金属5.16%
DBC:インベスコDBコモディティ・インデックス・トラッキング・ファンド)
運用会社はインベスコ
純資産額;$2.508B
経費率;0.88%
1年リターン;64.31%
セクター割合;エネルギー47.53%・農業25.28%・工業用金属・15.17%・貴金属12.02%
DBA:インベスコDBアグリカルチャーファンド
運用会社はインベスコ
純資産額;$0.98B
経費率;0.94%
1年リターン;34.40%
セクター割合;農業75.15%・家畜24.85%
こちらのETFは農業と家畜で構成されています。
GLDM:SPDR Gold minishares Trust
運用会社はステートストリート
資産総額;42.1億ドル
経費率;0.18%
1年リターン;2.37%
こちらは金への投資ETFです。金価格と連動しますので、経費率が一番低いこちらのETFがおすすめです。ちなみにあGLD(SPDRゴールドシェア)ETFは経費率が0.4%となっています。金への投資は全体の5〜10%が一般的と言われています。
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