ロブロックスとナイキが提携を発表

アメリカ現地時間の2021年11月18日、オンラインゲーム運営のロブロックス【RBLX】と、スポーツ用品大手のナイキが、ロブロックスが開発・運営しているバーチャルワールド内にナイキランドを共同で設立するというニュースが報道されました。オンラインゲームのバーチャルワールドがメタバース化する機運が世界的に高まっていますが、両者が開発するナイキランドとは、一体どのようなものなのでしょうか。

ナイキランドとは?

ナイキの発表によると、ナイキランドはナイキビルディング、競技場、ゲーム用アリーナ、ゲームセンターなどで構成され、ナイキの本物の本社ビルを真似てデザインされた建物なども登場するそうです。利用料金は「当面の間」無料ですが、将来的にはサッカーワールドカップやスーパーボウルなどの世界的なスポーツイベントと連動したバーチャルイベントなどの開催も予定されています。また、専用のデバイスを提供し、現実の自分がジャンプするとバーチャルな自分もジャンプするようなエミュレーション機能も提供されるそうです。

バーチャルショールームも開設

また、ナイキランド内にはナイキのバーチャルショールームも開設されます。バーチャルショールームではナイキの最新シリーズがバーチャルで展示され、各プレーヤーのアバターは試着をすることもできます。ナイキのウェアを着たアバターにはパワーがアップする仕組なども用意されているそうです。

メタバースを舞台にデジタルの売上を拡大

ナイキランド開設の背景には、メタバースを舞台にデジタルの売上を拡大するナイキの戦略がありそうです。サプライチェーンの世界的な混乱は小売りやメーカーなどのビジネスモデルに大きな影響を与えていますが、世界的なスポーツブランドであるナイキも例外ではないようです。実際に、直近開催されたナイキの投資家向け説明会で、ナイキのマット・フレンドCFOは、ナイキの今後の戦略について次のように説明しています。

「デジタル技術は、すべての消費者の消費パターンにおいて急激にその重要性を増しています。我々のビジネスも、2025年会計年度までには売上高の40%をデジタルビジネスからあげることを目標にしています。直近の売上高も、ナイキブランドのデジタル売上が対前年比で29%増加しています。(新型コロナの影響による)健康問題の世界的な悪化により自宅でオンラインショッピングをする人が増え、アプリなどを購入する人が増えているためです」

ナイキランドでナイキがどのようなビジネスを行ってゆくのか、どのようにリアルワールドとシナジーさせてゆくのか、さらにはメタバースの世界でどのようなポジションを獲得してゆくのか、世界中の多くの人が関心を寄せています。

(参照サイト)
https://www.cnbc.com/2021/11/18/nike-teams-up-with-roblox-to-create-a-virtual-world-called-nikeland-.html
https://www.cnbc.com/2021/09/23/nike-nke-q1-2022-earnings.html

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