アメリカの株式市場でメタバースがバズワードになっています。多くの企業がメタバース関連ビジネスを立ち上げ、あらたにメタバース市場に参入しています。まるで雨後の筍のような状況ですが、そんな中から現在アメリカで注目のメタバース関連銘柄3選をご紹介します。いずれも半導体関連銘柄です。
エヌビディア(NVidia, NASDAQ: NVDA)
まずはGPU(Graphics Processing Unit)製造大手のエヌビディアです。エヌビディアはメタバース的3Dレファレンス開発プラットフォーム「オムニバース(Omniverse)」をリリース、世界中のユーザーに公開しています。オムニバースでは、3Dモデリングや3Dシミュレーションなどを参加者同士でコラボレートしたり、3Dモデルを実際の製品として出力したりすることができます。オムニバースでは、Autodesk Maya、Adobe Photoshop、Epic Games Unreal Engineなどの開発ツールを使ったコラボレーションが可能です。
オムニバースは、メタ・プラットフォーム(旧Facebook)が開発中のメタバースと比較されますが、メタバースがユーザーのコミュニティといった色合いが濃い一方、オムニバースはデジタルクリエーターのコラボレーションプラットフォームといった色合いが濃いです。エヌビディアによると、2020年12月のオープンベータ版公開以来、これまでに7万人以上のクリエーターがオムニバースをダウンロードし、700社以上が利用しています。
スカイワークス・ソリューションズ(Skyworks Solutions, NASDAQ: SWKS)
スカイワークス・ソリューションズは、カリフォルニア州アーバインに拠点を置く半導体メカーです。主にモバイルコミュニケーション用半導体とRF(無線通信)用半導体を製造しています。同社の半導体はスマートフォンなどの携帯デバイスや、ブロードバンドネットワークデバイス、ワイヤレス通信機器などで使われています。また、最近は半導体製造事業に加え、モバイル決済、スマートホーム、ウェアラブルデバイス、IoT関連ビジネスも展開しています。
スカイワークス・ソリューションズは、メタバース関連銘柄としても注目されています。メタバースは、ウェアラブルデバイス、5G通信、RF通信などをベースに構築され、そうしたデバイスやプラットフォームにおいては、膨大な数の通信用半導体が使われるからです。
なお、スカイワークス・ソリューションズは、S&P500およびNASDAQ-100の指定銘柄です。
ユナイテッド・マイクロエレクトロニクス(United Microelectronics Corp., NYSE: UMC)
ユナイテッド・マイクロエレクトロニクスは、台湾・新竹市に拠点を置く、世界三位の半導体ファウンドリーです。世界中のエレクトロニクス企業を顧客に、各種の高品質半導体製品を製造しています。具体的には、CMOSロジックウエハー、RF用半導体、ディスプレイドライバーIC、内蔵フラッシュメモリー、8インチ・12インチウエハーなどを製造しています。
メタバース関連銘柄としてスカイワークス・ソリューションズが注目されているのと同様に、メタバースの構築に大量の半導体が使われるという理由からユナイテッド・マイクロエレクトロニクスも注目されています。実際に、ユナイテッド・マイクロエレクトロニクスの株価は順調に値上がりし、直近の年間値上り率は99.81%に達しています。
まとめ:メタバース市場の広がりで今後も関連銘柄に期待
メタバースは新しいコミュニケーションの場として注目を浴びています。続々とメタバースを活用したサービスが展開されているほか、企業でもメタバースを利用したコミュニケーションが広がっています。
今後メタバース市場はさらに広がる可能性が高いことから、関連銘柄にも注目しておきたいところです。
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(参照サイト)
https://developer.nvidia.com/nvidia-omniverse-platform
https://www.skyworksinc.com/
https://www.umc.com/ja-JP/StaticPage/about_overview



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