イーロンマスク世界1位の富豪となる。課税義務のため50億ドル相当自社株売却

富豪世界ランク1位

イーロンマスクの純資産額が世界1位2990億ドルで世界最高ランキングとなりました。世界2位であるAmazonの会長ジェフ・ベゾス氏の純資産額2010億から980億ドルと大きく差をつけました。3位がルイビトン会長兼CEOのベルナール・アルノー。4位がビルゲイツとなっています。(11月12日現在)

個人資産が約3000億ドルとなるマスク氏ですが、アラブ首長連邦やシンガポール、フィンランドの国家予算と同じ規模の金額になります。そして企業時価総額と比較するとエクソンモービル2700億ドル、トヨタ2893億ドルとなっており、企業の時価総額以上の資産を個人で築き上げています。

(引用;Bloomberg Billionaires  Index

テスラ株売却

マスク氏はTwitterで次のように述べています。 

“I do not take a cash salary or bonus from anywhere. I only have stock,thus the only way for me to pay taxes personally is to sell stock.”(私はお給料やボーナスをどこからも受け取っていません。たた株として資産を保有している。だから税金を払うには持っている株を売るしかない。)

マスク氏は課税義務を果たすために、株を売って所得税を支払う意思を示し、11月6日にTwitterで自信の持株の10%を売却すべきかどうか問いかけ投票を行いました。

投票に参加したのは約350万人、そのうちの58%が株を売ることへ賛成と回答しています。投票結果を受けて8日から10日の3日間でトータル450万株を売却しました。金額にしておよそ50億ドルとなります。

しかし今回売却した株は全体の3%にしかなりません。株の10%を売るには1700万株の売却が必要になります。

もし10%の売却となれば1700万株はおよそ201億ドル相当になり、その税金は47億ドルほどに及びます。

今回の株の売却は5年ぶりとなります。前回2016年に同理由で株を売却し、5億9000万ドルの税金を納めました。今回の株売却も9月から計画されていたもので、インサイダー取引が疑われないためしっかりと計画されたものだったのでしょう。

(引用;CNN.co.jp)

株価への影響

マスク氏が株売却の投票をTwitterで開始以来、株価が急落しました。今週最低価格が9日の1023.5ドルとなりそこから11日に向けて回復し、1063.51ドルで終了しています。今週の下落率は13%におさまりました。

(参考;Bloomberg Wealth

(参考;Bloomberg Billioneaires Index

テスラ社の時価総額

ではマスク氏CEOであるテスラ社の時価総額はどうでしょうか?

1位マイクロソフト2.51兆ドル

2位アップル2.49兆ドル

3位サウジアラムコ2兆ドル

4位グーグル「アルファベット」1.95兆ドル

5位Amazon 1.72兆ドル

6位テスラ1.2兆ドル

1位のマイクロソフト社はテスラ社の倍の時価総額になっています。

マスク氏の個人資産がマイクロソフトのビルゲイツを超えている理由はマスク氏は自社株を23%保有しビルゲイツは1%ほどとなり保有株比率によるものです。

(参考;Yahoo JAPANニュース

資産家に対するキャピタルゲイン課税の見直し

マスク氏のように10億ドル以上の資産家に対して、資産相当の税金を支払っていないことで批判が出ています。一般労働者は働いた分だけ税金が課せられますが、マスク氏のような大富豪は資産を所得に区分されないよう、例えば株保有として資産構成することで課税が最小限に抑えられるよう対策していることが多いようです。

これに対して米国歳入庁は今後キャピタルゲインを課税対象とするなど対策するとしています。

マスク氏はこれに対して支払うべき税金は支払っている、WFP(国連世界食糧計画)などへ具体的な対策があるのであれば、持株の2%を売却し約60億ドルを飢餓問題へ寄付すると社会慈善活動へ積極的であることを示しています。

テスラ社は広告費用は一切欠けておらず、マスク氏のパフォーマンスによる評価が大きく株価へ影響を与えます。今後の彼のパフォーマンスに注目していきましょう。

(参考;日経経済新聞

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

【DMM 株】口座開設
LINE証券

最近のコメント

    【DMM 株】口座開設
    LINE証券
    ページ上部へ戻る