テスラ第3四半期出荷台数増:半導体影響弱。「車メーカー」+「AIテクノロジー企業」となるテスラに期待

テスラ

電気自動車(EV)メーカーのテスラが7月〜9月(第3四半期)で過去最高の出荷台数24万1,300台を記録しました。世界では半導体不足が原因となり車産業界での落ち込みが激しい中、同社は記録を前期と今期続けて出荷台数、売上げがともに予想を上回り株価上昇となりました。

テスラ出荷台数増

10月2日に発表した第3四半期での出荷台数は予想が23万台弱に対して24万1,300台と大きく予想を上回りました。前期4月〜6月期比較で20%増、そして前年同期比較で73%アップと好成績が続いていますロイター通信は同社の主力車種である「モデル3」や「モデルY」を中国で価格を下げて欧州輸出を行なったことが生産量増加に繋がったと報じています。

また世界最大規模の証券会社クレディ・スイスのダンレビー氏は半導体不足で車産業界が悪影響を受けうる中、テスラは即時にマイクロコントローラーに切り替えたことや独自のソフトウエアを作成していることで他社と比べて影響が少ないと指摘しています。

(参考:REUTERS)(参考:REUTERS)(参照:gm corporate news room)

落ち込む同業他社

GM(ゼネラルモーターズ)第3四半期の販売数が44万6,997台と前年同期比で33%の落ち込みをみせました。半導体チップとバッテリー不足による影響を受け工場を一時的閉鎖しているところもあります。調整後の年間売上高予想の115億〜135億は維持しているものの、販売不振を強いたげられました。

新半導体生産工場建設

半導体不足はコロナ禍の影響から2020年初期あたりから不足が始まりました。特に車産業に大きな打撃を与えています。そして多くの工場や企業が作業停止や破綻を余儀なくされたことで、今後供給不足問題は長期化すると予想されています。

テスラCEOイーロン・マスク氏はこれに対して、世界的な半導体不足の状況は依然と深刻だと述べ、しかしこの状況は短期的なもので終わると予想しています。現在すでに新しい半導体生産工場が建設されており、2022年には十分な半導体が車産業を初めいろんな分野への供給が可能になると予想しています。

(参照:GLOBAL X)(参考:Gadgets360)

株価の動きと今後見通し

現在10月11日地点での株価が785.49ドルです。EPS(1株利益)が1.97ドル、PER(株価収益率)が398.76倍となっています。年間成長率が71%と好成績となっています。

今後は新工場開始時期により、次世代バッテリー「4680」の量産開始により競争力がさらに増加していきます。またテスラAIチームは世界中の優秀なエンジニアを採用することで最強のチーム結成をしました。将来的に車産業メーカーに加えて総合テクノロジー企業として産業の中核となっていくことでしょう。そして先送りにしていたピックアップトラック型EVサイバートラックの再開など注力可能になることで、さらなる成長が期待できます。

自動運転技術のライセンスは同社にしかない高いテクノロジー技術です。自動運転開発が車産業で拡大していく中、技術的には真似することが不可能に近く、現在のところは同社に続く企業は他には存在していません。今後車産業に普及して行くなら同社の自動運転ソフトウエアのライセンス販売による収益は大きな収入源となっていくでしょう。(参考:Tesla invester relations)

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