ルミナー・テクノロジーズがエヌビディアと提携

ルミナー・テクノロジーズがエヌビディアと提携

アメリカ現地時間の2021年11月9日、フロリダで開催されていたエヌビディアのカンファレンスで、ルミナー・テクノロジーズ【LAZR】のLiDAR(ライダー)が、エヌビディアが開発中の自動運転用AIコンピューティングプラットフォームに採用され、同社と事実上の提携関係に入ったと発表されました。その発表を受け、ルミナー・テクノロジーズの株価は一時70%も値上がりしましたが、そもそもLiDARとは何なのでしょうか。

LiDARとは?

LiDARとは、Light Detection and Ranging(光による検知と測距)の略語で、レーザー光を対象に照射して距離や形状などを計測するデバイスのことです。LiDARは、特に自動運転車の「眼」として使われるため、自動運転車が普及することが予想される今後、急激に需要が増加すると見込まれています。

エヌビディア(Nvidia, NASDAQ: NVDA)は、自動運転車の「視覚」をつかさどるプラットフォーム「エヌビディア・ドライブ・ハイペリオン」を製造していますが、そのプラットフォームに搭載されるLiDARにルミナー・テクノロジーズ(Luminar Technologies, NASDAQ: LAZR)の製品が採用されたのです。

SPAC上場による不信を一掃?

ルミナー・テクノロジーズは、昨年2020年12月4日にSPAC(特別買収目的会社)のゴアーズ・メトロポウロス社と合併し、NASDAQへの上場を果たしています。しかし、SPACとの合併による上場が相次ぐアメリカでは、SPAC上場企業がIPO後に値を下げるケースが続出しています。ルミナー・テクノロジーズもその例から漏れず、上場以降現在までに60%程度も値を下げています。ちなみに、2021年の現時点までに、アメリカではすでに559社がSPACとの合併により上場しています(2020年度は248件)。

ラッセルCEOは前向きなコメント

エヌビディアとの事実上の提携開始について、ルミナー・テクノロジーズの創業者でCEOのオースティン・ラッセル氏は、「エヌビディアは近代におけるコンピューター革命のリーダーであり、自動運転の世界でも同じことをすると業界全体が確信しています。エヌビディアとルミナー・テクノロジーズの共通認識は、両者が持つテクノロジーがメジャーな自動車メーカーが開発する次世代の自動運転技術の中核になるということです。それぞれの強みを活かし、世界最先端の自動運転プラットフォームを提供してまいります」と非常に前向きなコメントを発しています。

提携発表後、一時21.99ドルまで値を上げたルミナー・テクノロジーズの株ですが、その後やや値を下げ、本記事執筆時点(アメリカ現地時間2021年11月28日)では17.63ドルで取引されています。

(参照サイト)
https://www.businesswire.com/news/home/20211109005556/en/Luminar-Lidar-Selected-for-NVIDIA-DRIVE-Hyperion-Autonomous-Vehicle-Reference-Platform
https://www.nvidia.com/en-us/self-driving-cars/drive-platform/hardware/

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