NVIDIAの業績が好調・今後の見通しは?

NVIDIA(エヌビディア)は1993年にアメリカの半導体メーカーLSIロジック出身のエンジニア、ジェンセン・フアン氏が立ち上げたGPUメーカーです。GPUとはグラフィクス・プロセッシング・ユニットの略で、ゲームなどのグラフィックを管理するためのプロセッサーです。GPUは、主にパソコンやゲーム機に搭載されています。同社のパソコン用GPUのGeForceは、これまでに累計で全世界の2億人以上のユーザーに利用されています。また、同社のGPUは任天堂やSONYのゲーム機にも搭載されています。なお、NVIDIAは自社工場を持たないファブレス企業で、製造は台湾のTSMCに委託しています。

好調だった2021年度NVIDIAの第三四半期決算

そのNVIDIAの業績が好調です。先月発表された同社の2021年度第三四半期(2020年8月-10月)決算によると、同期間中の売上高は47億2600万ドル(約4962億3千万円)で、前年同期比で56.8%の大幅な増収となりました。営業利益は13億9800万ドル(約1467億9千万円)で、対前年同期比で50.8%の増益となりました。2021年度通年での売上高は165億ドル(約1兆7325億円)、営業利益44億(約4620億円)と見込まれています。

NVIDIAの売上は、主にゲーム用GPUとデータセンター用GPUの二部門が牽引しています。2021年度第三四半期決算では、ゲーム用GPUの売上高は22億7千万ドル(約2383億5千万円)で、対前年比で37%の増収となりました。一方、データセンター用GPUの売上高は19億ドル(約1995億円)で、対前年比で162%と大幅な増収となりました。

RTX30シリーズの売上が好調なNVIDIA

多くのアナリストが、NVIDIAの新型GPU RTX30シリーズの売上が好調で、第四四半期のゲーム用GPU部門の売上を牽引すると予想しています。RTX30シリーズは、NVIDIAが開発した次世代GPUで、多くの既存GeForceユーザーがアップグレードすると期待されています。

RTX30シリーズの今後の売上について、フアンCEOは「非常に好調」とした上で、「RTX30シリーズは、我々が販売してきたどの製品よりも成功するシリーズとなるでしょう。全世界の2億人以上のGeForceゲーマーが、今後10年の間にRTX30にアップグレードする可能性があるからです」との前向きなコメントを出しています。

NVIDIAはCPU製造にも進出

なお、NVIDIAは今年9月にソフトバンク傘下のCPUメーカーのARMを400億ドル(約4兆2千億円)で買収すると発表しています。ARMはAppleのiPhone用CPUなどを製造しているイギリスのメーカーで、ARMの買収が予定通り進めば、NVIDIAはGPUに加えてCPU製造にも進出することになります。ARMの買収により、NVIDIAの業績は今後さらに拡大する可能性があります。株価も順調に上昇しており、同社の株価も今後さらに注目すべきでしょう。

(参照サイト)

https://www.marketwatch.com/story/nvidia-stock-slips-as-investors-digest-short-term-challenges-amid-year-long-run-up-11605804998

https://capital.com/nvidia-stock-forecast-2021-buy-or-sell

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