コロナ禍でのZebra Technologiesの業績 プラス要素とマイナス要素

産業用モバイルコンピューター、バーコードスキャナー、RFIDリーダーなどの産業用デバイスメーカーでデータキャプチャーソルーション企業のZebra Technologiesの株価が値上がりしています。今年3月12日に161.51ドルまで値を下げた同社株価はその後上昇に転じ、本記事執筆時点の12月3日現在で372.37ドルまで値上がりしています。11月だけで33%も値上がりしています。コロナ禍でのZebra Technologiesの業績はどうなのか、プラスとマイナスの両面から検証します。

エンタープライズ・ヴィジビリティ・アンド・モバイル部門が好調

Zebra Technologiesの2020年度第三四半期決算によると、同期間中の売上高は11億3千万ドル(約1186億円)で、対前年比で0.2%のプラス、当初予想の3%から7%のマイナスを上回りました。調整後EBITDAも2億3千万ドル(約241億5千万円)と好調で、株価を押し上げる結果になりました。

部門別売上では、特にエンタープライズ・ヴィジビリティ・アンド・モバイル(EVM)部門の売上が好調で、全体の売上を牽引する結果になりました。新型コロナウィルスの影響により、特にリテールと製造業においてEVM製品へのニーズが増加しており、今後同部門のさらなる売上増加が見込まれます。

新型コロナウィルスのワクチン開発のニュースも追い風に

また、新型コロナウィルスのワクチン開発のニュースも追い風になっています。Zebra Technologiesのユーザーは、新型コロナウィルスのパンデミックにより業績が悪化したリテールのセクターに多く存在していますが、新型コロナウィルスのワクチン開発により、業績が持ち直すと期待されているからです。特にワクチンの世界的な普及が進むと見込まれる来年以降、全世界のリテールのユーザーの業績回復が期待されています。

アジアとラテンアメリカでの売上はマイナス 

一方、地域別の売上では、アジアとラテンアメリカでの売上が対前年比でマイナスになっています。特にアジアでの売上は2019年から二年連続の赤字となっています。新型コロナウィルスのパンデミックの影響もあり、同地域での業績回復には相応の時間が必要になると懸念されています。

2020年第四四半期決算もプラスに 

また、Zebra Technologiesの2020年第四四半期決算も、売上高が対前年比で3%から7%程度のプラスになる見通しです。同社関係者によると、同社のユーザーの多くが「厳しいマクロ環境を巧みに切り抜けて」いて、業績も回復基調にあるそうです。ユーザーの業績回復は、そのまま同社の業績向上に直結します。来年にかけてZebra Technologiesの株は「買い」で間違いないでしょう。

(参照サイト)

https://www.zebra.com/jp/ja/products/printers.html

https://finance.yahoo.com/m/ce6b2ac7-f001-3675-8088-c28e50cce46c/why-shares-of-zebra.html

https://www.fool.com/investing/2020/11/05/why-zebra-technologies-stock-soared-in-october/

https://www.fool.com/investing/2020/11/03/why-zebra-technologies-stock-galloped-higher-today/

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

【DMM 株】口座開設
LINE証券

最近のコメント

    【DMM 株】口座開設
    LINE証券
    ページ上部へ戻る