ニュージーランド生まれでカリフォルニア育ちのロケットメーカー「ロケットラボ」

ロケットラボ

ロケットラボをご存知ですか?ロケットラボは2006年にニュージーランドの起業家でエンジニアのピーター・ベック氏がニュージーランドで立ち上げたロケットメーカーです。2013年に本社をカリフォルニア州ハンティングビーチへ移し、以後主にカリフォルニア州とニュージーランドでロケット製造・打ち上げビジネスを展開しています。そんなロケットラボをご紹介します。

ロケットラボについて

ロケットラボ(RKLB:Rocket Lab)は2006年にピーター・ベック氏が立ち上げた「南半球で世界初の民間ロケットメーカー」です。2009年に初のロケット「アテア」の打ち上げに成功して以来、2018年から主力ロケット「エレクトロン」の商用打ち上げを開始し、ロケット打ち上げビジネスを本格化させています。

ロケットラボのロケットの最大の特徴は、その打ち上げコストの安さです。ロケットラボは3Dプリンターなどを使って製造コストを削減、さらに第一段ロケットを再利用化するなどして、人工衛星の低高度軌道への打ち上げコストを500万ドル(約5億5000万円)にまで下げています。なお、エレクトロンは高さ18メートル、主さ10トンの小型ロケットで、最大100キログラムの人工衛星の打ち上げが可能です。

NASAのミッションも受注

ロケットラボは、これまでにエレクトロンを21回打ち上げ、105基の人工衛星を軌道に乗せています。また、現在開発中の衛星バス「フォトン」を使い、火星探査を行うNASAのミッションも受注しています。NASAからは月の軌道に衛星CAPSTONE(キャップストーン)を展開するミッションも受注し、NASAが計画中の有人月面探査計画「アルテミス計画」の先駆け実験を行う予定です。

SPACと合併、NASDAQ上場へ

なお、ロケットラボは、今年2021年3月にSPAC(特別買収目的会社)のヴェクター・アクイジション・コーポレーションと合併し、NASDAQに事実上IPOすると発表しています。関係者の試算によると、上場後のロケットラボの時価総額は41億ドル(約4510億円)程度になる見込みで、上場によりロケットラボは7億9000万ドル(約869億円)の現金を手にすることになる見込みです。

ロケットラボは、上場で得た現金を、現在開発中の新型ロケット「ニュートロン」の開発などに投じるとしています。ニュートロンは、高さ40メートル、幅4.5メートルの中型リサイクル型ロケットで、上述したNASAの衛星CAPSTONE打ち上げプロジェクトにも使われる予定です。ロケットラボは、ニュートロンの打ち上げを2024年から開始するとしています。

ある市場調査によると、全世界の宇宙関連ビジネスは2030年までに1兆4000億ドル(約154兆円)規模に拡大するそうです。成長著しい宇宙ビジネス市場で活躍中のロケットラボの今後に注目です。

(参照サイト)
https://www.rocketlabusa.com/about-us/updates/rocket-lab-usa-poised-to-change-the-space-industry/

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