「バイ・ナウ・ペイ・レーター(BNPL)」事業を展開するアファームとは?

現地時間の2021年8月30日、「バイ・ナウ・ペイ・レーター(BNPL)」事業を展開するアファームがAmazonと提携し、同社のサービスがAmazonで利用できるようになったというニュースが報じられました。報道後、NASDAQで取引されているアファームの株が急上昇し、その日だけで46.67%も値上がりして取引を終えました。アファームと言う会社と、そのビジネスモデルをご紹介します。

アファームという会社

アファーム(Affirm, NASDAQ:AFRM)は、2012年にPayPal共同創業者で著名起業家のマックス・レヴチンらが立ち上げたフィンテック企業です。同社は「バイ・ナウ・ペイ・レーター(BNPL)」事業という、文字通り「今買って、後で払う」決済サービスを提供しています。

「バイ・ナウ・ペイ・レーター(BNPL)」のビジネスモデルはシンプルです。同社は大手小売りチェーンのウォルマートやShopifyなどのEC事業者と提携し、EC事業者の決済手段としてBNPLを提供しています。

例えば、お客さんがウォルマートのウェブサイトで買い物をし、決済方法にアファームのBNPLを選択すると、アファームがリアルタイムでクレジットスコアなどの与信を審査し、最低3回、最長36回の分割ローンを提供します(クレジットスコアが悪いなどの理由で審査に通らないケースもあります)。決済代金はアファームからウォルマートへ直接支払われ、アファームはBNPLを選択したお客さんから最長36回払いで資金を回収します。

アファームが提供するのはローンですので利息が発生しますが、平均18%最大30%という利息がアファームの主たる売上になります。また、EC事業者も売上に応じたコミッションをアファームに支払い、それもアファームの売上になります。

一方、EC事業者にとってはデフォルトなどのクレジットリスクがゼロで、直ちに売上が立つのでメリットが大きいのです。

BNPL導入で売上85%増のケースも

アファームは現在、世界中の3,000以上のEC事業者へBNPLを提供しています。アファームによると、アファームのBNPLを導入したことで売上が85%も増加したケースもあるそうです。今回の提携により、Amazonがアファームの最新で最大のパートナーとなったわけですが、株価を見る限りでは、市場は極めて前向きに評価しているようです。

実際にアファームの株価は報道後も値上がりしています。本記事執筆時点(アメリカ現地時間の2021年9月14日)、アファームの株は108.06ドルで取引されています。2021年8月30日からの値上り率は8.5%となっています。また、時価総額は294億4000万ドル(約3兆2384億円)で、2020年11月のIPO時点の236億ドル(約2兆5960億円)から25.16%増加しています。2億人以上のプライムメンバーを抱えるAmazonとのコラボレーションを始めたアファームの今後に注目です。

(参照サイト)
https://www.cnbc.com/2021/08/30/affirm-shares-soar-following-partnership-with-amazon-.html
https://www.fool.com/investing/2021/09/01/new-deal-with-amazon-could-make-affirm-unstoppable/

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