アメリカ現地時間の2022年1月27日、Appleが2022年度第一四半期決算を発表しました。新型コロナウィルスの世界的な感染拡大の収束の兆しが見えず、グローバルサプライチェーンの停滞も続く中、アメリカを代表するメガテック企業の直近の業績はどうだったのでしょうか。
売上高・利益ともに過去最高を記録
Appleの発表によると、同社の2022年度第一四半期(2021年9月26日~12月25日)の売上高は1239億ドル(約14兆2485億円)で、前年同期比で11%増加して過去最高を記録しました。また、経常利益は346億3000万ドル(約3兆9825億円)で、こちらも過去最高を記録しました。一株当たり利益は2ドル11セントで、前年同期比で24.1%増加しました。好調な決算発表の翌日、Appleの株価は7%上場、S&P500を2.4%、NASDAQ100を3.2%、それぞれ押し上げる結果になりました。
iPhoneの売上高が全体の57.8%
売上高の内訳では、iPhoneの売上高が716億2800万ドル(約8兆2372億円)と、全体の57.8%を占めました。iPhone以外ではサービス関連195億1600万ドル(約2兆2443億円)、ウェアラブル・ホームアンドアクセサリー147億100万ドル(約1兆6906億円)、Mac108億5200万ドル(約1兆2749億円)、iPad72億4800万ドル(約8335億円)と続きました。ほとんどすべての部門で売上高が前年同期比で増加しましたが、唯一iPadの売上高が前年同期比で14.07%減少しました。
国・地域別の売上構成比は、アメリカ大陸(41.5%)、ヨーロッパ(24.0%)、中国(20.8%)、日本(5.7%)、アジア太平洋(7.9%)でした。ほぼすべての地域で売上高が前年同期比で増加しましたが、唯一日本の売上高が前年同期比で14.2%減少しました。
サプライチェーン停滞問題は徐々に解消へ
依然残っているサプライチェーン停滞問題について、ティム・クックCEOは次のようにコメントし、徐々に解消するとしています。
「次の四半期(2021年12月26日~2022年3月25日)は、年間を通じて堅実な成長を実感できる四半期になるでしょう。そして、サプライチェーン停滞問題も、全四半期よりも解消されていると思います。しかし、我々が抱える最大の課題は半導体のサプライチェーン問題です。特にレガシーノードの半導体が不足していますが、それでも我々はよくやっていると思います」
Appleにとっての2021年度は、iPhone13が販売開始されて丸一年が過ぎた初めての年になりました。iPhone13の売上高がApple全体の売上高に大きく貢献し、全体を押し上げる形になっています。現時点では、iPhone14の販売時期については明らかにされていませんが、iPhoneの売上高に依存するAppleのビジネス構造を鑑みるに、そろそろiPhone14についての情報がリークされてきてもおかしくないしょう。一部の噂では、iPhone14は、今年2022年9月頃にリリースされるようです。
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(参照サイト)
https://www.cnbc.com/2022/01/27/apple-aapl-earnings-q1-2022.html
https://www.apple.com/newsroom/pdfs/FY22_Q1_Consolidated_Financial_Statements.pdf
まとめ:アップルの逆襲に期待!
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