エヌビディアの株価が好調、三年で3.26倍に

NVIDIA

アメリカの大手GPU(画像処理プロセッサ)メーカーのエヌビディア(Nvidea Corporation, NASDAQ:NVDA)の株価が好調です。本記事執筆時点(アメリカ現地時間2021年8月25日)、エヌビディアの株は222.13ドルで取引されています。これは三年前に付けた68.06ドルの3.26倍に達する数字です。エヌビディアの株価好調の背景には、一体何があるのでしょうか。

改めてエヌビディアについて

エヌビディアは、1993年に半導体デザイナーで台湾系アメリカ人のジェンセン・ファン氏らが立ち上げたGPUメーカーです。GPUとはGraphics Processing Unitの略ですが、文字通り画像処理に特化した半導体プロセッサのことです。パソコンなどで使われる主な半導体にCPUがありますが、CPUがパソコン全体のコンピューティングのプロセッシングに使われるのに対し、GPUはゲームの動画やCG(コンピューターグラフィクス)などのプロセシングに使われます。実際のところ、エヌビディアのGPUはパソコンのほかに、各種のゲーム機器などで大量に使われています。

2021年度第二四半期決算も好調

そんなエヌビディアですが、2021年度第二四半期決算も好調です。現地時間の今月8月1日に発表された同決算によると、同期間中の売上高は65億1000万ドル(約7161億円)で、前年同期比で68%の増加となりました。

売上高の内訳では、ゲーム関連の売上高が30億600万ドル(3366億円)で、前年同期比で85%の大幅なプラスとなりました。新型コロナウィルスのパンデミックの影響で巣籠需要が世界的に増加、大きくその恩恵を受ける結果となりました。

また、データセンター関連の売上高は23億7000万ドル(2607億円)で、前年同期比で35%の増加となりました。売上高としては、両部門および総売上高で市場最高を記録しました。

今後はサイエンティフィックコンピューティングやAIにも投資

決算についてエヌビディアのファンCEOは、「エヌビディアのパイオニアとしての仕事は、今後は先端グラフィクス、サイエンティフィックコンピューティング、AI(人工知能)に及んでゆきます。特に、この四半期に開発したエヌビディア・AIエンタープライズ・ソフトウェアスイートには大変興奮しています。今後も世界中のパートナー達と協力し、AIのパワーを各領域で最大限に活かしてゆきます」とコメントし、AIのビジネスに力を入れることを表明しています。

現在、エヌビディアの売上高の半分弱をゲーム関連製品が、三分の一弱をデータセンター事業が稼いでいる計算ですが、ファンCEOは、すでに他の新しい分野への投資を開始しています。2021年度第一四半期では、売上高の20%ものお金をR&D(研究開発)に投資したエヌビディアですが、新分野への投資が今後どう花開いてゆくのか大いに注目です。

(参照サイト)
NVIDIA Announces Financial Results for Second Quarter Fiscal 2022

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