リベンジトラベルの予兆?ウィズゴロナ時代のアメリカの航空会社の業績

航空

長く続いた新型コロナウィルスのパンデミックの日々から、アメリカがようやく日常を取り戻し始めています。今日現在のアメリカのワクチン完全接種率は56.6%ですが、ニューヨーク州などの人口の多い州でワクチン接種が進み、人々が州をまたいだ移動を再開しています。リベンジトラベルがバズワードになりつつある中、アメリカの航空会社の現状はどうなっているのでしょうか。主要航空会社の直近の業績をアップデートします。

デルタ航空

デルタ航空【DAL】の2021年度第二四半期(4月~6月)の売上高は71億3000万ドル(約7843億円)で、プレパンデミックシーズンの2019年の同期間中の43%マイナスでした。また、経常収支は6億5200万ドル(約717億2000万円)の黒字で、5四半期ぶりの黒字となりました。デルタ航空は2021年度第三四半期の売上高について、2019年の同期間中の30%から35%のマイナス程度になると見込んでいます。

サウスウエスト航空

サウスウエスト航空【LUV】の2021年度第二四半期(4月~6月)の売上高は40億ドル(約4400億円)で、プレパンデミックシーズンの2019年の同期間中の32.2%マイナスでした。経常収支は3億4800万ドル(約382億8000万円)の黒字で、アメリカ政府による支払支援補助金が功を奏する形になりました。サウスウエスト航空のギャリー・ケリーCEOは、2021年第二四半期は、パンデミックから回復して旅行需要が増加した重要なマイルストーンになったとコメントしています。

ユナイテッド航空

ユナイテッド航空【UAL】の2021年度第二四半期(4月~6月)の売上高は54億7000万ドル(約6017億円)で、プレパンデミックシーズンの2019年の同期間中の50%マイナスでした。経常収支は4億3400万ドル(約477億4000万円)の赤字で、6四半期連続の赤字となりました。アメリカ政府による支払支援補助金を受けたものの、ユナイテッド航空の経営は赤字が続き、負債総額は282億9000万ドル(約3兆1119億円)となっています。

アメリカン航空

アメリカン航空【AAL】の2021年度第二四半期(4月~6月)の売上高は75億ドル(約8250億円)で、プレパンデミックシーズンの2019年の同期間中の37.5%マイナスでした。また、2021年度第一四半期(1月~3月)から87%の大幅な増加となりました。経常収支は1900万ドル(約20億9000万円)の黒字で、キャッシュフローもプラスを確保しました。アメリカン航空は、総額150億ドル(約1兆6500万円)の債務を抱えていますが、2025年末までに全額を返済するとしています。

 2021年Q2売上高対2019年Q2増減2021年Q2経常利益
デルタ航空71億3000万ドルマイナス43%6億5200万ドル
サウスウエスト航空40億ドルマイナス32.2%3億4800万ドル
ユナイテッド航空54億7000万ドルマイナス50%マイナス4億3400万ドル
アメリカン航空75億ドルマイナス37.5%1900万ドル

(参照サイト)

https://www.cnbc.com/2021/07/14/delta-air-lines-dal-results-q2-2021.html

https://www.prnewswire.com/news-releases/southwest-reports-second-quarter-2021-results-301339200.html

https://www.cnbc.com/2021/07/20/united-airlines-ual-2q-21-results-narrows-losses.html

https://www.globenewswire.com/en/news-release/2021/07/22/2267151/0/en/American-Airlines-Reports-Second-Quarter-2021-Financial-Results.html

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